第2話知られざる教会内部~礼拝、青年たちの集まり~

歴史の教科書に出てくるような大きな教会から、なんか十字架が屋根のてっぺんにあるからきっと教会だろうという建物まで、一見してわかる教会も多種多様ですが、中には土地柄の関係、地域との兼ね合いもあり十字架を掲げることが難しい教会もあります。

それでも、どんな形の建物であっても教会では毎週日曜日午前中に礼拝がもたれています。

礼拝って説教聞いて讃美歌歌ってお祈りして献金して…、そのとおりです。よく海外映画で出てくる教会の様子、あのまんまです。想像しやすいのは「天使にラブソングを…」だと思います。あの映画って途中まですごく厳かに礼拝していたのに、突如ノリノリなゴスペル音楽になっていきますよね。

教会によっては伝統的なザ・クラシックというかんじの讃美歌を使うところもありますし、現代チックなノッリノリのワーシップと呼ばれる讃美歌を使うところもあります。

説教はその教会の牧師や神父のカラーがもろに出ます。統一的な教義ではありますが、聖職者ひとりひとりの賜物(神様にいただいた良いもの)を用いていますので良くも悪くもカラーが出ます。一信徒としては神学的で難解な言葉が多いと感じる先生、具体的に時事ネタをもって聖書を解き明かしてくださる先生、本当に様々です。

祈りについては、各所で祈られます。もし皆さんが教会に足を運んだ時「はじめてきた方と礼拝に預かれること感謝します」と祈られるかもしれません。けっこう気恥ずかしいですが、くすぐったいような嬉しい気持ちにもなります、ぜひ体験してみてくださいね。

ちなみに聖書も讃美歌も備え付けがあります。持ち物は何もいりません。散歩の途中にスマホしか持っていない状態で礼拝に行ってみようかな?それでオッケーです。大歓迎です。

そして、礼拝が終わるとお茶を出してくれたり、そのままお昼になることもあります。私の信仰のお兄さんが言いました。「キリスト教会は食事でもてなすのが伝道だから」。まさにその通りだと私も思っていて、たとえば月末金欠でやべえなと思ったら教会に行ってお昼食べてくればいいんです。「いやあ、急に礼拝に行きたくなって」って言っておけばそれでいいですから。


基本おじちゃんおばちゃんが多いので、家族に飢えている若者は教会お勧めです。

若干若人もいますので、孫や子供がいない方にも教会はおすすめです。

教会は神様を家長として長子にイエス様がいる家族ですので、学校や家庭で居場所のない子供たちも教会へ行けばどんな話も聞いてくれます。元ヤンのお兄さんやお姉さん、法律に詳しいお兄さんたちや、カウンセラーの資格をもった人もたまにいるのでいいアドバイスくれるかもしれません。みんながあなたのために知恵を出してくれるでしょう。

就活中の大学生にもおすすめです。これ、すごく重要です。一昔前の教会ってすごくインテリ層といわれる人が多かったんです。もう名だたる有名企業や官僚現役・OBみたいな人もけっこう来ているので…スーパーコネクション(ニヤリ)就職後も教会につながっておけば有利かもしれません。


青年たち、主に高校生から40代くらいまでの若者の集まりも頻繁にあります。

だいたいBBQしてゲームしてしゃべっているのが教会の青年たちの集いです。聖書の勉強や話もしますが、それはそれとしてゲームしたりBBQしたりしながら日々の疲れを癒しあっています。仕事をもっているので毎週来れないことも多々あります。ただ、たまに行ったとしても仕事の愚痴聞いてくれます。

教会の青年たちも同世代と同じ日本に生きてきた人ですので、趣味は様々です。聖書読んで祈ることを趣味としてきましたってクリスチャンは少数派です。野球ファンもアニメファンも、車好きもバンド好きもいます。なぜか趣味に関しては突き詰めてる人多いと思うのでそんな話も面白いです。


教会に行ってみようかな、でもどの教会がいいんだろうか…

これはもうフィーリング。祈りましょう。「神様、私の行くべき教会教えてください」。これで、大丈夫。そして足の向くまま気の向くまま教会に行けば大丈夫。


…この話題、土曜日にアップしておけばよかったんだけど、昨日は大規模な青年会の集まりがあって疲れてしまい書けませんでした。それでも、きっとこの日のこの時間にアップすることも神様のご計画のうちなので「まあいっか」と思っています。

そう、クリスチャンの強みは「神様がなんとかしてくれる」ということなのかもしれません。


次回予告:クリスチャンの教会へ行く最初のきっかけは?

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