プロット編
書く時の注意事項と簡易プロット
あなたは小説を書く時、何も考えずに書き始めていませんか?
そんなあなたは自分で読み返してみると訳が分からない、話の内容が繋がっていない、こんな作品じゃなかったはずなのに、主人公の性格が変わっている……そんな経験があると思います。
そんなあなたは簡単なプロットを作ってみませんか?
少しめんどくさく感じる方もいると思います。しかし、これをやることで小説の悩みが解決することもあります。ということで、良い小説を書きたいと思う方は以下のことをしてみてください。
あ、「我流があるさ!」っていう人はほかのを知ることで逆効果になることがあるのでここからは読まないでください。
▼ ▽ ▼
それでは、残った皆さんには今から簡単なプロットの書き方を紹介します。
まず、プロットとは何かですね。
だいたい大雑把に物語の内容を筋書きとして並べたものがプロットです。
「……は?」
きっとあなたが今、上の状況でしょう。言い方が悪く難しいですよね。ごめんなさい。
なんせ、辞典から引用したので難しくて当たり前です。
つまり簡単に砕くとですね。プロットとは、物語の流れと登場人物を書いたその作品の説明書です。
っと、前置きが長くなりましたがそろそろ簡易プロットの書き方を説明しますね。
普通のプロットは5W1Hを使用します。(以下参照)
W:だれ、なに、どこで、なぜ、いつ
H:どのように
ですが、このガチガチのプロットが必要なのは、私が思うには1万文字以上の小説からです。
では、それ以下の小説で必要なのは何かというと私は5W1Hの中から3つを選べばいいと考えています。つまり、5W1Hならぬ2W1Hですねw 以下で2W1Hの説明を書いていきますね。
2W1H(ニーダブリューイチエイチ)
だれ(Who)、いつ(When)、どのように(How)の3つです。
だれ(Who)
まず説明するのはだれです。ここの項目は、文字数がたとえ1000字でも必要です。
まずは、登場人物(ヒロインや主人公など)を考えましょう。
登場する人物が決まったら、まずはその人たちの言葉遣いについて書いておきます。例えば、「~です」、「~であります」、「~だわ」、「~ね」などです。1人につき、親しい人への言葉遣いと他人への言葉遣いを考えておきましょう。場合によっては親密になった前と後で言葉遣いが変わることもあるので変化させる場合はそれも忘れずに書いておきましょう。
次は、登場人物の履歴を少し書いておきましょう。とまぁ、誰についてはこれぐらいで次に行きましょう。
いつ(When)
次に説明するのは、いつです。ここの項目は5000文字ぐらいのお話なら用意しておきたいところです。まずは、出来事を並べましょう。そして、時系列の順番に書いておくだけ。これだけですが、実は大切です。ここをやらない人がイベントの時系列を逆で書いていたり、書きたかったイベントを書き忘れて場面を進んでしまったという話をよく聞きます。なので、必ず書いておきましょう。
どのように(How)
やっと最後の1つですね。これに関しては任意です。と言うよりも書くジャンルによります。ラブコメや恋愛ならば必ず必要でしょう。どのように好きになったかなどを書いておきましょう。逆に、異世界物の短編などでは不要です。心理描写や感情表現がメインの奴では絶対書いておきましょう。
以上が2W1Hでした。めんどくさいって思っている方もいるかもしれませんが、やったら作品が変わりますのでがんばってみてください。
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