1103話で若狭留美の17年前の事件との関わり方が明らかにされた。17年前に若狭はアマンダ・ヒューズとともにいたのである。

今回は浅香とアマンダ・ヒューズについて考えていきたい。

今回の1103話で若狭がアマンダ・ヒューズのボディーガードである浅香と同一人物であることがほぼほぼ確定した。つまり17年前の事件のときにアマンダ・ヒューズと一緒になって行動していたことは明らかである。

アマンダ・ヒューズほどの大富豪がボディーガードを一人しか雇っていないとは考え難いので浅香とは相当距離が近かったのではないかと思われる。プライベートの外出に付き添えるくらいの距離感が浅香とアマンダ・ヒューズの間にはあったのだろう。

そう考えると浅香は何らかの他の組織、例えば警察組織や警備会社に所属してボディーガードとしてアマンダ・ヒューズのもとにいるのではなくて直接的にアマンダ・ヒューズに雇われていると考えられる。浅香はアマンダ・ヒューズ専属のボディーガードとして生きていたのだろうと思う。

17年前の事件ではアマンダ・ヒューズは殺害されているのに対して浅香は逃げられている。浅香はボディーガードとしてアマンダ・ヒューズに付き添っていたので谷地主を殺されるというのは最も大きな失態をしている。おそらく飲み物を買いに行ってくるとかそういった理由でアマンダ・ヒューズの側を離れて帰ってきたときにアマンダ・ヒューズが殺されている現場に出くわしてしまったまたは既に殺された状態だったのだろう。

その後、赤井務武の手助けもあって今の若狭留美に至ったのだろうと思う。自分の雇い主であるアマンダ・ヒューズを殺した黒ずくめの組織を若狭の手で捕らえることで一矢報いたいという思いがあるのだろうと思う。ボディーガードとして生きていたので戦闘することに関しては申し分ない実力を持っているはずだ。組織を見つけるためにコナンや哀ちゃんへ接触してきているのだと思う。