第38話 ワンワンも捨てがたいのです
瞬きをしている間に、湧音の姿が目の前に迫っていた。すでに右手を引いて突きを繰り出す構えになっており、整った双眸が好戦的にキラリと光る。
これは……一撃貰うのは覚悟しなければならない。瞬間的にそう判断し、両足を踏みしめて歯を食いしばった。
ドゴッ…!!
強烈な衝撃が鳩尾に伝わり、グンっと身体が持ち上げられた。ディグフォルトの竜鱗に覆われた身体を貫いたダメージが、胃に溜まった空気を一気に吐き出させる。
マジか…! こいつ、強いぞ!? のんびり余裕ぶっていられるような相手じゃない!
咄嗟に背中の翼を広げ、それ以上弾き飛ばされないよう、空間に身体を押し留めた。ギリギリ蹴りが届く間合いにいた湧音に、全力で前蹴りを浴びせかける。
スッとスウェーバックするように身を仰け反らせた湧音の鼻先を、蹴り上げた俺のつま先が通り過ぎていった。
おっと、空振りだ。と思って体勢を整え身構えたときには、湧音が右脚を蹴り上げるような素振りを見せた……と思った瞬間、その右足が左足の横へと流れ、そこを軸にして、クルリと反転して回し蹴りが放たれる。
ちっくしょうフェイントかよ!? 虚を突かれた途端、右肩に重い衝撃が走った。
咄嗟に、翼の空間固定を解除する。回し蹴りを食らった右肩に、鈍い痛みを伴ったまま、一気に横向きに弾き飛ばされた。
ドゴンッ! と駐車場の端のブロック塀にまで飛ばされ、コンクリートの壁が爆発したように吹き散らされる。そこにはブロック塀に沿って、聖域の結界が施されていたらしく、それ以上貫通することなく、黒竜の肉体がその場に押し留められた。
おかげで、かなりのダメージが入ってしまったが……ディグフォルトの
蹴りを受けた右肩の骨に、ヒビが入ってしまっていたようだが……そちらもあと数十秒もすれば、普通に動けるまでに治癒されるだろう。もっとも、それなりの神力は消耗されてしまうが。
「シュウお兄ちゃん! 貴様、妾のお兄ちゃんをよくもぉ!!」タマちゃんが途端に凶暴化し、湧音に向けて飛びかかろうとしたら、
「いけませんタマ様! 貴女が戦えば、聖域を維持することができなくなってしまいます。お控えください!」ハナちゃんにガシリと尻尾を掴まれ、悔しそうにギリギリと歯ぎしりをした。
なるほど。タマちゃんは、聖域を破壊してしまうほどの戦闘能力を備えている、というわけね。一族の経営する葬祭場を、一時的な聖域にしていると言っていたし、強度もそれほど高くはないのであろう。
となると、俺も気をつけなきゃいけないか。結界を突き破ってしまうほどの強力な攻撃は、御法度だということだ。
「うーん……厄介だな、あんたのその力。いくら物理的なダメージを与えても、すぐに回復しちまうってわけか」キックボクサーのような構えを見せつつ、湧音がフンと鼻息を鳴らした。
「竜神の再生能力を甘く見るな。今シュウイチが使っておるのは、我等の世界の闇の属性を司る、最強の竜神の一柱。シィルスティングになって弱体化はしておるが、使用者がシュウイチである以上は、相応の力を発揮する」腕組みをして悠然と戦況を眺めつつ、ウィラルヴァが得意げに口の端を引き上げた。
解説どうも。てか随分と余裕ぶってらっしゃいますね貴女。俺が負けるなんて微塵も思っていないんだろうな。
まぁいいけど。ウィラルヴァに本気で暴れられたら、それこそこんな簡易聖域なんて、一瞬で吹っ飛んじゃうだろうからね。
そうなると隠蔽するのも大変だ。聖域の外は、普通の人間が暮らす一般社会なのですから。
「あんたが創造神か。創造主と繋がった守護神だって聞いたことがあるけど……確かに、とんでもない量の神力を、保有しているみたいだな」
ウィラルヴァは余裕綽々でフッと笑みを浮かべ、
「だからこそお前では、シュウイチには勝てぬ。我等を相手にするということは、我等の星を相手に戦うも、同然のことだ」言ってチラリと、瓦礫の中で身を起こした俺に視線を向けた。「本気でやっても良いのだぞ? 神力を温存しようなど、ケチ臭いことは考えずとも良い。負けるのは好かん。やるなら全力でやれ」
「そうは言っても……割と本気なんだけどね?」苦笑いを返し、ふうと息を吐き出し、気を引き締める。
まぁウィラルヴァが全力でやれというのは、今の状態であるディグフォルト完全融合だけでなく、その上の段階の融合方法である究極融合や、召喚結合等を使えということなんだろうが……。
それはそれで大人気ないじゃないか。湧音だって本来の人狼の姿ではなく、戦いやすいようにと、こっちに体格を合わせて人間の姿で戦っているわけだし。
ていうか究極融合など使ったら、こっちの手の内を曝してしまうことになる。湧音だけならまだしも、慎司に奥の手を見せてしまうのは、なんとなく避けておきたい気がする。
嫌な予感がするんだよなぁ、あいつ。もしかしたらこの湧音を連れてきて、俺にぶつけたのも、あいつの思惑通りだってことも考えられる。チラリと慎司に目をやると、素知らぬ顔で、ただ戦況を見守っているだけのように見えるけれど……何を考えているか、分かったものではない。
「一世界の創造主相手に、まともにぶつかったって勝ち目がないことくらい、俺にだって分かっている。だけど……いずれは、打ち勝たなきゃいけない事情があってね。悪いけど、試金石にさせてもらうよ」言い放った湧音が、迷うことなく真っ直ぐ突っかかってきた。
弾丸のようなスピードで一気に間合いに入り込み、一瞬、動きが淀んだかと思うと、右に左にと流れるような動きでフェイントをかけ、残像を残しながら、気がついたら俺の懐深くに潜り込み、強烈な突きを繰り出してくる。
左手でその突きを受け流し…たと思ったら、同じ瞬間に、左の突きに顔面を、捉えられてしまう。
バキッと派手な音が響き、視界がブレて上空を向いた。揺れる視界の中で瞬く星が目に入った瞬間に、和音の右ストレートが俺の顎を捉える。
上半身がグイッと後ろに押しやられ、咄嗟に右足を大きく引いて、倒れるのを堪えた。無理矢理に視線を前に戻して、湧音の姿を視界に入れる。
俺の胸元目掛けて、左足を大きく蹴り上げてくるのが見えた。
途端、その蹴りの軌道が、上に向けたものから、蹴り下ろすものに変動した。軸足をグイと曲げながら、体重をかけた左蹴りが、俺の太腿目掛けて振り下ろされる。
なんなのこいつプロの格闘家!? 派手さはないけど、マジに強いぞ!
背中の翼をバサリと一振りする。瞬間的に空中に逃れ、湧音の蹴りが空を切った。
危なかった。あれ食らったら、足一本いかれてたわ。
蹴りを躱した直後に、体勢の整わない湧音目掛けて、一気に降下する。拳を握って湧音の顔を殴りつけたら、呆気なく首を捻って躱されてしまった。その一瞬で体勢を整えた湧音が、着地した直後の俺に向け、流れるようなカカト落としを見舞ってくる。
ちょ…っとディグフォルトの身体能力では、対応しきれそうな相手ではない。やばいねこれ、シィルスティングの選択を、完全にミスっている。
俺の世界の能力であるシィルスティングは、カードに封印された魔獣や神獣と融合することで、戦闘能力を高めるというのが、絶対的とも呼べるスタイルであるのだが……そのためには、カードの収納されたロードリングから、いちいちシィルスティングを取り出して、召喚せねばならない。
よって強敵を相手にするほど……特に湧音のような、スピードのある相手と戦うときほど、予め的確なスタイルを選択して、召喚融合しておかなければならない。戦闘中に召喚融合を掛け直す余裕など、与えてはもらえないからだ。
どう戦うのかを、予め決めておくことも、ロードとしての技術であり、強さでもある。向こうの世界で、弟子であるロード達を鍛えたときに、口酸っぱく偉そうに講釈垂れてた、創造主がいたものだ。
あ、うん。俺のことね?
ドカッ…!!「ぐえっ!」
湧音のカカト落としが背中に直撃し、無様に地面に叩きつけられた。
痛ってぇぇ! 背中の肋骨がゴキって変な音出したぞ今!? 折れた? ねぇ折れたの!?
「これで決まらないとか……マジかあんた。どんだけしぶといんだよ?」
呆れたような声が頭上から聞こえ、グイッと腕立て伏せをするように身を起こし、一気に後ろに飛んで距離を取った。
背中の骨はやっぱり折られていたようだ…が、すでに修復が始まっている。痛みもほとんど感じない。
うん。いいようにやられてしまってるねコレ。シラけたようなウィラルヴァの視線が一番痛いわ。タマちゃんも心配したような不安げな目でこっちを見てるし……蛇貴妃は純粋に観戦を楽しんで、手に汗握ってキラキラした目つきで、こっちを見やっているけれど。
「だいぶ、分かってきた。創造主を相手にするときは、長期戦を覚悟しなきゃいけないんだな。スピードはないけど、反射神経と適応力が高い。それと、こっちの攻撃に対する読み。まるで熟練のバトルマニアと戦っているみたいだ」なにやらブツブツ呟きながら、静かに何度も頷く湧音。
うん。なんか分析されとるね。
悪かったね〜。見た目よりも随分と年寄りなのよこう見えて!
が、しかし! おかげでシィルスティングを掛け直す余裕ができた。
「ディグフォルト解除。魔狼シルヴァ、全身融合!」
漆黒竜ディグフォルトの完全融合から、魔狼シルヴァの完全融合へと切り替える。
全身が鈍く黒銀に輝く竜人の姿から、一変して白く輝く白銀の体毛に覆われた、獣人の姿へと変貌していった。
ディグフォルトより星レベルは劣るシィルスティングだが、身体能力の高さだけは折り紙付きの魔獣だ。これならば湧音のスピードにも、十分に対応できる。
奇しくも、湧音の本来の姿と、完全に色違いな格好だ。まぁ狼男なんて姿は、どこの世界であろうと、そうそう代り映えのするものでもあるまい。
「あ、あんた! 人狼にもなれるのか!」俺の姿を見た湧音が、まるで子供みたいに、嬉しそうにぱぁっと顔を輝かせる。
うーむ。なんていうかこいつ……憎めないタイプだねー。無邪気というか、純粋に戦闘狂いというか。
「ほらほら、折角だから全力でやろうぜ?」
挑発するようにステップを踏みながら、ビュンビュンとシャドーしてみせると、クックと笑った湧音の姿が、大きさはそのままに黒々とした体毛に覆われていった。
うん。完全に色違いだねこれ。どっちがレア色ですか!?
「はぁ……」離れた場所で、慎司が深々とため息を吐いた。
どういうため息よ、それって?
「よっしゃー、存分にやるぞ!」
気合の入った湧音の叫びを合図に、戦いの火蓋が切って落とされる。
とは言え、肉体と肉体のぶつかり合いなだけの、地味な格闘戦だが。
互いが一気に肉薄し、フェイントを交えた突きや蹴りの応酬となった。
俺の突きを湧音がスウェーバックでやり過ごせば、そのままの体勢で下方から放たれた鋭い蹴りが、俺の鼻先を通り過ぎてゆく。
一歩後ろに引いて、引いた足を力強く前に蹴り込み、肘打ちで湧音の顎を狙うと、半歩左にズレて躱した湧音の右腕が、ラリアットをするように俺の喉元に迫ってきた。
バク転してその右腕をやり過ごし、宙返りする最中に身体を捻り、右足、左足と二段蹴りを見舞う。一発目を手の平で受け止めた湧音の横っ面に、二発目の蹴りが命中したが、利き足でもなく空中だったため、大したダメージにはならなかった。
右手を地面に着いてクルリと反転し、両足で着地して身を起こす…と、湧音の前蹴りが目の前にあった。
もう一度低く身を屈めてそれを躱し、ロケットが発射するようにして、身体ごと突っ込んで、思い切り頭突きを狙う。
後ろに倒れ込むようにして、湧音がそれを躱した。空中に浮かんだ身体を捻り、背中を地面に着けた湧音の姿を、視界に映す。
空中でクルッと前転するようにして、重力に身を任せて、カカト落としを見舞ったが、踵が直撃したのは、駐車場のアスファルトの上だった。
粉々に破壊されたアスファルトが、石つぶてのように顔面を打つ中、湧音の姿を探す。
右手の下に、横向きに転がった湧音の姿が見えたとき、両手を地面に着いた湧音が、ブレイクダンスをするように、回りながら連続の蹴りを繰り出してきた。
左に飛んで一撃目、二撃目と躱したが、地に着いた両手をグイと伸ばした湧音の蹴りが、回転駒のように勢いをつけながら、一つ、二つと、ガードした俺の肩にヒットする。
軽く数メートル弾き飛ばされ、アスファルトを削りながら着地して、体勢を整えた。同時に湧音も両足で着地し、体勢を整え、腰を低く身構えてこちらの動きを伺っていた。
迷うことなく、湧音に向かって突っ込む。半ば四足歩行するように一気に距離を詰め、そのままの勢いで右フックをかます…と同時に、右足で膝蹴りを繰り出した。
右フックを躱した湧音が、膝蹴りを躱し切れずに、両手でガードする。ドスッと鈍い音が響き、湧音の身体が軽く宙に浮いた。
ガシッと湧音の後ろ髪を掴み、容赦なく両足で連続の膝蹴りを叩き込んだが、それら全ての衝撃は、ガードした湧音の腕に吸い込まれていった。
湧音がグイと身体を前屈し、その勢いで後ろ髪を掴んだ俺の手が、スルリと抜けると、強靭な体当たりが下方から飛んでくる。
肘と膝を合わせるようにして、それをガードしたが、その勢いで空中に浮かされてしまった。
そこに湧音の、迷いなき回し蹴りが飛ぶ。
咄嗟に右腕でガードするが、踵の辺りが僅かに脇腹を捉え、バカかと言うほど真横に弾き飛ばされた。そこにあった建物の壁をドゴンと破壊し、ド派手な土煙が舞う。
一本取られた形だが、ディグフォルトを解除したとはいえ、シィルスティングを所有することで齎される常発能力が、失われたわけではない。すぐさま回復し、土煙の中から一気に飛び出し、不意打ちで湧音の土手っ腹に拳を減り込ませた。
が、それだけで打ち倒すには至らない。てか硬っ! 鋼かこいつの腹は!?
「あっはっは! やっべー、おもしれぇ!」
愉快気に笑った湧音が、俺の肩に手をついて、力強く突き飛ばした。その勢いで後方に距離を取り、体勢を立て直す。
いやー。それにしてもこいつ、接近戦での戦闘能力は、相当に高い。魔狼シルヴァは俺の所有するシィルスティングの中で、格闘戦においては一、二を争う一枚なんだけど……もしかしてこいつ、こと格闘戦においては、この地球上でトップクラスの実力者なのではないだろうか。
でなければ……正直、立つ瀬が無い。こいつ以上の猛者がゴロゴロいるようだと、それこそウィラルヴァの言う通り、常に全力全霊で当たらなければ、呆気なく敗北するなんてことも、十分にあり得る話だ。
いや……事実、その通りなのかも知れない。星レベル二千以上の創造主など前例がないとか言われて、ちょっと驕っていたフシがあるけれど、考えてみたら向こうの世界にだって、絶対神の片割れである俺でも、油断すれば敗北してしまうほどの実力者は、何人も存在していた。
俺にとって親星であるこの地球上に、そのような存在がゴロゴロとひしめいていても、全くおかしな話ではないじゃないか。
と、ぼんやりとそんなことを考えて戦々恐々としていたら、
「湧音。そろそろ聞き分けなさい。これ以上やっても、結果は見えています。貴方の体力は、無限ではないのですよ」ゆっくりと歩み寄ってきた慎司が、ため息混じりに湧音を諭すような言葉を投げかけた。「そもそも貴方の主神は、秀一さんらと事を構えるのを、望んでいないはずです。いくらキミトさんの用心棒だからといって、そこまで手を貸す必要はないのですよ」
「これは俺個人のバトルだ。せっかく面白くなってきたところに、余計な茶々入れるんじゃねぇよ」つまらなそうに、湧音がフンと鼻息を荒くした。
ていうか俺としては、湧音がなぜ創造主と戦わなければならないのか、その理由の方が激しく気になるんですが……教えてはもらえないだろうな、多分。
ああー……いや? もしかしたら……。
「なぁ慎司。俺と取り引きしないか?」
ふと思いつき、シィルスティングを解除して人間の姿に戻りながら、慎司に意味あり気に目配せしてみせた。
人間の姿に戻った俺を見て、湧音がガッカリしたように、ショボンと肩を落とした。
ごめんね湧音ちゃん。また今度ゆっくりと手合わせしようぜ。
どちらかといえば猫派だけど、ワンワンも捨てがたいのよ俺は。優しくしてあげるから! オヤツに高級お肉も買ってあげるから!
「ほう? 取り引きですか」と、興味深げに慎司がピクリと眉を上げる。
「ああ。簡単に言えば……情報を売って欲しい。報酬には、それなりの神力を渡そう。
……いいよな、ウィラルヴァ?」
「……ふう。まぁいいだろう。だがどれだけの神力を渡すかは、私が決める。文句はないな?」ため息を吐いたウィラルヴァが、厳しい目つきで慎司を睨みつける。
「……いいでしょう。神力さえ譲ってもらえるのなら、どんなことでも白状しますよ。まずは……姉さんの居場所からでしょうか?」言って、からかうような目つきでチラリと俺を見た。
このやろう……あくまでそこにこだわるか。
「それはいい。こっちから会いに行くつもりはないし、もし遥華が会いたがっているとしても、それは遥華が会いにくればいいだけの話だ」
「……随分と薄情ですね。異世界での生活は、そこまで貴方を変えてしまうほど、過酷なものだったのでしょうか」
「ぬかせ。俺の中身は、なんにも変わっちゃいないよ。精神年齢だってそのままだ」
「でしょうね。俺もそう思います」
シレッとそう言ってのけた慎司に若干、イラっとしながら、ウィラルヴァと目配せし、葬祭場の建物の方へと、慎司と湧音を促した。
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