ログインボーナス58日目 ありがとう
昨日、チリに行っていたことが夢のように感じる。
長いようで短い夢。
本当にこの感覚に慣れる時が来るのだろうか。
テーブルの上にジュエリーケースがあったので夢ではない。
ジュエリーケースの中身がバッグ・クロージャーなのは夢であってほしかったが。
何時ものように朝食を準備する時、忘れていたアイツと対面した。
カツオである。
鮭だったら良かったのにな、と思いカツオの切り身を解凍して焼き魚にする。
久しぶりに感じる朝食の準備を終えると、インターフォンが鳴った。
「おはようございます。今日のログインボーナスは”ありがとう”です」
配達員さんは言葉を続けた。
「いつもログインボーナスを受けってくださってありがとうございます」
「こちらこそ、ありがとうございます」
感謝を述べた配達員さんは、お辞儀した後そのまま帰って行った。
ログインボーナスを受け取らない人がいる、そう感じ取れるニュアンスがあって少し残念に感じた。
今日から始めるログインボーナス シルヴィア @sylviapurpledawn
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。今日から始めるログインボーナスの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます