第46話 カクヨムコン短編大賞中間選考発表
ナマステ!カクヨムコン!
久しぶりにカクヨムコン関連のネタになります。
ご存知の方も多いと思いますが先日、中間選考の結果が出ました。
最初はほわんとしていたんですが1日たって落ち着いたらようやく浮かれはじめました。
こんにちは。令和の浮かれはっちゃくこと、
いやぁもうね。
嬉しいです。
どれくらい浮かれているか。
「ヒャッホーメガネメガネ!メガネ弁当だぁー!」
くらい浮かれいます(分からない人すみません)
はい。
なんかもうアレなんで結果言ってしまいますが。
拙作「暮らしの妖怪帖」が、カクヨムコン短編大賞の中間選考を通過し、最終選考に進みました。
うおおおおおおおおおお
うおおおおおぉおおおお
マジかああああああああ
うおおおおおおおおおお
はあはあはあ
ふうっ
はい。
失礼しました。
本当に評価や応援をくださった皆さんのおかげです。
ありがとうございます。
僕の過去エッセイを読んでくださった稀有な方はご存知かと思いますが、そんな人は圧倒的に数少ないと思うのであえてご説明させていただきます。
僕は今まで規模の大小に関わらず、様々な公募に出していました。しかしそのほとんどが一次選考で落ちていました。
一度だけ二次選考まで進んだこともありますが、参加人数の少ないコンテストで特に書籍化などの特典のない、インターネット雑誌の賞です。それも二次選考通過後にセミナーの誘いがあって断ったら次で落とされました。
そんなキナ臭い賞でも、落ちた時はへこんだし、しばらく小説を書くのやめようかな、とさえ思っていました。
そんなこんなで最近までは公募に出すのを控えていました。
そんな僕の作品が。
中間選考を通過しました。
思い出すのは数年前。
はじめて「なろう」のコンテストに参加した日。
僕は思っていました。
面白ければ、必ず陽の目を見る。
僕は思っていました。
PVや評価ポイントは関係ない。
出版社の人が必ず自分を見つけてくれる。
そしてデビューする。
そう思っていました。
しかし結果は散々たるもので。
自信作かつ長時間を費やした長編は一次すら通過しませんでした。
仕事中に心拍数を上下させながら何度も何度もスマホの画面をスクロールして、通過作品の一覧を見ました。
見落としたんじゃないか。
別のページなんじゃないか。
何度も何度も。
そしてようやく落ちたんだな、と理解した時。とてもやりきれない想いだったのを覚えています。
あれから長い時が経ちました。
その間、数回だけ公募に出しましたがどれも結果は同じ。
自らの才能に失望した僕は小説よりも音楽や仕事に割く時間を増やしました。
家庭を持ち、仕事の立場も変わっていきました。
色々なことを学びました。
ロイヤルティプログラムが始まって、様々な人たちと交流をもつ機会に恵まれました。
そして読みに行きます企画を開始したり、別のサイトで書きはじめたり。
紆余曲折を経て、僕はもう一度、なんとなくごく軽い気持ちで短編大賞に参加してみようと思ったんです。
そして昨日、なんの期待もせず開いた通過作品一覧のページで自分の作品名を見つけました。
あの日なろうのコンテストに落ちて心底へこんでいた僕はこんなことを思っていました。
「この通過作品に名前のある人たちは今、これを見てどんな気持ちなんだろう」
「大賞をとりたいなんて贅沢はいわない。せめてその気持ちを知りたい」
「小説を書くことをやめる前に、一度くらい大きな賞の選考に残ってみたい」
「やめるのはそれからでも遅くない」
そう思って今日までずるずるみっともなく小説を書き続けていました。
まあこんなこと書くと「え?やめるの?」と思われちゃいますが、とんでもない。
どっこい(^∇^)やめませんよ。
いちおう死ぬまで書くと誓いました。
自分に。
音楽と小説は死ぬまでやめません。
たとえ人気がなくても続けていきます。
しかしまあ、ここまで書いておいてなんですが、なんだかコレ、あたかも大賞をとった並に大袈裟に思い出にふけっていますね。
自分で読み返して笑っちゃいました。
まあでも、僕のような底辺ユーザーからすると中間選考を通過するというのはそれほど大きな出来事なのです。
どうか、愚かにも浮かれてしまう気持ちをお察しください。
しかしまあ今回、こうして喜べたのも皆さんのおかげなんです。
あ、でもコレ、よくあるへりくだったお世辞とかじゃないんです。
マジでマジで。
皆さんのおかげ。
というのも、今回の作品を書く前に、僕は色々と試行錯誤していたんですよ。
大まかなプロットは決めていたんですが細いところは悩んでいました。
どんなのがいいだろう、って。
で、その時ちょうど読みに行きます企画をはじめていたんです。
それで多種多様なジャンルを読むことに。
しかも感想を書くこと前提なので念入りに読みました。
その結果、色々な物が見えてきました。
自分の作品に欠けていたもの。
読み手のことを考えた文章の書き方。
正直、偉そうなことはまだ言えないんですけどね、弱小もいいとこだし。浮かれてるだけなので勘弁してください。
とにかく何が言いたいかっていうと、
作品への評価、応援をしてくださった皆さんは勿論、企画に参加してくださった皆さんも本当にありがとうございました。
本当に、皆さんのおかげです。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
それではまた。
続く
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