コナンが降谷の同期・諸伏を知るのはいつなのか

今回はハロウィンの花嫁をもとにコナンが諸伏景光の死因が何だったのかを理解するときは来るのか、ということを考えていきたい。


ハロウィンの花嫁で降谷の同期である萩原・松田・伊達・諸伏が全員亡くなっていることがコナンに明かされ、写真を見たことにより顔を知ることもできた。萩原・松田・伊達の3人の死因は高木刑事や佐藤刑事、降谷(風見裕也)から聞いたことによりコナンは知ることとなったが(以前から知っていたとは思う)諸伏については極秘として死んでいることだけが明かされた。


コナンは長野県警捜査一課の諸伏高明警部と面識があってコナンの世界線ではどうか分からないが、“諸伏”という姓はそれほど多いものではないのでいつかは降谷の同期の諸伏と長野県警の諸伏が繋がることになると思う。


さらにネットニュースとして残っているかは分からないが、諸伏家の両親が殺されている事件をコナンが見たときに両名の繋がりを確信すると思う。


では死因や死んだ経緯についてコナンが知ることはあるのだろうか。景光はいわゆる黒ずくめの組織に警視庁公安部からコードネーム・スコッチとして潜入していてジンなどに正体が露呈しそうだということで同じく潜入していたFBIのコードネーム・ライ、本名・赤井秀一の所持していた拳銃を奪って自分のスマホを巻き添えにして自殺した。


この事実はその現場に居合わせた赤井と景光にトリガーを引かせる要因を作った降谷と潜入について知っている公安の上層部、黒ずくめの組織のメンバーくらいしか知らない話だと思う。実兄の高明にすら死んだという情報も渡っておらず、状況から亡くなっているのだと思っているくらいだ。


景光についてはコナンだけではなくて真純にとっても大きいものがある。景光は単なる降谷の同期という立ち位置ではなく、黒ずくめの組織の調査のために命を落としたスパイという有効な一枚のカードなのでコナンとしてもこの情報は大きいと思う。


またスコッチは真純にとってはアメリカにいるはずの兄と一緒にいてベースを教えてくれた人である。しかもスコッチがベースを取り出したソフトケースが立っていてライフルが入っているのではないかと真純は考えていた。


コナンにしても真純にしても行動していることのすべての最終目的はおよそ一致している。真純はまだ追っている組織に自分の兄がいたことは知らないが、いずれ分かったときに全力でスコッチのことを調査しようとするはずだ。


黒田兵衛や安室透、赤井秀一あたりがコナンに協力的になって景光についての情報を提供してくれなければコナンは知る由もないし、真純はメアリーが知っているか、組織のメンバーとの接触で知るか(教えてくれそうなのはベルモットくらいだろう)赤井秀一が提供するかくらいでないと知る由はなさそうだ。


いずれにせよ、赤井秀一が景光(スコッチ)の死については最も知っているはずなので彼がどこまで提供してくれるかがキーになりそうだ。

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