ボス編はどうなるのか?

ラムの正体が判明し、ラム編も佳境に差し掛かっていてラム編の終わりも近づいてきている気がする。ボス編が一体どうなるのか、現時点でどうなるのかを考えてみたい。


今既に二人の老人が出てきているので今までのバーボン編やラム編と同様に三人の候補者が出てきて最終的にボスが分かるというような展開がされることが予想される。そこで候補者となる老人たちがどんな役職なのか、考えられるものを挙げていきたい。


まずは警視総監が考えられる。白馬探の父親が現職の警視総監と分かっているが、まじっく快斗での登場のみでコナンの本編には登場していない。そこで本編への初登場に組織のボスが絡んでくると面白いなと思う。ラム編では警視庁捜査一課の管理官である黒田兵衛が候補者として登場しているのでより格上の警察官が出てくることは十分に考えられる。もちろんのことながらボスではないはずだ。


警視総監と同様の理由で警察庁長官の登場も考えられる。警察官の中では唯一階級を持たない日本警察のトップに立つ警察庁長官がボス候補として名を連ねていたら相当熱い展開になるだろう。警視総監と同じように候補となるだけで実際のボスではないはずだ。


次に大物芸能人が考えられる。ボスと何らかの関わりがあるとされるベルモットがハリウッド女優であることを考えるとボス自身が芸能界で活躍していると描き方として面白いなと思えるだろう。ただこの人物が本物のボスではないと思う。


さらには経済界の大物ということも考えられる。組織のメンバーでジンによって殺されたピスコこと枡山憲三も経済界の大物であり、ボスに長年仕えていることから同じ世界の人物である可能性は十分に考えられるものである。ただ、組織のおかげでピスコがのし上がったと言われていることからボスは経済界に影響力を持った別の世界の世界の人とも考えられる。


最後に大物政治家が考えられる。今まで組織は政治家を殺すという試みはしてきたが、組織のメンバーとして登場したことはない。そういったことから出てきてもおかしくない。幹事長のような与党幹部や野党の党首などの大物政治家が組織を指揮していることは十分考えられる。現実世界でも政治家には汚職がよくある。きちんと情報統制が出来ていれば秘密裏に組織を指揮することはそう難しいことではない気がする。


私は最後に挙げた大物政治家がボスそのものなのではないかと思っている。組織の目的として世界を変えることがありそうであり、それを実現するのには政治家がいるべきでそのポストにボスが就いていれば自由なタイミングで世界を変えられるからである。


果たしてボス編がどうなるのか、どんな役職の人が候補者として出てくるのかまだ分からないが、楽しみである。

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