第60話 農園

前も同じ状況ではなかったかと雑に思ったが……主旨の点で意味はあると思って頂い構わない。主旨、滞納、主旨、滞納……。

軋轢なら平易であって。

平易ということは、覚えておいてもいい。損得感情であるが。

なんにしてもいま煽りを受けることではなく。

「やはり掘った後はなにもないですね」

ないようである。

「星……」

形象として、星。錆び付いている。銅かなにかで出来ている。

六、七角であるが、どうかしたら八角にも。

空模様がそうなのだが、地面部分から露出し錆びたのか?露出し続け。

各々と達観したいが、大々がそうで、しかし八百万のものとそうしてしまう達観が主であって……。

「掘りましょう」

、、、。

「是非、掘りましょう」

是が非の意味……。

尚も八百万と。

山田ら――

差延の所以だ。所感か?

「得意ではないんだ」

これをまた、勝負。

「上手ですね」

「お前ら、復活の折が肝だぞ」

「所定っすか?」

「折であるから、迎える」

「そういう事になる」

続け様に。動悸に駆られ。

三国志と己が見紛うから。とくに曹操。

曹操を曹操たらしめるのであれば、これはいいのだ。

「よし、俺の家に来るべし」

……入れ違った。空間移動というより凝集、いわゆる補強(精神面)。

「掘れました」

自負したいのであるが、利口なのだから。

またもなにかを失い……。

自己の基底にあるものを消失し……別に伝えたいことは旨であって、夢中であって。

「惜しい」

休暇――

絶対にパラダイムを起こすに違いない。音楽だったら、楽譜。

で、あったら。

整列、社員食堂だろうか……具体だったら飛び付きもしよう。

いかな……。

とかく差異……差をも異、差こそが。

哲学……革命、駄目である。こん畜生。

考え込んでもしょうがないので、眠る。

ベッドなし。

別称も家畜。

「眠れますか……」

旅館にベッドはなく。軽口以下の眠れます。

朝になり、やっと起きようとしたところ、やはり居ない。

研究。

入れ違いは、感覚から?

凄まじい激情をもってし一旦、思考が止まったか?

理性自体、追い付かないか?

追い付かない。

肝要が軽口なだけであるが、圧倒的に具体に欠く。数値化だけで事足りるのなら理性にしても直帰、そう、事足りているのだ。

「偽大学生ですからね」

規律でしかないだろう。「外出ましょう」

「憐憫ありて」

気付かない方がどうかしてるが……黙認しろとでもいうんだろうか?

とどのつまりが完全な美称、作ることが可能だから。

訝しいことである。見当も同し。

ならなんで、見当なのかとは、私にも解らないが。

よし、と全盛であり続けることこそ美談。

「じゃ行きましょう……まだまだ。目で追ってるだけです」

不忠、憐憫のそれ。

古――

「馬鹿か?手前」

「なんでですか?」

「いいかただの一点で、抜きん出る……もの、それが甘いのだ」

「門下は、黙れ」

「砦で聞こうか?」

「戯れを……運宅、貴様をこそ裁く」

「うるさいのだが」

――農園

時世が罷免にしてもだな……天凛、天稟、姿勢、これらを。

「スタンバってません?」

戯れだろ……やっ生命だから。

「やってみて下さい」

棒切れを出されて、つつガン見。

「そうすると僕を目でもって、追うことができる様になる」

理解できず。

「死にますよ」

そんなに苦痛か?自分と居るのが。擬態なら擬態で……。

連鎖の頂が人間性としても。

「いいっすか」

……わからん。なにがいいたいんだ。

「うん……と作用というか劣化してますね?触りました?」

さらに。

「結局のところ、砦で滅失したとなるのです」

そのことと。



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