第38話 2つの空ノ型

…京都 本能寺…



お互いににらみあったままの状態が続いている。


すると、沖須が攻撃を再び仕掛け始めた。


「空ノ型 八雲黄泉」



鋭い刀の刃が連続縦横に鐵也と信長に襲いかかってきた。



攻撃を交わしながら沖須の懐めがけ、鐵也が

技を繰り出した。


「空ノ型 夕焼け」



「空ノ型 夕闇」




2つの技が激しくぶつかり合う。




「ほう、なかなかやる。

だが、やはり足りぬ」



と沖須がいい放った。




「鐵也、危ない。」


ととっさに片手でもっていた火縄銃で沖須の頭を撃ち抜いた。




「ほう、やるな。人間風情が…」


次の瞬間、沖須の頭が再生しはじめた。



「まさか…そんな…」

「俺がこの程度で死ぬとでも?笑わせるな

お前らとは違うんだよ。」


といい刀をとり、立ちはだかっていた。





続く







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