第40話 最後の戦いの幕開け

…京都 本能寺…



手に爆弾を持ったまま信長が沖須に近づく。


「信長さん」


心の声…「鐵也。すまないな わたしの体はもうこれ以上持ちそうにないようじゃ。

せめて最期くらいはわたしらしい死に方をさせてくれ。

藤原公をわたしも向かいます。あなたのもとへ」


燃え盛る本能寺の中で信長と沖須の姿は消えた。



「信長…さん……信長さん…」


と鐵也は泣き崩れそうになったが



「今はそんな場合じゃない…無限滅鬼のもとに急ぐんだ。」




本能寺の真上に浮かんでいる城へ向かっていった。





…本能寺浮城 天守閣…



「沖須がやられたか…まぁ、いい。私自ら相手をしよう。」


…本能寺浮城内 …


上の階層をめがけひたすら走り続ける。



二重螺旋上の普通の城じゃありえない階段がのびている。


それもありえないほど高い。






全力で階段をかけ上がっていくとそこには無限滅鬼がいた。



「待ちくたびれたぞ。鬼狩り」



「無限滅鬼!お前だけは俺がうつ。」





続く




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