コメントってなにを書けばいいの？

第1話 コメントってなんなの？

　コメント機能、作者にとっては嬉しくも恐ろしいものです。

　なぜなら、作品を褒めてもらえれば嬉しいし、けなされれば落ちこむからです。

　もちろん、そうでない方も、いらっしゃるでしょうけど。

　コメントとは、読んだ作品について心が動かされた時、作者を評価するために書くもの。

　そういう認識が一般的なのではないでしょうか。

　けれども、この「評価する」というのが意外に難しい。

　ネット環境では、理不尽な「評価」さえ、多数の目に留まり、作品に対する先入観を植えつけかねないからです。

　私はコメントの評価を、作品の作者を応援するものだと考えています。

　物語、評論にかかわらず、それを書いている方なら、いかに膨大な時間とエネルギーをつかうかご存じだと思います。

　この前提を知らないと、きちんと読みもしないで理不尽なコメントを投稿することになりかねません。

　コメントは基本的に作者を応援するもの。批判するなら十分気をつけておこなわなければならない。

　『コメントってなにを書けばいいの？』は、そういうスタンスで書いていきます。

　硬い内容なので、対話形式をまじえようと思います。