第3話 美人姉妹との交流Ⅲ
私はまだ女子トイレの個室で夕音に可愛がられているのでした。
いつまでこうして私は可愛がられていなきゃいけないのかと思ってしまいます。
「夕音、もうやめて、人が来ちゃうよ」
「やめて欲しいの?」
「うん」
夕音は私に口付けをしてくると
「じゃあ、出ましょうか」
「はい」
夕音はトイレの個室の鍵を開けて女子トイレから出ると私も後についていって
女子トイレから出る事にしたのです。
私と夕音は講義室に戻るとそこには璃々が居ました。
璃々は私と夕音の事を見ると歩み寄ってきて
「翔子と夕音は何処に行っていたの?」
すると夕音がこう言いました。
「璃々、二人で女子トイレに行っていたの」
「そういう事ね」
「うん」
夕音は女子トイレで私を可愛がっている事を言っていない。
どうして言わないのかなと不思議に思っていると夕音が
私の耳元で囁いてきた。
「さっきの事は二人だけの内緒よ、もし、言ったりしたら
どうなるかわかってるよね」
「う、うん、わかった」
もし、さっきの女子トイレの出来事を璃々にお話したら、私は
どうなってしまうのでしょうか。
それに夕音のどうなるかわかってるよねという言葉が気になります。
試しに璃々にお話をしてもいいけど、本当に私がどうにかなるといけないので
私は喋らないようにします。
そんな事を思ってると講義が始まるお時間でした。
しばらくして講義が始まり、みんなはまた講義に集中している。
もちろん私も講義に集中してて周りの事を気にしている余裕はない。
講義のお時間が終わると、今日の講義はおしまいで私は帰宅しようとしていると、
璃々と夕音に呼ばれたので私は行く事にした。
璃々と夕音の傍に行くと私は
「二人ともどうしたの?」
「これから私達の家へ遊びに来ませんか?」
「いいの?」
「うん、いいわ、おいでよ、歓迎するよ」
「嬉しい、行くよ」
「じゃあ、決まりね」
私は璃々と夕音の家へ遊びに行く事になると嬉しくてしょうがありませんでした。
私と璃々と夕音は晴嵐大学院から出ると璃々と夕音が住んでいる自宅へと向かう。
向かっている最中に璃々が私に
「ねぇ、翔子、私達の住んでいる所は大学院から近いのよ」
「そうなんだ」
早く璃々と夕音が住んでいる所を見てみたいなと考えていると夕音が私に
「翔子、着いたよ、ここが私達が住んでいる所よ」
どうやら璃々と夕音が住んでいる所に着いたようで私は見てみると
「何ここは…………二人ともすごい所に住んでいるのね」
私は驚いて私が住んでいる所よりも良い所に住んでいる。
「そんなに驚かないで、翔子」
「う、うん」
そして、私と璃々と夕音は中へ入って璃々と夕音が暮らしている所へ
向かっている。
璃々と夕音が暮らしている所へ着くと璃々が
「ここで私達は暮らしているの、翔子どうかな?」
「いやっ、そんな事を言われても二人はこんな広い所で暮らしててしかも
お部屋もいくつかあるようだし、ここのお金ってどうしているの?」
「そうね、両親がすべてお支払いしているわ」
「すごいね、羨ましいよ」
「そうでもないと思うけどね」
璃々はそうでもないと言うけれど、私からすればとんでもない所に住んでいるなと
思ってしまう。
家具を見ても高そうに見えるし、他にも見渡す限り高級そうな
物ばかりに見えてしまう。
「あの、璃々、家具や他もどの位するの?」
「それを聞いちゃうの? 翔子」
「うん」
「夕音答えてあげなさい」
「翔子、家具や他もすべて100万円以上するものばかりよ」
「100万円!?」
「あらっ、翔子、何をそんな驚いているの」
「だって、私には未知の経験だもの」
「そっか、翔子は庶民派なのね」
「ううん、私が住んでいる所も家具や他も一般的でこんなすごくないよ」
「そういえば、言い忘れてたわ」
「な、何?」
「私達はこう見えてお金持ちの家系に生まれてきたの」
「そ、そうなんだ」
私はとんでもない美人姉妹と恋人になったという事になるのね。
これから私はどうするべきなのか、それとも恋人をやめて別れるべきなのか、
どうしていいのかわからないでいる。
「聞きたい事があるんだけど、どうして私の恋人になってくれたの?」
璃々はこう言ってくれたのです。
「それはね、貴方に興味があるのと本当に恋人になってもいいと思ったからよ」
「あ、ありがとう、璃々」
夕音は私にこう言ってくれました。
「翔子の事が私も大好きだったの、それにね、恋人になりたい
という思いもあったの」
「そうなのね、ありがとう、夕音」
璃々も夕音も私との恋人になってくれた理由が聞けて私はホッとしている。
これで心おきなく葉月姉妹と恋人としてお付き合い出来ると思うと本当に嬉しい。
恋人と言えば、デートしかないよね。
デートをする事によって楽しい思い出も作れるし、女性同士の出来事も作れると
思うと信じている。
せっかく葉月姉妹が住んでいる所へ遊びに来ているのに満喫しないと勿体ないと
私は思うのでした。
これからどんな事が起こるのでしょうか。
私はそっちの方がドキドキしててワクワクもしてて気持ちが抑える事が出来ない。
葉月姉妹ともっともっと仲良くなり、恋人以上の関係になりたいです。
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