第2話 遡れば
誰が聞きたいか知らないが、ちょっと昔のことを。
特段であって、特段にあらず、譲れない。人多かったな…。
まず、保育園から、休みかこれ見よがしに塩ビの人形を見せたくなり鞄に入れておいた。見つかるか以前…だが。
なんと保育園の先生が飛び降りを演習かの如く。三階、20mほどの高さから子供を落とそうとして見せる。言い分がこれがもし自分であったらと当事者(園児)に。
止まる様相がない。物体であるが……投げたのだ。人の目をまったく気にしない。
…まったくもって例外、しかし、近所の疎外たるや凄かった。子供のしたことなんだろう。自分のことかと疑ってしまう。それにより先生も強行に出たとか。身に覚えがあるかで…。
特撮で、あったものを昼寝の折、口走ったのである。
同調しよう。
子供であるとして、小学に入学、上がるちょっと前だったか大家の方の家に行く。よく縁側で遊んだものだ。
近年のビジネスライクでは煙たがられる事柄であるが、それはさておき、まだ、見たこともないようなゲーム機があり、その年で。断続することなのであろうが、最新鋭とかそれが基準かと感慨深くなったものである。
しかし、口走ったものがこれに及ぶとは容易に考えつくだろう。至るんだと。なんとも。
さて、学校生活である。これに違和があるとすれば、同調しないからであろう。
小学生と括ってみると同調しなければ危険とまで示唆される。そういうものだろうと。
一年の担任は生真面目であり、浮ついたものを排す、特徴といえばこんなところである。
…回答の際、基準を下回ると受け付けない。違和とは心配なんだろうか?
ちょうど二年に上がった頃、ドッジボールでは、片手大のボールを空間が歪むほど思い切り投げる。一部の先生が。
そして、また、唯一、楽であるのが小学生ながらの当て字を登校中、考えることであり、宿題にも及ぶ。徒労と思うが、小学生ながら、トレンドを押さえたいだけであって。あるからして。
あろうことか金の連想とし金所迷惑と解答。以下は、想像の範疇、空手をやらねば空手(くうて)いけんとか、多分十星(オーブントースター)とか。いや。
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