第十一話 お鍋

 温まりたくて夜はお鍋にしました。水炊きです。

 ただ、私が思っている水炊きは本当に水炊きなのか謎なのです。実家の水炊きは透明だったのですが、どうも福岡のものは白濁しています。

 私が知る水炊きはあっさりですが、福岡の物はこってりと濃厚なのだろうかと想像してみたりします。

 一度本場の水炊きが食べてみたいです。福岡にも旅行してみたいですね。美味しいものがたくさんありそうです。


 材料は手羽元、人参、長ネギの青い部分、大根、豆腐、白菜です。

 まずは圧力鍋で手羽元、人参、長ネギの青い部分を煮込みます。青ネギの青い部分は何かスープに使おうと冷凍してあったものです。

 圧力鍋を使うのは、手羽元をホロホロにしたいからです。あと、いいスープが骨から滲み出る期待したのです。

 圧力鍋を最近よく使うのですが、何故もっと活躍させなかったのかと後悔しています。本当に楽に美味しく出来上がります。

 パッキンを洗うのだけが面倒なのですが。


 出来上がったスープを卓上の大きな電気鍋に移して、ほんだしと他の材料を入れて煮込みます。 

 今日はポン酢を掛けていただきました。手羽元がホロリと崩れて、良い出汁が出ていました。

 鍋の〆は雑炊です。

 冷凍ご飯と溶き卵を投入します。スープがご飯に染みて美味しかったです。

 次回は柚子胡椒を付けてみたいですね。


(了)


 

 


 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る