第3話 想い出

 やらんとだったか。をやらんと。どちらにしても虚栄。反面、拙い。子供ながら…。

 三年の頃からだろうか祖父母の家に泊まるようになったのは誰となく。おねしょの兆候があったので、おねしょ用にチョコレートを買ってい。食べていた。効用は多分、あったようでおねしょも減っただろう。子供ながら…人身である。あるものの形成においては、事件に巻き込まれても当事者として、犯人を撃退できるなど思うものだ。よくない。

 勉強は、てんでできなかった。国語も頭角、片鱗が見られずというよりやらない。退屈を経験していたんだろう。

 父親との会話は、あったが、端的な性急な点、通信簿を見せるにあたり成績を気にしなくていいといわれる。

 なにか告げているのかと現在は、勘繰ってしまうが、割とそういう時は考えていないものである。殊更、考えるが。

 四年になってくると給食を気にし出して、食事の量が減る。というより生理的な点で、大便を催すわけにいかないのだ。どうにも漏れる。

 母親は、やはり羞恥心をいうし、避け難い。さらに遡れば、それらが弱さなどと思ってしまう。これも避け難い。ただ、それらの羞恥心によるものではなく、準拠が生活であって、反面、羞恥心は、関係がない。

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