第56話(8話)恋愛少女

出島から移動し北東へ進み続けてようやく京都にたどり着いた。



京都の町中を探索していた時にとある少女にであった。



「ここが京都の町か」


と呟きながら周りを見渡して歩いているととある少女にぶつかった。


いててて...起き上がりぶつかった方を見ると14歳くらいの少女がいた。


「あっ、ごめんなさい。前見てなくってぶつかってしまいごめんなさい。」



「いいよ。君の方こそけがとかない?」


「平気です。大丈夫です。」


「お兄さんの方は大丈夫ですか?」


と聞かれて何だろうこの譲り合いはと思ってしまった。



140cmくらいの巨乳少女が「お兄さんの名前教えてもらってもいいですか?」


「李政。」


「李政さん、何だかかっこいい名前ですね!あっ私の名前言い忘れてました。私は花園 紗江(はなぞのさえ)って言います。」

と彼女がいいなぜかそのあとも付きまとわれた。



彼女が金閣寺や清水寺などをまわっている最中に好きな食べ物や出身などいろいろな話題を振ろうと話しかけてくる。



「ねぇねぇ、李政さん。政さんって呼んでいい?」


腕を絡ませる様に近くに寄ってきた。


「あぁもういい加減に離れろ。」



と紗江を突き放すと紗江がこう呟いた。





「ひどい」




と泣きだしながらどこかに去っていた。


つづく



後を追うかのように紗江を探し始めた。





続く








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