第2話 子供のときなぜか怖かったんだよなぁ
子供の時,なぜかしらないけれどむちゃくちゃ怖いと思っていたことがいくつもあった.いまの大人になった自分からしてみると,ささいなことなんだ.なのにあのときの恐怖は今でも忘れていない.
小学生-宗教勧誘の小冊子
小学校の登下校のとき,ごくたまに大人の人が歩道に立っていて,宗教の冊子を渡してきたことがあった.覚えているのはキリスト系とあと仏教.キリスト教のはたぶんエホバで,仏教は日蓮正宗顕正会だと思う.どちらも悪名高い.
ニコニコ動画で動画を投稿しながら徒歩で日本一周をしていた人がいたが,新潟あたりで仏教系の勧誘者に連れ去られて監禁されかかっていた.
さてこれらの小冊子を受け取ることも明らかな異文化への触れあいから怖かったが,これらを親に見せるのもまた怖かった.なんで受け取ったのか糾弾されるのを恐れていた.私の親がいくら子育てなどで多少メンタルがおかしくなっていても,そこまでのことをするとはいまなら思えないが,そういう感情を当時抱いていたのは確かだ.それでいて捨てるのも,憚られたため学習机の棚の真ん中にある小物入れの後ろに隠していた.
小学生-テストの答案
これは少し点数が悪いと隠していたというもの.悪いと言っても80点とかなんだけれど,母親が前述の通りおかしくなっていたというかおかしかったので見せたくなかった.
小学生-飛蚊症
小5くらいで飛蚊症にかかった.気づいたら視界にごみがうようよしている.そのことに気づいたときは驚いた.それでも両親にその事実を告げることはなかった.
飛蚊症は,眼科で見てもらっても特別な検査をしない限り気づくことができない.なので,この症状で眼科に行ったのは大学生になってからだ.飛蚊症はまれに深刻なものがあるらしく,暇なときに検査したらと最近行った眼科では言われた.
その他
小学生-目が悪くなって叱られるのがいやで眼科に行きたくないとか.もっと素直になっておけば良かったという気はある.小学生の段階でコミュニケーションの不足が感じられてならない.
皆さんも子供の時今にして思えばなぜか怖かったことがあったらコメントで教えてください.
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