次回作劇場版名探偵コナン第26弾

今回は来年の映画の予告を見た上でどんなストーリーになるのかという概要を考えようと思う。


まず簡単に予告のことを書いておく。海と思われるような水中を映しており、詳細までは覚えていないがジンの声で“待ってろよ、シェリー”みたいなシェリーを捕まえようとしているような発言をしていた。


私は第26弾で組織編が描かれるとは思っていなかったので結構予想外だったなと思っている。ただ前回の組織編が第20弾の『純黒の悪夢』だったのでスパン的にはそれほどおかしくはないのかなと思う。



予告だけから考えられる次回作の概要としては二つ考えられる。


一つ目は哀ちゃんが海に落ちてしまうパターン。これは『絶海の探偵』のときの蘭ちゃんと同じような感じで海に突き落とされてしまうという展開が考えられる。事故で落ちてしまうということも考えられるが、組織側または事件の犯人が落とすの可能性が高いと思う。組織が落とすときは殺すつもりで落とすと思うし、組織ではない人が落とした場合は海中にいる哀ちゃんのとどめを組織が刺そうとすると考えられる。


二つ目は潜水艦で組織が現れるパターン。これは『純黒の悪夢』のヘリコプターのように攻撃の能力を持った潜水艦を使って哀ちゃんが乗る船を沈没させようとするのではないかと考えられる。海の中という周りには見られない中での攻撃は組織にとっては都合が良いだろうし、潜水艦はキーになるのかなと思っている。


予告から考えることは以上だが、組織編ということで考えられることはいくつがある。


まず組織編の映画では『天国へのカウントダウン』のように事件の裏で組織が出てくるパターンと『純黒の悪夢』のように事件=組織のパターンと二通りあるが、今や組織の存在が小さいものではないので組織とは関係ない事件というのは存在し難いのではないかと思う。


次に本誌ではラムの正体についての言及が一応あったのでラム関連で新たな伏線をまいてくる可能性があると思う。実はラムの正体は明かされた人ではないようなことを示唆したり、17年前の羽田浩司の事件にどう関わっていたのかを示唆したりするのではないかと考えている。


そしてコナン側の味方について哀ちゃん絡みになると真っ先に赤井秀一が出てくるのではないかと考えてしまう。今までの映画でポスト灰原哀を守るキャラクターは登場していないのでそういうやり方をしてもおかしくはないと思う。ただ、出演のスパンが短いことを考えると望みは薄い。そこで有力なのはCIAの登場である。生存が確認されているキャラクターは本堂瑛海くらいだと思うが、ここで大量に出てきても面白いかもしれない。さらにコナンの正体を知り、CIAに入ろうとしている本堂瑛祐が再登場したら熱い展開になることは間違いないだろう。


他には組織の新たなメンバーが登場するかであろう。潜水艦で攻撃するにしても射撃のタイプなのでキャンティ・コルンは間違いなく登場する気がするが、海担当の諜報員が潜水艦を運転するみたいなことで出てきてもおかしくないのかなと思っている。またラムだけではなくてボスの存在について何かが語られるという風になっても面白い。ベルモットと同じくらいボスに可愛がられている直属の部下が掻き乱してきたら熱い展開だと思う。


個人的にはコナン陣営として誰が出演するかがキーになってくるのではないかと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る