応援コメント

海のざわめき」への応援コメント

  •  初めまして。企画の方から参りました。
     ……って、遅いよ💦 でも作者様は、いつ読まれても嬉しいはずなので。

     難しい言葉使いが多かった気がします。私が読んだ『海が太陽のきらり』作品の中でも屈指。良い悪いの問題ではなく、単に多いと感じたという事実です。

    >白いシャツが水を吸って肌に張り付き、下着をうっすら透かす。ハーフパンツは瀑布《ばくふ》となって水を垂れ流していた。

     瀑布。滝かあ〜。着衣水泳かあ〜。
     確かに、破天荒な女性だな♪
     無理やり、従わされてた感の強かった海斗くんですが、さり気に楽しくなってきたみたいだね☆

     印象的な部分としては、以下を挙げておきます。

    >海も雲も灰色だ。薄茶色の砂浜に、貝の屍が波の形を描いていた。潮に摩耗されて角の取れたガラスの欠片が、光を反射してキラキラと輝く。それを覆いつくすように、ゴミや海藻が浮力相当の位置に漂着して歪《いびつ》な筋を描いていた。

     海の美しい描写ではなく、敢えてマイナスの部分に目を向ける。海斗くんの心理状態を表しているっぽい?
     上記文章の中では、輝くガラスの欠片が異質な感じなんだけれど、これも何かしらの象徴なのかしら?

    作者からの返信

     初めまして。
     遅くなんてありませんよ!作品に賞味期限はございません。
     沢山のコメントありがとうございます。一つ一つにお返しするのもどうなのかと思ったのですが、返信を纏めることができず…いちいち返信させていただきます。鬱陶しいかもしれませんが、お許しください!

     本作、確かに難しい言葉が多いです。「筆致は物語を超えるか?」という文に反応して、現状の自分の語彙と筆力の限りを尽くさせていただきました…!書いているうちに楽しくなって暴走気味になっていることをこっそり告白します。

     美しさよりもマイナス面を見てしまうのは海斗の心情によるところですが、それも含めて作者の捻くれた性格が滲み出ているものと思われます。本作の海は昔歩いた寂れた海辺を思い出して写実的に描いただけなのですが、作者の歪んだ感性は汚いところばかりを見ていたようで…。
     海に落ちているガラスの欠片、綺麗ですよね。荒海で揉まれて角が取れ、表面もザラザラに削れて透明度が下がり、澄んでいた頃よりも深みがある。子供の頃は喜んで拾っていました。深そうな人生論を語るのに良い小道具になりそうです!

  • 凄いな。情景描写が段違い。
    「肥大化した太陽の上半身」とか。

    作者からの返信

    新巻へもん様

    「肥大化した太陽の上半身」。書いた当時は前後にあった文が邪魔をして読み辛く、四苦八苦した挙句に泣く泣く削ったのを覚えています。さりげないながら頑張った文なので、見ていただけて嬉しいです。
    ありがとうございました。

    編集済