第50話 根回しが生きました


 玄徳が去ってからも、当然ながら遥華はそのままそこに残り、ウィラルヴァの膳の前で肩身が狭そうに、正座して縮こまっていた。


 そんな遥華の姿などまるで見えてもいないように、一人モキュモキュと料理を頬張るウィラルヴァ。


「あ、お酒はいかがですか?」と遥華が徳利を手に取るが、


「いらぬ。普通の酒など飲みとうない。おお、そうだシュウイチ、例の神酒を持ってきておろう」


 いや、確かに持ってきてますがね。関野さんに預かってもらってるけど。あれは天照大御神にお土産として持参したものでしょうがね!


 ていうか感じ悪すぎ! もうちょっとこう、なんというか、遥華の人権というものをだな、考えてやっても……などと内心ため息を吐いていたら、どうやら俺の心を読んだらしいウィラルヴァが、ジトリと半目で俺を睨みつけた。


「そやつがただの人間である以上、敬意を払うつもりはない」フンと鼻を鳴らしてそっぽを向く。


 ……うん。こりゃもうダメだね。触らぬ神になんとやらだ。ほっとこう。


「まぁまぁ。遥華さん、私にお酌をしてもらえますか?」関野さんが助け舟を出す。


 しょんぼりしていた遥華を呼び寄せ、自分を盾に隠す感じで、ウィラルヴァの視界から遥華を遠ざける。


 関野さんに向かってペコリとお辞儀をすると、関野さんも苦笑いながらにペコリとお辞儀を返してきた。


 ホント助かります。真樹さんといい、ここの派閥は頼れる人(神)ばかりだよまったく。


 と、そこで不意に会場が静まり返った。何事だと目を向ければ、巫女服姿の色白で黒髪の女性が、マイクスタンドをヨイショと抱えながら、上座の段の前にトコトコと歩み出てくるのが目についた。


 マイクのスイッチを入れてコンコンと叩いたのち、コホンと小さく咳をする。


「え〜、ご注目ください。天照大御神様が眷族、ヒノワにございま〜す」


 ニコニコと健康的な笑顔を浮かべ、マイクを片手に右手を上げる。


 ふむ。司会進行役ってやつか。さっき湧音の爺ちゃんが、例のゲーム機についての発表があるとか言ってたけど。


 ちなみにあのゲーム機の名称だが……これといって良い案が浮かばなかったんだよなぁ。既存のゲーム機の名前をもじって付けようとしたら、神々にパチモンを使用させるつもりかとウィラルヴァに怒られ、どうやら神々の間ではこのゲームを、聖域戦争と呼んでいると聞いたので、聖域展開装置を英語読みして、その頭文字を取ってSEAと略してみたものの、海ですか、と関野さんにつっこまれて落ち込んだり。


 結局のところシンプルに、聖域とゲーム機という意味で、SGMと略すことになった。


「皆さんもご存知のとおり、何やら愉快気なゲームが、先ほど余興を披露していただいた理道秀一さん、そして関之護神さん、山建根命さんから提案されています。

 内容は……面倒くさいので省略しちゃいま〜す。皆さんすでにご存知でしょうからね〜」


 のんびりとした冗談混じりの物言いに、神々の間からドッと笑いが巻き起こる。


 うん。この国の最高神の御前なんですがね。いいのかこれで?


 まぁ宴の席だからってのもあるんだろうけど、随分とくだけた感じだ。


「え〜、皆さんの中には、賛成派と反対派と、あるいはこんなのどっちでもいいじゃん、好きにやれば?という多数派との、三つに分かれていらっしゃることと存じますが」


 とヒノワが言った途端、再び神々の間からドッと笑いが巻き起こる。


 いや、やるなぁこのねーちゃん。ちょっと気に入った。


 ヒノワは笑いが収まるまで数呼吸置くと、そこで少し声のトーンを落とし、続けて、


「皆さんの間には、これまでの長い歴史の中で形作られてきた掟に縛られ、それぞれに解決できない諍いを、抱え込んだ者もいらっしゃることでしょう。

 神々同士の戦いが禁じられ、神が神を裁くという行為もあるまじき現況において、生じた揉め事は弱者が妥協して身を引くか、解決することもなく宙ぶらりんの状態が、継続されてきました。

 確かにこのゲーム一つで、それを解決することができるというのなら、そのための目的で浸透するというのならば、同じ派閥内においても交流が断絶している神々の、架け橋となるものかも知れません」


 自分に向けられた視線の、その一つ一つと会話をするようにして、ヒノワがグルリと会場全体を見回す。先ほどまで笑っていた神々が、皆真面目な顔つきで、黙ってヒノワの言葉に耳を傾けていた。


「なんか、俺らが説明するまでもなく、すでに皆んなに話が通っている感じだな」


「それはもちろん。それなりに、根回しは済んでおりますので」と、関野さんが狐顔の目を細めて小声で答える。


 ああ、なるほど。……そりゃそうか。いきなりこんな突飛な話を持ってきたって、簡単に聞き入れてもらえるはずもない。


 神々の中にはこれが、嫌われ者のハンキチ爺さんの作ったゲームなんだってことを、知っている者もいるだろうし。まぁおそらくあの爺さんのことだから、ゲーム機の差出人は俺ってことにしてあるんだろうが。少なくとも湧音の爺ちゃんは、ハンキチの作った物だということを知っていた。


「理道秀一さんから配布されたカード型の術式により、安全性に問題がないことも、すでにご承知のことと思います。どのように使用すれば良いのかも、すでに把握していらっしゃることでしょう。

 天照大御神様の意向としましては、節度を持って試合を執り行うならば……まぁ要するに、無茶な難癖をつけて、嫌がる相手を無理矢理に聖域戦争に引き摺り出したり、聖域戦争を行うための理由作りに、わざと縄張りを荒らすなどの稚拙な行為を行うなどしなければ、容認しても良いとのお考えです」


「ほう。最高神は前向きなようだな」


 神々の間でざわつきが広がる中、ウィラルヴァがデザートの和菓子を菓子楊枝で突っつきながら、上座の薄い天幕の方を見やった。


 未だ姿を現す気配もなく、内側から照らされた明るいカーテンの向こう、チラチラと動く影が映る。


 そういえばここには、天照大御神に関連する派閥ばかりが集まっているようで、対立しているという大国主命らの姿は見えないけれど……そっちの方は大丈夫なんだろうか。


 その他の小さな派閥も含め全ての派閥に、SGMこと、ハンキチ爺さんの作ったゲーム機は、送りつけられているはずだけど。


 まぁ、実際にこれが運用されるようになれば、何かしらのアクションは起こしてくるだろうが。


「天照大御神様が容認する意向であれば、反対することもないのではないか?」


「しかし、これまで絶妙に保たれてきた神々のバランスが、崩壊してしまうキッカケになるやも知れぬぞ」


「だが我らの中には、過去の因縁を抱え、顔を合わせる度に一触即発の様相になってしまう者もおる。そちらの緒が切れる方が、早いのではないか?」


「このゲーム自体に危険性がないことは、すでに判明しておることじゃ。わしは賛成じゃがなぁ」


「この世界のどこにも重ならぬ、異次元に構成された聖域であるのだろう? ならばどれだけ暴れようと、この世界に影響が出るわけではない。嵐や地震も起こらぬし、火山が噴火することもないというならば、全力で戦えよう」


 口々に神々が相談し合い、会場内にガヤガヤと騒めきが広がってゆく。


「皆さ〜ん。それぞれに思うところはおありでしょうが、一旦静粛にお願いします。

 それではここで、立案者のお一方である関之護神さんから、挨拶が御座いますので、ご拝聴お願いしま〜す」


 のんびりとしたヒノワの口調が、不思議と場を和ませる。と、いつの間にやら俺達のすぐ背後に移動してきたヒノワが、驚き見上げた俺の顔を見てニコリと微笑み、関野さんの肩の辺りを持っていたマイクで、ちょいちょいっと突っついた。


「お借り致します」


 マイクを受け取った関野さんが立ち上がり、こほんと咳払いをする。


「ご紹介に預かりました、関野です。皆様におかれましては、この度の突拍子もない要望に、さぞかし困惑しておられることと存じます。

 今回なぜ我々が、このような提案を出すことになったのか、すでにご存知の方も多数、いらっしゃることとは思いますが、まずは簡単に説明させていただきます。

 天照大御神様に関連する派閥ではないため、この場に招かれてはおりませんが、江戸時代の頃よりこの国に根を下ろす、野播羅之玉という一柱がおります。我々神々のコミュニティからは離れ、独自に一家を築く神であり、名を聞いたことはありはすれ、実際に面識のある方はごく僅かでございましょう。

 ですが、この国に根を下ろす八百万の神の、紛うことなき一柱にてございます。共にこの国の礎を支える仲間であり、信頼と尊びを持って接するべき、一旗の主神です。保有する聖魂は少なくはありますが、その質は他に類を見ないほど優秀で、小さな一家ながら、これまで神の尊厳を保ち、存在し続けてきました。

 しかしその野播羅之玉殿の保有する大事な聖魂が、何者かに奪われてしまったのです。調査の末に聖魂を奪った神も突き止めたのですが、聖魂はすでに他の神の樹木に加えられており、取り戻すことができない状態でした。

 皆様もご存知のとおり、この国では、神々の間での一切の争い事が禁じられております。たとえ不当に聖魂が奪われたことが明確であっても、返却を拒否されてしまえば、それ以上に打てる手立てがないのです。

 これについては正直なところ……皆様の中にも、泣きの目を見た経験のある方も、多数いらっしゃることと存じます」


「ふむ……」と、居並ぶ神々のうちの何人かが、深刻そうな目つきで顎を掻く仕草を見せた。


 心当たりがあるのだろう。今回のあの雑誌の件だけでも、タマちゃんと同じく聖魂を奪われた神は、複数いるに違いない。そもそもそういったグレーゾーンの行為自体も、昔から横行しているという話だ。


「この度、帰還した異世界の創造主である、理道殿の眷族に加わる流れとなった野播羅之玉殿は、理道殿に泣きつき、解決する手立てを考えてもらいました。その結果完成したのが、このSGM、サンクチュアリゲームマシン、聖域展開装置なのです。

 これにより生成される空間領域は、この世界の何処とも重なるものではなく、また誰の聖域でもありません。加えてこの中で力尽きた者は、戦いが終われば元の状態で蘇生・復元されます」


 うーん。……なるほど。まんまありのままを話す、ってわけではないんだな。このゲームそのものも、俺が開発したってことになっちゃうのね。あくまで表向きには、ってことだろうけれど。中には真相を知ってる神々も、複数いるはずだ。


 まぁどっちにせよ、俺らが提案した時点で、何かしらの問題が発生すれば、俺らの責任、ってことになるのは変わりない。


「そもそもが、なぜ神々の争い事が禁止されてしまったのか、歴史を紐解けば数多くの理由がございますが、大元には、我ら神族が戦えば、自然環境にも甚大な影響を与えてしまうことが挙げられます。地震や津波、または火山の噴火など、現象は様々でしょうが、罪なき人間の住まう街や村も、無事では済みません。

 しかしこのSGMならば、その問題が解決できるのです」


 身振り手振りを交えて丁寧に話す関野さんに、神々の視線が集中する。


「これにより生成される領域の中ならば、我ら神族であろうとも、全開で戦うことができます。無論、素戔嗚尊様のような強者であれば、全力でというのは難しい強度ではありますが、少なくとも私程度の者であれば、領域内の結界にはヒビの一つも入れることはかなわないでしょう。それほどに、安全な空間なのです。

 この中であれば、神同士で争ってはならないという掟が制定された、大元の原因である、自然環境の崩壊は、起こり得ないのです。暴論ではあるかも知れませんが、それはすなわち、神々の掟の及ばない空間であると言えるでしょう。

 これを持って私共は、皆様に、特にこの国の最高神であられる天照大御神様に、この国の神々の間に、新たな掟を創設していただくことを要求いたします。是非とも、容認していただきたい。

 神々の諍い事を解決するための、神々のゲーム……サンクチュアリーバトルを!」両手を広げ、神々を見渡すような仕草を見せる。


 うーん。なんかあれだね。関野さんに演説を任せることは、予め決めていたことだけど……これ、マジに俺が発言すること、何にも無い感じだね。まぁいいけど。小難しい話は苦手だし。


 静かに関野さんの話に聞き入っていた神々が、ここにきて再びざわつき始めた。


「ふむ。聖魂が知らぬ間に他所に流れておることは、我らの間でも由々しき問題じゃ」


「まことそのとおりよ。魂はあるべきところにあるべきだ。望まぬ神のもとにあろうと、真に幸福ではあるまい」


「なるほど。だからこそ、聖魂を取り戻すための手立てとして、神々の間に新しいルールを追加しようと、そういうわけか」


「ということは、本来の主神であれば、これまでに奪われた聖魂を取り戻すために、聖域戦争を起こすこともできるというわけですかな」


「しかし聖魂はともかく、眷族をかけての争いは禁じるとのことでしたな。その辺りの線引きはどうなっているのでしょう」


「なに? それでは、元々がうちの眷族だった者を取り戻すことはできぬということですかな? 数百年前に出て行ったっきり、今は別の神に仕える眷族がおるのですが」


「それはその者の本音次第であろう。戻る意思があれば、すでに戻っておるはずだ」


「とにかく、過去に因縁のあった事柄を除き、新しく領地縄張りや眷族を賭けての試合は、御法度ということですな」


「では以前はうちの領地だった土地を、取り戻すことはできるわけですか。ただし、勝負に勝てればの話ですが」


「ふむ、それはちょっと不公平過ぎやしませぬか」


「とにかく線引きが曖昧ですな。以前は自分が治めていた縄張りとはいえ、過去に戦争に負けて奪われた土地と、言葉巧みに騙されて奪われた土地、または借金の肩に没収された土地など、どこまでが許容されるのかが分からない」


 神々の間に不満を漏らす声が出てきたところで、関野さんが見計らったように、ゴホンとわざとらしく咳をした。


「ご静粛に。それについても説明いたします。

 領地争いや眷族に関する試合については、各々方はまず天照大御神様が指名した者で構成される、審議委員会に要望を提出していただきます。そこで審査が通れば、晴れて試合を執り行うことができるというわけです。

 しかしこの戦いの本来の意義は、そういうことではないのです。

 聖魂とは、人の本体。神の樹木に寄り添い支える者。それは決して、神が強制するべきものではない。人は自らの意思で、自身があるべき場所を決める権利がある。

 今の状況は一部、それが正しく守られていないのです。少なくとも野播羅之玉殿の家族が不当に奪われたことは明白であり、だからこそ、それを取り戻すための提案であるのです。

 しかしそれは、聖魂を強制的に移すのではなく、野播羅之玉殿のもとに戻る権利を与えるだけであり、留まるか帰るかは、人の自由であるべきです。要はこれは、不当を正すための聖域戦争であるのです」


 うん。まぁ、そこで負けちゃったら元も子もないんだけどね。必ずしも正しい方が勝つとは限らない……というかむしろ、より立場の強い、大きな派閥の方が有利な仕様なのだし。


 ……まぁいいや。黙っとこう。


「自らの意思に沿わず神の樹木に寄り添う者があれば、救わねばならない。なぜなら我々は、かよわき人を、迷える人々を導かねばならない立場にあるからです。

 それはこの世界に我々を生み出してくださった、この世界の創造主様、創造神様の願いであり、今やこの世界の秩序を任されるようになった我々にとって、果たさなければならない義務であるのです」


「よく言った!!」と、神々の中から称賛の声が上がる。


 それが湧音の爺ちゃんである毘沙門天であったことから、それに同ずる声と拍手が、神々の間に広がっていった。


 おおー、やっぱり、相当に立場の強い神様なんだね湧音の爺ちゃん。まぁ当たり前か。


 あるいは、関野さんとグルなのかも知れないが……そっちの可能性の方が高そうだ。


 と、そこで、それまで関野さんのうしろで隠れるように位置取っていたヒノワが、ニコニコと明るい笑顔を浮かべながら、関野さんの前に歩み出ていった。関野さんに向かってパッと広げた手を差し出すと、マイクを受け取り、神々の方へと向き直る。


「これだけ賛同が得られれば、もはや迷うこともありませんね〜」


 言ってトコトコと軽い足取りで上座の、天照大御神のいる天幕の前まで駆けてゆき、バッと神々の方を振り返ると、


「それでは、聖域闘技場にて競い合う神々のゲーム、サンクチュアリーバトル。

 太陽神天照の名において、ここに陽の目を見ることを許可いたします!」両手を頭上に掲げ、そう宣言した。


 神々の口から、オーッと歓声が上がり、会場が拍手喝采に包まれる。


 いや、お前が決めるんかい! とツッコミそうになったが、すんでのところで飲み込んだ。


 ていうか……うん。まぁいいや。とりあえずお土産の神酒は、あのヒノワってねーちゃんに渡しておけば良さそうだな。


 神々が愉快気に、隣り合った者同士で会話をしている。


「そうと決まれば、早速準備せねばなりますまい」


「出場する眷族の編成は済んでおりますかな? 私はとうに登録済みですぞ」


「長年の因縁、晴らしてみせるわ!」


「これは、特に賭けるものがなくとも、試合を行うことは可能なのですよね。ランキング上位に食い込むには、夜毎に試合を熟さねばなりますまい」


「うちの屋敷では、新しくパブリックビューイングを新設しますぞ。どなたでも気軽に遊びに来てくだされ」


「関野殿、うちにはワイファイが繋がっておらんのじゃ。関野グループの運営委員会から、貸し出してはもらえませんかの?」


 ワイワイワイワイと、宴会場が騒がしくなる。


 そういや日本の神々って、祭や宴会好きで有名なんだっけ。これワンチャン、俺らからの提案じゃなくても、すんなり通ったんじゃね?


 それぞれにガヤガヤと、ヒノワの宣言したサンクチュアリーバトルの展望を語り合う神々を眺めつつ、そう思わずにはいられなかった。


 まぁしかし、感知魔法を封じたシィルスティングを配布して、ゲームに危険性がないことを周知させたことと、何より関野さんの根回しが効いてのことなのだろう。さすがにそんなお気楽な連中ばかりじゃ……ないよね? ないよな。うん。あるわけがない。


 自分の世界の神々を思い浮かべ、照らし合わせてみる。そうすると、自然と一つの答えにたどり着くことができた。



 ………あるかも知れん。

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