　『名探偵コナン』の作者・青山剛昌先生と『ONE PIECE』の作者・尾田栄一郎先生の対談にて今後描かれる展開としてRUMが両眼あったときの話があると明かされた。この話には赤井務武が関与していることも明かされている。今回はどのような展開として描かれていくのかを考えていきたい。

　一番有力なのは17年前の事件関連である。務武さんが17年前の事件の捜査でアメリカに渡ったときにRUMと遭遇して片目を潰したという可能性だ。“さざ波の魔法使い”にて截拳道（ジークンドー）の技で赤井秀一が目潰しという言葉を出していて務武さんが実際に目を潰したという伏線になっている可能性もあると考えられている。RUMが17年前の事件に絡んでいることは確実なので務武さんと交戦していてもおかしくはない。ジンが17年前の事件のことをRUMが抜かった仕事（ころし）と称している要因がRUMが義眼になったことだとすれば納得いく。RUMが義眼になったと考えられる最も有力な事件である。

　その他の候補として17年前の羽田浩司の事件よりも前に務武さんとRUMが出会っていた可能性もあると思う。アメリカに渡って早い段階で相手が大きいということが分かっているのでそれよりも前にあっているようなこともあると思う。例えばイギリスでMI6と敵組織としてRUMと対峙するなどである。

　他には務武さんが黒ずくめの組織の一員として活動していたとき、抜け出すためにRUMと対峙して戦ったという可能性もある。相当な情報を得て逃げだそうとしているところをRUMにバレて戦ったということである。その戦いでRUMは務武さんに返り討ちにされて逃げられたのではないかと考えられる。

　私の中ではRUMを義眼にした事件では務武さんが圧倒的な力を見せつけて逃げてったと思う。RUMはこの件で赤井務武に相当恨みを持っていて未だに陰で探しているのかもしれない。17年前の事件で死亡と報じられているが,そんなことはないと思って探していることは大いにあると思う。

　後々にこの相手がFBIのスパイの赤井秀一の親族であると分かるのかもしれない。赤井秀一の生存が組織側に露呈した場合、RUMが直接赤井秀一を殺しに来るような展開があるかもしれない。赤井秀一は組織のNo.2として君臨する人物のコードネームがRUMであることは分かっているが、正体については彼もまだ分かっていないようである。赤井秀一がRUMの正体を知ったときに最終章として組織側とコナン側の戦いの準備が本格的に始まっていくのかもしれない。