第37話 創世の建碑

 さて、行こう。まず、近辺の神社……。

 なにがあるんだろうかそしてこの礼賛に意味はあろうか?

 

 ――到着

 なにかたらしめる手がかりが見つかればいいんだが、それにしても人気がない。平日であるから仕方ないか、と思った矢先、神主か?訊ねられ……。

 なにやら儀式を行っていたらしく、三年に一回創生の四賢者が現れるとかないとか。

 そして、その四賢者が現世に現れるのが二週間後……だそうだ、胡散臭い。

 とりあえず、なんの儀式か聞くことにし訪ね。「一体、なんですかその儀式とは?『賢者の一人が裏切り、日本の巫女と結ばれたんです。供養とし一つの儀式をせねばなりません』」

 なにをいってるんだ。この人は、いいや。関係がないわけで。天に召され、成仏をしないとかなんとか。真実味も信憑もない。

「あっ……あぁ『他人事だと思ってませんか?その様子だと』」

 対応に困る。話によると三賢者から切り離されたらしく、そういった件も兼ねだという。

 困っていると制裁を受けなければならないといわれる。「はい?一体『歴史の一端に触れましたね?』」

「なんの!『ちょうど……いや数分違うか、あなたのような者が現れて……尋ねるといや当たるものですね』」

「誰が?『三賢者が一人、喜を司るウリウ様です』」

 いよいよわけわからんようになってきやがった。

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