契約期間満了につき

十森克彦

第1話

 春霞、というのだろうか。家の外に出てみると、濃い霧であたり一面が真っ白だった。駅までは まっすぐ一本道なので、日頃は駅前にある大きなたこ焼き屋の看板まで見えてしまう。しかし今日は駅前どころか、家を出てすぐの交差点の、信号機の向こう側がすら、ほとんど見えない。それでなくとも自転車がやたら多いこの町で、こんなに視界が悪い中を歩くのはそれなりに勇気と度胸が必要だった。

 まあ、それはちょっと極端だとしても、ややおっかなびっくりになりながら、通りを歩いた。あちこちで自転車の「ギー」とか「キキー」という急ブレーキの嫌な音が響いている。真っ白な霧の中から、至近距離になって突然相手が現れるという感じなので当然だろうけれど、それなら自転車に乗らなければいいようなものだが、習慣というものは恐ろしい。

 そんなことを考えながら歩いていると、霧の中からぬっと人影が現れた。

「おっ」

 と声をあげてしまってやや気まずい思いをしたが、それは小声で

「どうもすみません」

 と言われたのが聞こえたからだ。すれ違っただけなので、時間にしてほんの1秒か2秒くらいのことだった。すぐにお互いが霧の向こう側に消えてしまってから、先方の服装のやや異様だったことを思い出した。パーカーか何かだろうけれども、頭の形にぴったりと貼りついたようなフードをかぶっていた。足元までは見えなかったが、服装の方もからだにぴったり張り付いたようになっていて、要するにスピードスケートの選手みたい格好だった。ただ、肩から胸にかけてごついプロテクターのようなものをつけていて、ちょっとヒーローもののコスプレの出来損ないみたいだった。

「けったいなやっちゃ」

 思わず軽く噴きだして言ってしまってから、相手に聞こえなかっただろうかと心配したが、すでにどこにいるのかも、分からない。


 そんな調子で 駅までたどり着くと、電車も徐行運転しているというアナウンスが流れていた。運転を見合わせられているよりはマシだろうけれど、そんな時は当然ながら混むので、少し憂うつになった。職場がショッピングセンターなので、こんな風に交通機関に混乱が出ると、売り場を回すための人手にもろに影響が出る。私は一応ノンフーズのフロアの副主任を任されている立場上、何としても出勤しなければならない。だから、多少混んでようが、乗らない訳にもいかないので、仕方ない。

 ところが、いざホームに上がってみると、意外に人影は少ない。もっとも、そこらじゅう真っ白なので、見えていないだけかもしれないが。やがて、なるほどいかにも徐行運転ですという音でそろそろと電車がホームにジワリと入ってきた。

 車内まで霧ということもないだろうから、一旦この視界からは抜けられると思い、ホッとした気分で乗り込んでみると、ガラガラに空いていた。いつもなら痴漢と間違えられないように、細心の注意を払わなければならないのだが、通勤ラッシュの最中だというのに、空席がちらほら見えるほどだ。ひょっとして何か重大な勘違いをしてるんじゃないかと不安になったが、時間は間違えていないし、国民の祝日というわけでもない。霧くらいで休みになる会社なんてありえないとも思うけれども、ありがたく座って行かせていただくとしよう。


 大阪環状線をいつもの3倍以上の時間をかけてゆっくり周って天王寺に着く頃には、あまり見たこともないほどの霧も、徐々に晴れはじめていた。何故か、いくつもの路線が乗り入れているこの駅にも、やはり人が少ない。

 不安というか、頼りない感じを抱えながらもJR阪和線に乗り換えて、職場のある堺市に向かう。快速電車はいつもよりはゆっくりめだが、それでも気を取り直したように素直に走っている。

 15分ほど走り、大和川に差し掛かった時だ。密集している建物が途切れて視界がひらけた、目に飛び込んできた景色に、違和感があった。山だ。大阪平野の東に南北に続く、金剛から生駒山脈。

 天気によって見え方はずいぶん変わる。遠くで淡い藍色に霞んでいるときもあれば、木の生い茂る緑がくっきり見えるときもある。空気の澄み具合とかそんな関係だろうけれど、今、あるのはこれまで見てきたどのパターンとも違う。圧倒的な存在感で、緑の山肌をくっきり浮かび上がらせている。まるで、すぐふもとに立っているように見える。こんな風に見えることもあるんだな。大和川を渡り終えてしまうまでのほんの2、3秒の間のことでもあったので、その時はその程度に思っただけだった。


 JR堺市駅で降り、職場のあるベルマージュに向かって歩道橋を歩きながら、南側の空を見た。バスターミナルの向こう側に続いている、居酒屋やら銀行やらが並ぶ街並みの、その上に、山。電車の窓から見たのは東側の生駒連山だったが、こちらは南側。南側にある山なら、多分地図でいえば天野山とかそのあたりになるのだろうが、それにしても、こんなにはっきり見えたか。いや、そもそも、見えるような距離じゃあない。いつもより何故か少なめの通行人も、何人かはちらちらとそちらを見ながら歩いていた。


 あれだけ徐行運転で時間がかかっていたはずだが、職場にはなんとか始業時間ぎりぎりには入れた。しかしやはり出勤途上で見た乗客や通行人の少なさと同じように、会社にも人がそろっていなかった。聞いてみると、遅刻や欠勤の連絡も入っていないという。見たことのないほどの濃霧だったとはいえ、そんなに通勤に影響が出るものだろうか。第一連絡も入っていないというのはどういうことなのだろうか。


「みんな来ないですねえ」

 レジの準備をはじめ、開店前にすべきことを一通り済ませた高本充代が、短めのソバージュを揺らしながら、寄って来た。どちらかというとおっとりした性格で、テキパキと動く感じではないが、丁寧でソツがない。おまけにこの近くに住んでいるため、交通機関の混乱には影響を受けないので、こういう時には特に頼りになる。

「うん、さっきも確認してみたけど、やっぱり休みとか遅刻の連絡は入っていないみたいだしね。どうしたんだろうね」

 そう広くない店で、日用品の売り場が中心のこのフロアはほぼ全体が見渡せるが、従業員の姿がいつもの半分くらいの5〜6名くらいしか見当たらない。特売日でもないので開店と同時にお客様が殺到するということもないだろうから、さしあたって対応はできるだろうけれど、やっぱり心もとない。

「ところで高本さん、今朝の霧の影響なのか何か分からないけど、駅の南側に大きな山が見えたんだけど、あんな風に見えたこと、あるのかな」

 地元で育った彼女なら、同じように見えた経験があるかもしれない。そう思って、尋ねてみると、高本充代はもとより大きめの目をさらに大きく見開いて、身を乗り出すようにして言った。

「あれでしょう、私も見ました。あんな山、なかったですよ。これまで。あんな風に見えたこと、ないもの。びっくりしました。なんなんですか、あの山」

「方角で言ったら天野山とかあのあたりになるかな。でも、確かに僕も見たことがない。山が動くはずないから、蜃気楼か何かの影響で近くにあるように写ってるんだと思うけど」

 言いながら私は、そうか、蜃気楼か。霧が濃かったから、空気中の水分に反射して蜃気楼が見えていたんだ、と一人で納得した。

 開店時間が来ても、半数の従業員はやはり姿を見せないままだった。客そのものも、いつもに比べるとずいぶん少なくて、要領を得ないまま、営業時間を終了することになった。出勤している従業員が少ない関係で、私は開店前から閉店後まで帰れず、12時間以上を勤務することになってしまった。

 

 疲れて帰宅すると、テレビのニュースが何やら騒がしかった。

「……かなりの範囲の地域が、忽然と姿を消すという状況に、警察や消防の他自衛隊までが乗り出して調査をする予定です……」

 すぐには意味がつかめなかったが、アナウンサーが提示しているフリップには大阪の地図があり、確かに南北にかなり広い地域に斜線が引いてあった。忽然と、姿を消す。何故か耳に残ったその表現をしばらく呆然と繰り返しているうちに、今日見た風景が頭の中に浮かび上がった。山。これまでになかったくらいに、近くに見えていた。忽然と姿を消した、斜線が引かれた地域。あったはずのエリアに、その向こう側にあった山が、ある。近くに見えたのではなくて、実際に近くにあったのか。

 高本充代には、

「山が動くはずがないから」

 と言ったが、あのエリアが本当になくなったのなら、山の位置は変わっているといことになる。いや、こちらがいる位置が山に向けて移動した、ということになるのか。

 私はあまりに荒唐無稽な話に失笑し、疲れているとろくなことを考えない、と自分の解釈を妄想と片付けて、その日は早めに床についた。


 翌朝も、同様に濃霧だった。やはり同様に天王寺に着く頃にはすっかり晴れていて、大和川を渡る際に窓から見えた山は、昨日よりもさらに近くに見えた。というより、線路がほとんど山のふもとを走っている。

 昨日よりもさらに空いている電車の中で、サラリーマンが広げた新聞の一面に印刷されている大きな活字が目に入った。

「大阪の一部、消滅か」

 何の冗談だ。家で新聞を読む習慣がなく、大抵は職場の休憩室にあるものを空き時間に斜め読みするくらいなので、すっかり忘れていたが、そういえば、山がどうしたとか言っていたような。いや、違った、確か何かが忽然と姿を消したとかなんだとか。

 ある地域が消え、その分、山が近くになった。荒唐無稽な話で、インパクトは強いが、頭に入ってこない。けれどもすぐそこに迫っている景色が、頭の中に無理やりねじ込まれてくる。

 堺市で降りるとやはり、南側の空に山なみが見えた。電車の東に迫っていたのが生駒山だとすると、方角的にはやはり天野山あたりになるのだろうか。

 昨日と同じように、高本充代が開店準備の業務を一通り終えてから、近寄って来た。眉をハの字にして口をとがらせながら、歩いてくる。

「副主任、昨日よりも少ないですねえ。みんな、どうしちゃったんでしょう」

 彼女も人手不足のおかげで昨日結構遅くまで残業させてしまったので、今日はなんとか早めに帰らせてあげないとな、と思いながら、みんなどうしちゃったんでしょう、というセリフに、ニュースの内容が改めて思い出された。大阪の一部が消えた、と報道されていた。ということは、そこに住んでいた人たちはどうなったのか。山に気をとられていて、気付かなかった。ここの従業員も、かなりの数がそのエリアに住んでいるはずだ。

「ニュース、観たかい」

「観ましたよう。何のことかさっぱり分からなくてスルーしましたけど。それがどうかしましたか」

 昨日よりもさらに大きく目を開いて、潜ませた声じゃなく大声で言った。


「大阪の一部が消えたって言うんだ。昨日から、山が異様に近いだろう。蜃気楼かなにかみたいに、近くにあるように見えているというんじゃない。多分手前にあった場所が消えてしまって、その分移動したってことらしい」

「それって、新しい山ができたってことじゃないんですか」

 軽く眉をひそめて一瞬だけ考えた高本充代の言葉に、確かにその方が自然だと思わされた。しかしそれにしたって地震があったわけでも火山の噴火があったわけでもない。


 結局開店の定刻を過ぎても従業員は殆ど集まらず、そもそも商品の入荷が来ない。日用品や衣料品のフロアはまだいいとして、生鮮食品が入ってこなければさしあたり商売にならない。閑散とした駅周辺の様子からも、買い物客が訪れてくれそうな雰囲気ではないので、一時間ほどしてから臨時閉店をすることになったと連絡が回って来た。というよりも、店長も音信のないままだったので、出てきている数名の社員で相談して、東京にある本社に指示を仰いだ結果だった。


 新しい山ができたのか、それとも生駒山が移動したのか。なんともおかしな疑問だが、突然の休日に、他に考えることもなく、そこに関心を向けざるを得なかった。

「確かめに行ったらいいんじゃないですか」

 高本充代が不思議そうな顔で言った。なるほど、考え込んでいるくらいなら、見に行けばいいのだ。どうせ時間はあるし、ちょっと見に行ってみようと思えるほど、山は近くに迫っていた。幸い、駅の自転車置き場にはレンタルサイクルがあったので、それを借りて近くまで様子を見に行ってみることにした。

「で、なんで君もいるんだい」

 ニコニコと隣で自転車にまたがった高本充代に、私は尋ねた。

「だって、お休みになってヒマだし、おもしろそうじゃないですか」

 どうやら危険があるかもしれないとか不安だとか、そういう方面への想像は一切ないようだ。まあ、いい。私たちはお揃いのロゴが入ったレンタサイクルに乗って、踏切を越えて東に向かうことにした。

 

 さすがにすぐそこにあるというわけでなかったが、それでも十五分ほど自転車で行くと、上り坂になった。この付近に住んでいたわけではないので詳しくはないが、こんなところに坂はなかったはずだ。ただ、住宅の中を走っている道路がいつの間にか山道になり、家が途切れて森になっていく風景には何かが破壊されたようなところはなく、ずっと前からそうであったように、自然とつながっていた。ある程度まで上ると、自転車ではそれ以上はつらくなったので、適当なところに停めて歩くことにした。道はすっかり登山道のようになっている。

 しばらく上っていると、汗が噴き出してきた。普通に出勤するつもりで出てきたので、まさか山に登ろうとは思っていなかった。ただ、日頃から立ち仕事なので、靴はウォーキングシューズを履いていたのが幸いした。高本充代も隣で汗を拭きつつ歩いているが、さすがに若いからか、私のように息が上がってはいない。

「……やっぱり若いねえ。体力が違う」

 うらめしそうな私を見て、

「私、実は山ガールなんですよ、休みの日とか、山歩きするのが好きなんです」

 とにっこり笑った。なるほど、道理で。出来れば出かける前から言ってほしかった。

 そんなやり取りをしていると、スーツ姿の男が、私たちの横を追い抜いて行った。いくら何でも、山登りをするには場違いな服装だった。それに何か思いつめたような表情で、足下もふらふらである。ただその横顔に、見覚えがあるような気がした。誰だっただろう。


 男が行ってしまってほどなく、私たちは山頂付近に出た。そこにはたくさんの人間がいて、なにやら作業をしていた。警察や消防の他、自衛隊も乗り出して、というニュースを思い出した。だとしたら、追い返されたりするかもしれないな、と警戒したが、誰一人、私たちに注意を向ける者はいなかった。それに、一様におかしな恰好をしている。フードまで体にぴったりした、スピードスケートの選手のような服装に、肩から胸にかけてごついプロテクターのようなものをつけている。そう、昨日の朝、霧の中でぶつかりそうになった、あのコスプレ男と同じだった。


 誰にも止められることなく、そのまま山頂に到着した私たちは、この山が一体何なのかの結論をはっきり見ることになった。遊園地のゲートがあったのだ。大阪の人間ならだれでも知っている。生駒山上遊園地。個人的に来たことはなかったが、疑う余地はなかった。何と言っても、はっきりとゲートにそう書いてある。間違いなくこれは、生駒山だった。堺市駅から自転車で十五分。私たちは顔を見合わせて、しばらく言葉も出せなかった。

 

「こんなことは認められない。すぐに止めなさい、いや、止めてください」

 遊園地の中から、大きな声が聞こえた。のぞいてみると、先刻私たちを追い抜いて行ったスーツ男だった。その前にやはり例のコスプレ姿が一人、腕組みをして立っている。

「申し訳ありませんが、契約は契約ですから。今からでも支払いをしていただけたら何とかしますけれども、それはできないのでしょう」

 何か、借金の返済をめぐるトラブルだろうか。それにしてもこんなところでしなくても、と思ったが、同時に、そのスーツ男のことをはっきりと思い出した。まさかとは思ったが、その声を聞いてはっきりと分かった。内閣総理大臣だった。

「我々は千年以上の時間をかけて、ここに陸を作ってきました。それを収穫する代わりに金を支払うと約束したのはあなた方の方でしょう。けれども、当時のトクガワさんが頭金としてお支払いいただいて以降、ただの一度も支払いは実行されなかった。百五十年間という猶予期間が終わったのです。契約通り、この土地を収穫させていただきますよ」

「そんな話が本当とは思わなかったんですよ。それはそうでしょう。そもそも百五十年前にあなたがたと契約をしたトクガワというのは、その直後に政権を返上したんです。今の政府とは関係がないはずだ」

「それはあなた方の事情でしょう。第一政権返上前のことだったら、この国の代表としての契約は有効です。あなた方はそれを引き継いだのだから、契約も引き継いでいることになります」


 トクガワ、百五十年前。なんだかよく分からないが、総理の個人的な借金の交渉ではなさそうだ。とすれば、あの奇妙な格好をした彼らは一体何者なのだ。千年以上かけて陸を作って来た。確かそう言っていた。それはこの大阪のことを言っているのだろうか。

「その通りです」

 ふいに後ろから声が聞こえた。私たちは驚いて振り返ったが、そこには例のコスプレ男が立っていた。

「私たちはこの下に、あなた方よりも以前から住んできました。とても素晴らしい国ですが、人口増加が問題でしてね。そこで、地表で土地を作り、それを収穫することで、領土を広げようとしているのです」

「し、下にって、するとおたくは地底人ってことですか」

「地底人、すっごおい」

 高本充代は目を輝かせて喜んでいる。呑気なのか豪胆なのかよくわからない。というか、この事態に頭がついていっていないだけなのか。もっとも、私自身もそうなのだが。

「あなた方からすればそうなるのでしょうね。私たちにすれば、あなた方の方が地表人なのですが。こんなことになって申し訳ないとは思いますが、私たちも契約に従って執行せざるを得ないのです。トクガワさんは大量の金を支払ってくださいました。私たちの国でも金は価値のあるものです。1868年のことでした。けれどもその後を引き継がれたあなた方の代表が、約束を果たしていただけなかったのです。今年でその契約の猶予期限である 150年が経ってしまったというわけなんです。どうやら、あなた方は何も聞かされておられなかったようですが」

 1868年、トクガワ、大量の金。連想するのは……そうか、徳川埋蔵金。地底人に支払ったというなら、見つからないのが道理だろう。当然そんなことは歴史の教科書にはない。しかし、さっきのやりとりからすると、少なくとも総理は知っているようだった。歴代の総理とかその周辺あたりにだけ、秘密裡に申し送られてでもきたのだろうか。発覚を恐れて、秘めていた、というところか。それとも、本人が言っていたように、それが事実だとは思っていなかったか。いずれにせよ、そのツケを払わされたのが、この町ということらしい。

 しばらく顔を見合わせ、途方に暮れたまま、私たちはとりあえず下山することにした。自転車を置いたところまで来てふもとを見ると、走って来たはずの道はなくなっていた。ぎりぎりまで、波が打ち寄せている。大阪湾、ということらしい。遠くの方で、魚が跳ねたのが、見えた。

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