第2話 コメントをもらえると作者は嬉しい

対話文では、以下のようになっています。 

『(・ω・)』内の発言→魔法キャラクター点ちゃん

その他の発言→素人投稿者シロー 



『(;^ω^) ご主人様、なんでそんなにニヤけてるの?』


 あ、点ちゃん、聞いてくれる?

 投稿した作品に、初めてコメントがついたんだよ。

 もう、嬉しくて、嬉しくて。


『(・ω・) へえ、コメントもらうってそんなに嬉しいんですか?』


 そりゃそうだよ!

 苦労して書いたものに、どこかの誰か、いや、読者様がわざわざ時間を割いて評価してくれるんだよ!

 もう、天にも昇る気持ちだね。


『(・ω・) ふーん、そんなものですか』


 いやあ、これで俺もいっぱしの物書きだなあ。


『(?ω?) え? ご主人様、まだ少ししか書いてないんじゃ?』


 ふふふ、点ちゃん、分かってないね。コメント「0」と「1」の間には無限の距離があるんだよ。


『(・ω・) どこかの哲学者みたいなこと言ってるけど、ホントに分かってるんですかねえ』


 さあ、第二話を書くかな。


『(・ω・) お話の題はなんです?』


 題かい? 『ぼろ儲けの仕方』っていうんだけど、これならみんな読みたいだろう?


『(・ω・) ……よくコメントしてもらえましたね。それに相変わらずのネーミングセンスですね』


 ふふふ、もっと褒めてくれてもいいんだよ?


『(・ω・) ちなみにコメントには、なんて書いてありました?』


 「凄い、こんな題で書く人もいるんだ」だって。


『(・ω・)つ それ、褒めてます?』


 そりゃあ、褒めてるでしょ。「凄い」って書いてるんだから。


『べ(u ω u)べ 思いこみって恐ろしい』



 初めてもらったコメント、忘れられないほど嬉しいものです。

 これから初コメントをもらう方は、それが誹謗中傷の類でないことを祈ります。

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