やな気分
もうだめなんだ。何だってこんなもの持っていくのかかいもく検討もつかない
向こう岸に渡してくれ。それくらい簡単だろう
僕の荷物の少しでも背負ってみろよ。
君のそれよりも大概軽いだろうよ。君の予想通りさ。
川が見える。アマゾン川みたいに濁っている。広い深さもよくわからない。ただ水中に黒く光物があると僕はわかる。なんだろう。
足を踏み入れたいような気がする。しかしそうすれば沈んでいくだろう事も分かっている。現実を受け入れて、ただ後ろに流せばいいのだ。本当は誰もが私を素通りする。干渉してこないならなんてことはない。でもできない。重すぎるのだけどね何もかもが。
ただでさえ幸せを補充しなければならなかったとき、なにも得られなかった子供には、生きていくだけの力を日々見出さなければならない。自分の中にそれはない。余ってない。残念
なにもない日々をしっかりと生きられている人はいないだろう。僕たちはそれをしようとする。そのために生きている。それ以外が見当たらない。
しかし人生はそうはできていない。フセイカイデス。かいとうけんをボッシュウシマス
僕は森にいる。深い森だ。人はいない。それが寂しくて、とても安心した。
空気は冷ややかだ。葉が天井になって、夏でもそれほど日差しはない。苔だらけの岩に腰掛ける。さあ。毎日を歩くだけだった。なにも持っていないし、話す相手もない。
特になにも食べなくても空腹は感じないし、そうなると本格的にやることがない。
大きな木がある。葉がひときわ深い緑の木だ。見上げる。葉の間から溢れるわずかなひかりをながめる。
ああ、
何といってもいつかはここを出なければいけない。誰が命令したわけでもないのにそう思う。
何故だろう?
僕は喜びもない代わりに、不安もないのに。
月並みだ。
1人でいると自分が自分を見て話しかけてくる。彼はひどい批評家だ。ファミリア。少し親しみを覚える。
人の行動、思考のイメージ @usbsjxbsin
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