あの男を殺さなければいけない。


皆は誤解しているかもしれないが、本当に恐ろしいのは先生を言葉巧みに操っているあの男なんだ。


しかし、それをどういえば皆に共感してもらえるのか分からない。

自分がターゲットにされるかもしれない。

だから俺は群れから外れたんだ。

まともな食料は手に入らないが共喰いをするのは御免だ。

だから、俺は空腹の癒しに汚染された草木を食らう。


それで死ぬかもしれないと解っていても俺には俺の生き様があるからだ。


そのためにも、なんとかして、

あの男を殺さなければいけない。

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