アメリカのレジ係はおしゃべり


〇レジがどんなに混んでいても、お構いなしにしゃべり倒す人がいます。



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日本とアメリカでかなり違うは、お店での接客だと思う。


特にスーパーのレジでニコニコと話しかけられることが多い。日本ではきちんとお辞儀をしてレジを打ち、無駄なことは一切話さないと思う。


日本では昔「お客様は神様でございます」というフレーズが流行ったことがある。

そんな(日本のお客様)だった私はアメリカに住んで一番驚いたことは店員さんがものすごくフレンドリーだったことだ。


アメリカの例えばウォルマートのようなカジュアル系のスーパーではレジに行くと「ハーイ!」だ。


「ハニー」と呼ばれることも多い。ハ、ハニー? どこから見てもおばちゃんな私にハニーだのスイーティーだのかわいい呼び方で呼んでくださる。 日本ではお客様なのにアメリカでは親友扱いだ。もちろんこの日初めて会う店員さんだ。


例の元気How are you?から始まって「Goodかな?あなたは?」「あら~聞いてくれてありがとう!」の流れ


「欲しい物全部見つかった?ハニー?」

「う、うん、あったよ」

「良かったわね~」みたいな。


(私が買った)商品を手に取り「あら、この色可愛いね」だの「これ安いよね」など感想が始まるときも多い。


「私も好きなのよね、この色。あなたに似合うと思うわ~」「ありがとう」と言いつつも後ろに並ぶ(お客様)のことを考えると、気が気でない。


でもレジ係さんは気にしない。大きなキャットフードの袋を見て


「オ~マイガ~!!何匹猫飼っているの?」

「2匹なの。でも大きいの」

「どのくらい?」

「18ポンド(8キロ)なの」

「オ~マイガ~!」


絶対に後ろのお客さんもオーマイガーって思ってるはずだ。……違う意味で。


やっと終わったら、後ろのお客さんとの話が始まっているのだった。


こういうカジュアルトークが楽しくてしょうがない。まあ、お店がすいている場合に限るけれど。


日本に行ったときレジで「いらっしゃいませ」と頭を下げられた。日本に住んでいたら当たり前の光景だと思う。しかし、しばらく日本に行っていなかった私はびっくりして「あ、ご丁寧にすみません」と返事してしまった。いきなり変な人になってしまった。


きちんとした仕事をする日本、フレンドリーなアメリカ。


どちらも素敵で、そんな国をどちらも知っている私はすごくラッキーだと思っている。




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