第21話:侵入者7

草原で遂に鬼1が鬼女と出会った。

出会ったと言って良いのだろうか?

鬼1が鬼女を発見すると全速力で走りだし。●REC

お互いを認識し合うと鬼女と鬼1が激突した。

殴り合いだ…。

壮絶な殴り合いの結果…。

鬼1が死んだ。

鬼女は打撲を押して立ち去ってしまった…。

思わず頭を抱えた。

何を考えてるんだ?鬼族は…。

「まあ、良いか。アンデットの素材が手に入った、喜ぶべき事だ。」□停止

玉座の間で呟く。

回収は兵に任せよう。

いや、鮮度が重要だ。転送させて回収しよう。

アンデット兵に加工した後はどうするか?

死者の町の住人は決定打だが…。

裸にパンツではみっともないので鎧いを装備させるか…。

思案に暮れると、アンデット加工と鎧の製作で日が暮れた。


日が暮れ、日没に成ると情報量が一気に少なくなる。

俺は眠る必要も無いので24時間365日引きこもっている。

良いだろ諸君、リッチは食事も寝る必要も、娯楽も無いのだ。

異世界はコンビニや遊ぶ施設も無い。

立地リッチが悪いからな。

無論、夜行性の生き物も居る谷の中…。

今はちょっとした興奮に包まれている。

鬼2がダークエルフの集落を発見した様子だ…。

夕方からダークエルフの行動を監視している。

「どうする心算なんだ…。」●REC

深夜に成ると、鬼2が動き出した。

ダークエルフの家に接近する鬼2。●REC●REC●REC

草で編んだダークエルフの家の壁を破壊して鬼2が突っ込む。

騒ぎに成るダークエルフ達。

鬼2がダークエルフを一人捕獲して担いで逃げ出した。

「うーむ、ダークエルフも食料なのか…。」

鬼強い。

シルエットしか解らないが、捕獲したダークエルフは未だ子供の様子だ。

大きさはもう大人に近い、手足を動かして暴れているので未だ生きている。

ダークエルフの住処から離れた鬼2はダークエルフを…。

パンパンし始めた…。●REC

「驚いた…。鬼はダークエルフと生殖できるのか?」

捕獲した暴れる君ダークエルフは牝の様子だ。

動かなく成るまで…。

朝日が昇るまで鬼2がダークエルフをパンパンしていると…。

明るく成ると、鬼2がダークエルフの牝を頭から食べ始めた。

「食べるなら何のために食べたのだ?(性的な意味で)」

鬼は性交目的でダークエルフの集落を襲ったが、生殖目的でダークエルフの牝を攫った訳ではない…。

無意味だ…。

鬼女を追跡しているのは、出会いの為では無いのか?

ダークエルフを食べきった鬼2は、移動を開始した。

鬼女の追跡に入った様子だ。

三日後、草原で遂に鬼女を視界に捉えた鬼2は…。●REC

やはり、殴り合いに成った。

鬼1より大きな鬼2は鬼女を抑え込むと…。

無理やり、抵抗する鬼女をパンパンし始めた。●REC●REC●REC

暴れる鬼女に圧し掛かり腰ふる鬼2。

「うーむ、何かこう…。」

営みに愛が無いな…。

恐らく泣き叫ぶ鬼女を力でねじ伏せている。

遂に動けなくなる鬼女、無視してパンパン鬼2のパンツ…。

何度目かの放出が終わると、放心して動けない鬼女を見捨てて立ち去る鬼2。

やべーぞレ〇プだ…。

「鬼は…。牝を力で屈服させて生殖を行うのか?弱い牡は牝に殺されてしまう…。」

確かに強い牡しか子孫を残せない。

「夫婦に成った素振りも無い…。」

鬼1と鬼2はガ三ラス星人も捕食していた。

鬼1は特にダークエルフを気にしていなかった…。

いや、発見できなかっただけかもしれない。

鬼2は本当にダークエルフの牝を狙ったのだろうか?

偶々、攫ったダークエルフが牝だったので弄んだ上で…。

ガ三ラス星人は如何だったか…。

「ガ三ラス星人は戦士階級が立ち向かって、子供や女を守っていた…。」

記憶でも牡しか捕獲されてない…。

「うーん、未だ判断を下すのは早いな…。」

鬼の生態を観察しよう。

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