第17話  鬼狩りの守護神


…京都 野宮神社…



一人のガタイがいい男が参拝している。


見た目は80代の身体つきには見えるが鍛えあげられていることが服を着ていてもわかる。



「おぉ、大山さんきていらしたんですか?」



「あぁ、神主さんか。久しぶりですな」


と神主と長話をしはじめた。



…京都 検問所…



「なぁ、鐵也。腹へった」



「俺にくっつくな」



「まぁまぁ、二人とも」


ガタイのいい男がこっちに近づいてきた。






「お前たちか。本部から来たやつは」



「あぁ、大山さん。」


「大山さんって?」


「鬼狩りの守護神と呼ばれている人だわ」


「わしは大山永禄(おおやま えいろく)じゃ!よろしくな。確か、西野村と八尾路だったな。」


続く






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