1125話から考える安室透の目的とは
1125話にて安室透が何らかの目的で光彦に盗聴器付きのバッジを渡していたことが判明した。どういった目的で盗聴器を仕掛けていたのか、これを考えていきたい。
まず盗聴器を受けることによって誰の情報を得ようとしていたのかを考えたい。少年探偵団の中にその対象がいるというのが順当であり、基本的にはコナンか灰原と考えられる。この二人のどちらかに対象がいると仮定して話を進めていく。
最初にコナンが盗聴の対象であったとき、安室の目的は何だろうか。考えられることとしては組織の任務の中で必要なことだった可能性である。安室は工藤新一についてを調べるように指示が出ていたのでその過程の中での盗聴ということはあり得ない話ではないと思う。
ただその場合は江戸川コナン=工藤新一を知らないといけない。安室がそれを知っていたとしても組織がそれを認識していないことには説明のしようが無い。ジンが工藤新一をAPTX4869で殺害しようとした理由を考えると組織としては生かしておきたくない人物なので組織に工藤新一の生存についての情報が流れると危害が及ぶことは時間の問題だろう。安室がいくら組織のスパイとはいえ、そこまでのことはしないように感じる。
次に灰原が盗聴の対象であったとき、安室の目的は何だろうか。シェリーに関することであるのは明白だろう。シェリーを組織に連れ戻すための日常についての情報提供といったところだろう。
この場合はベルモットからの指示があってのものだろう。ただし、安室の中で盗聴をしている相手がシェリーと同一人物であるとは思っていないはずである。出世のためにはジンに気に入られる方が得策だからである。
このような状態で真剣に安室が盗聴に取り組んでいるとは思いにくいのでこのパターンの可能性は低いだろう。
そう考えると安室の盗聴の相手はコナンであろう。やはりこれは工藤新一の調査の一環だろう。もしかすると工藤新一調査の指示を受けた段階からコナンのついて調べてくれという指示が出ていたのかもしれない。
今後、安室がやっていた盗聴を根拠にして組織に江戸川コナンが目を付けられるかもしれない。特に安室に指示を出したRUMは直接自分の手でやらなくても間接的に噛んでくることも考えられるし、毛利探偵事務所といろは寿司が目と鼻の先にあるので直接何らかの動きを見せるという可能性も十分にあるだろう。
この後明かされるであろう安室の盗聴の目的次第では組織との対決もそう遠くない日に勃発するかもしれない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます