1099話から考える若狭留美の正体と17年前の事件
今回は最新話1099話から考える若狭留美の正体と17年前の事件について話をしていきたい。
1099話で若狭留美が若い頃に赤井秀一の父、赤井務武に守ってもらったことが分かった。見た感じでは今の若狭留美の顔とは似ていない。また
若狭と務武さんが出会い得る場所は17年前の事件くらいだろう。若狭が務武さんに守られているということを考えると彼女はRUMではなくて味方側だろう。ここで有力なのは若狭留美=浅香である。
浅香は17年前の事件で羽田浩司とともにホテルで亡くなったことが分かっているアマンダ・ヒューズのボディーガードである。
若狭が持っている羽田浩司のものと思われる将棋の駒(角行)は遺留品として持って帰ってきたものなのかもしれない。羽田浩司を自分の手で守ることができなかったという後悔から来るものなのかもしれない。
さて若狭の現在と過去の顔が違うことから顔を変えて生きているということがわかる。これは何らかの組織が若狭留美に関わっているからではないかと思う。
1つ目がFBI、アメリカで起こっている事件なので順当に行けばFBIが保護することになる。ただ、その事件を追っているFBIの赤井秀一に情報が回っていないことを考えると違う可能性が高い。
2つ目がUSMS、FBI同様にアメリカ国内の事件なのでおかしくない。しかもFBIとの仲はあまり良くないと緋色の弾丸の中で明かされているので赤井秀一に情報が回っていない理由の説明がつく。
3つ目がSIS、守った赤井務武が所属している組織なので妥当である。個人的にはこれが最も有力だと思う。もし若狭留美がSISに関与しているのであればメアリーがホテルを転々としているのをサポートできる。
17年前の事件のキーパーソンである浅香が務武さんに守られて無事であるとすればグッと赤井務武生存説を押し上げてくれる。
SISが若狭留美を守ったのであればメアリーが夫の生存を知らないのは違和感があるが、連絡先だけを渡す形で支援をするきっかけを作れば違和感なく説明がつく。
若狭留美(WAKASA RUMI)の名前に浅香(ASAKA)とRUMという単語があるのは紛れなのか、何らかの意図があるのか。名前の中から“I was RUM.”と抜き出せるのに意味はあるのか。まだまだ分からないことだらけである。
今後考えられる展開として若狭が沖矢昴の正体を赤井秀一と知り、自分を守ってくれた赤井務武と沖矢昴(赤井秀一)の親子関係を理解するのではないだろうか。それが務武さんの生存の話に繋がったり赤井家集合に繋がったりするのではないかと思う。
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