ハロウィンの花嫁の感想
今回はハロウィンの花嫁の映画を見た上での感想を書いていきたい。(ネタバレを含む内容で書くので注意)
まずオープニングが渋谷の街の中で行われてたのが個人的には結構好きだった。いつもは強いて言えば無機質な感じだったが、今回は現実世界のもので面白いなと思えた。コナンの周りに少年探偵団たちが仮想姿で出て来たのが映画を表していて好きだなと思った。
冒頭で高木刑事と佐藤刑事の結婚式が行われたが、早々に警備の練習であったことが判明した。バージンロードを歩くときに松本管理官が代理父として選ばれていたのが感動的だなと思った。だとしても犯人役の人たちがどう見ても捜査一課の刑事たちで出てきたタイミングでほぼ分かったが。とは言え、大々的に結婚だと言っていた割には結婚式のシーンが少なすぎたと思った。
警視庁前で爆発に巻き込まれて車道に投げ出されてしまった哀ちゃんを身を挺してまで守る小五郎の姿は一人の大人としてかっこよかった。周囲の人の危機のときに行動する毛利小五郎の姿には誰もが憧れる何かがある。搬送された病院で麻酔が効かなかったというのはクスクスと笑ってしまった。
そして安室が1200万人の人質のときの犯人が脱走し捕まえるために動いているときに犯人が首輪の爆弾で爆発し、風見が落ちそうなところを助けた安室の首に爆弾をプラーミャが付けた。その後、コナンに捜査協力を仰ぐが、どうやらコナンの正体までは知らない様子。コナンはコナンで公安が潜んでいることを知り、意図的に一人になって連れ去られるなんて勘がはたらきすぎていることと度胸が凄いなと思う。むしろコナンと新一がイコールで結びついていないでどういう子だと思っているのかが不思議だ。風見よりもコナンのことを信頼しているのではないかというくらい全幅の信頼は逆に怖すぎる。
今作で松田陣平や萩原研二の命日が11月7日と描かれていてアニメ版としてではなくて原作版としていることが今までの映画から伏線の回収をするというのに繋がってくるのかなって思った。
村中さんとその奥さんが出てきたときにこの奥さんは殺されるか犯人かだなとおおよその見解が立てられた。ロシア人だと明かされたら多分犯人という確証をちゃんと持てていたのかもしれない。(明かされていたが気付いていなかった可能性あり)
高木刑事が松田陣平としてエレニカたちの元へ連れて行かれたときに千葉刑事が起きて余計なことを言うのだろうなと思っているところでちゃんとバラしてくれて若干面白かった。あそこで銃の乱射が行われていたら面白かったが、身バレしてるので流石に出来なかったようだ。
また村中さんの奥さんが子どもたちをビルに送り、爆発物が仕掛けられているのがわかったときに奥さんは被害者側の人だなと思ったが、若干送り出したのが犯人という種を蒔いたような気がした。
蘭ちゃんが警視庁前での爆発の被害者の落としたメモを見ていたことには驚いたし、それをちゃんと覚えててメモに書いたのはナイスプレーでしかなかった。
挙式でエレニカたちが乗り込んできてプラーミャを特定したタイミングでやっぱりあなただったかとなったのは言うまでもない。ここからの毎年恒例のアクション的なところは毎回毎回ドキドキしてしまう。死なないとはわかっていても死んじゃうんじゃないかとドキドキだ。
まさかサッカーボールを使って爆発を止めるだなんて思っていなかったが、もしかしたら今後も巨大ボールが劇場版限定で出てくるかもしれないなと期待をしている。
エンディングで手術終了で佐藤刑事の顔が引きつったときにまた練習するのかとおおよそのことが察せた。
映画を総じてゲスト声優の白石麻衣さんの演技が相当上手かったのと誰が主役という感じではなくてキャラクター皆で一つの映画を作り上げている感じがあって良かったなと思った。今年の映画は全体を通して良い作品だなと思った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます