アセスメント調査員
アセスメント調査員については、前回簡単に書いた。
とはいえこの職業、かなり知名度が低い。
小説や漫画、映画などのネタになっているのも、ほとんど見たことがない。
近年、動物園や水族館の飼育員をテーマにした小説や漫画は少なくないし、博物館の学芸員が出てくるものも探せば少しは見つかる。
その他自然系では、釣りをテーマにしたものが多く、狩り(ゲームのようなモンスターハンティングではなく、現実の狩猟)が題材のものも珍しくない。
だが、筆者のやっているような、環境調査とかアセスメントというものがテーマとなったもの、及びそれを職業とする人物はほとんど見たことがない。
唯一、筆者の記憶に残っているのが、以前週刊少年サンデーで連載されていた漫画、「史上最強の弟子ケンイチ」の登場人物、
単行本46巻に、「絶滅危惧種の調査などを頼まれて、山深くに分け入ることがあった」という記述がある(これを書くために、漫画喫茶まで行って確認してきた)。ヒロインの父親であり、かなりの重要人物なのだが、話の展開上実際の出番は最終盤の少しだけなのが残念である。
ただ、本来格闘漫画であり、絶滅危惧種云々は一度出ただけで本編中にそういう話はなし。フレーバーテキストに近いものがある。
後は、ミステリー物で昆虫学の知識を生かして推理が行われるものもあるが、主人公はたいてい刑事や学者だったりする。
自分で何か書いてみようかと考えたこともあるが、仕事上の守秘義務があるので実際の経験についてはほとんど書けないし、ラノベにして面白いような大きなネタもあまりない。
それと、調査員を主人公にして小説を書くと、何だか自分を美化しているようで恥ずかしい。
さらにもう一つ。筆者の悪い癖であるが、やっぱりラノベを書いているとどうしてもバトルものに走ってしまう。
でも、さすがに現実世界で有害鳥獣と戦ったり、絶滅危惧種を守るために開発側や密猟者を敵に回したりするわけにもいかない。
筆者は以前、「小説家になろう」でライトノベルを書いていたのだが、諸般の事情によりカクヨムの方に流れてきた。
ここで他の人の作品を見ていると、エッセイが意外に多いのに気付いた。そのうち、生物関係のものも。
そこで、他の人のものと被らないように気を付けつつ、使えそうなネタについてはエッセイにすることにした。
というわけで、これからよろしくお願いします。
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