第39話 身体増強 再生
…京都 本能寺…
沖須の体が再生しはじめた。
沖須は鐵也の懐に入り込み
「空ノ型 常闇」
十字の斬撃が鐵也に襲いかかった。
鐵也は切り裂いて防いだ。
「ほう、やるな。」
といい、再び刀を振るった。
「これで終わりにしよう。」
高飛び、「空ノ型 暁」を鐵也に浴びせた。
しかし、鐵也がよけ、
「空ノ型 三日月」を沖須に浴びせた。
沖須の体を三日月型の線がはいる。
沖須は致命傷をおいながらも鐵也に近づいてきた。
しかし、織田信長が鐵也を押した。
「鐵也あとは頼んだぞ。」
と言った。
「人間五十年、化天[1][2]のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
一度生を享け、滅せぬもののあるべきか
これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ。」
続く
化天[1]信長公記では「下天」。
[2]なお「げてん」の表記には様々あり、「化天」と「下天」の他に物質主義世界を表す「外天」という表記もある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます