赤井務武と黒ずくめの組織の関係
遂にアニメ版で赤井務武が登場し、声優が山寺宏一さんであると判明した。にしても赤井家の面々の声優が豪華すぎる。
メアリーと務武さんに変装したベルモットがイギリスのSISの本部の建物の前で落ち合い、ベルモットがメアリーにAPTX4869を摂取させた。これは務武としてSISに潜入しようと試みるベルモットがメアリーに本物ではないことが露呈したために行ったものである。
ここでなぜベルモットはメアリーという存在を知ったのか、疑問になる。組織が絡んだ羽田浩司の事件の調査に務武さんが行っていたので赤井務武という人物を知り、そこからメアリーまでたどった可能性がある。ただこれだけでメアリーにここまで接触してくるとは考えがたい。
さらにはメアリーとジンが同じようなことを言っているという事実がある。“暗がりに鬼を繋ぐが如く”という言葉である。ここ最近にメアリーの言葉遣いは務武さんの口調に近いと考えられるので務武さんとジンに何らかの関係がありそうである。では一体、どんな関係があるのだろうか。
ジンは明言こそされていないが、日本人であると考えられる。務武さんは名前から分かるように日本人であることは間違いないだろう。現在、務武さんはSISに身を置いていることから今の国籍はイギリスと考えられるが、かつて日本で暮らしていたという可能性は否定できない。このときに何らかの関係があったと考えてもおかしくはない。
ただ、作者の青山剛昌先生から“ジンの年齢が30歳を越えているかも”という発言があり務武さんの年齢よりも息子の秀一の方の年齢に近いのでこの可能性は低そうだ。
ここで最も有力と考えられるのは赤井務武自身が組織に潜入していたという可能性だ。色々な国から公安組織が黒ずくめに潜入しているのでSISから誰かが潜入していてもおかしくない。現時点では「純黒の
17年前の羽田浩司の事件の調査の早い段階で相手が大きな組織であることがメアリーに知らされており、しかもメアリーが組織の構成されているメンバーを少し知っているようで元々組織の存在を知っていたという可能性がある。
しかしこれでは組織に潜入していることが露呈しており、既に消されている可能性が高くなる。もしかしたらこういうことがあったので務武さんが死んでいるという情報が回っているのかもしれない。
どうやら組織はスパイについては人物の周囲まで情報を得ているようである。現に赤井秀一の情報は露呈しており、FBIの仲間についての情報も知られている。一応、直接的に対峙しているからという可能性もある。スパイの情報としてメアリーまで情報が組織が知っていると考えるとベルモットがあそこまでメアリーを知っていたのだろう。
そして務武さん本人は本来ジンなどに殺されていてもおかしくないはずなのだが、どうにかして逃げたのだろう。もしかしたら組織に潜入するスパイ仲間に手助けしてもらって今に至るのかもしれない。ここでFBIが協力し、証人保護プログラムを使って生きている可能性があると思う。秀一はFBIにいるのでその情報を知っているのかもしれない。そして陰で協力という形で関わっているのかもしれない。
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