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  • 完結おめでとうございます!

    何という平穏な日常。
    何という幸せな家族。
    ネイルとクレア、二人の共通の生きる意味が、こうして形になったんですね。
    二人が共に生きる姿が尊くて、目頭が熱くなります……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    とても満たされた、心があったまるラストでした!
    本当の本当に大好きな作品です。毎晩めちゃくちゃ楽しみにしていました。終わってしまって寂しいです。
    もっと読まれるべき……!

    素晴らしい物語を、ありがとうございました!!。゚(゚´ω`゚)゚。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。お祝いの言葉をありがとうございます。

    平穏な日常。幸せな家族。けれどもそれが在るのは、あくまでも魔の島の只中。
    二人の見る未来は、まずこういう形で重なり合いました。どちらも臨機応変な性格なので、また別の形を見つけるやもしれませんが。

    力強く応援してくださる声がいつも以上に心強かったです。
    ツイッターでもそうですし、熱意をこめた素晴らしいレビューに感激しました。
    よく自作ロスの話をされますが、私もそうです。
    中でも今作は色々とうまく嵌まったなと思える部分が多くて、その傾向が強いです。

    またいつものごとく性懲りもなく、次のお話を書き始めると思いますが、ひとまずここでお終いです。
    本当にありがとうございます。

  • これまでクレアが周りから受けてきた仕打ちや、それによって諦めてきたこと。
    我慢して封じ込めてきたものが、全部ネイルのおかげで解放されて、心が自由になったからこそ。
    もう、ただただ泣けてきます……良かった……良かったね……。゚(゚´ω`゚)゚。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。心のこもったコメント、ありがとうございます。

    現代とは違うまだまだ未発達のこの世界で、クレアは厳しい人生を送ってきました。
    それを彼女自身が今回の話数で再確認したとおり、ネイルが救ってくれましたね。

    この物語のテーマは、何度も出てきている通りに「生きる意味」ですが。もうひとつ「心(価値観)の解放」というのも裏に設けていました。
    どちらも察してくださっていたので、とても嬉しいです。

    さて、残るは最終話です。
    次回、大団円となりますかどうか!(なります)

  • あああああ!!!!!
    奇跡が!!!!!
    宝珠の力は本物だったんだ!!!!!

    いや、というか、ネイルが心から願ったからこそですね!!
    わあああ!!
    これで同じものが見られるよ!!!!!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。

    はい! 宝珠に不思議な力はありました。本物です!
    これからずっと、互いが滅びるまで。二人は同じものを見て笑うことができますね!

  • ンァァァァァァァ……尊い……なんという尊さ……
    もう、ほんとそれですよ、二人ともやっと行き着くべきところに行き着いた……

    「生きる理由」ってその人自身のものでしかなくて、相手にとっては取るに足らないものである可能性の方がずっと高いのに、生まれついた種族も育ってきた環境も全く違うにも関わらずそれが重なるという奇跡ッッ!
    はーーーーーー神回でしたね!!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今日も一日が過ぎましたね、おつかれさまです。コメントありがとうございます。

    二人の答えが重なりました。想いあっているのに片想いみたいなのとまた違う二人でしたし、人間同士の仲睦まじい二人という感じにもなるのかどうか分かりませんが。
    生きる理由は、仰るように手前勝手の最たるものですよね。その辺に落ちているとの変わらないただの小石がそう、という人だっていらっしゃるでしょうし。
    条件の違う彼と彼女がそうなったのには、幾つかの明確な理由があると考えています。そこは自由に読み取っていただくところなので、作者の私は野暮を避けますが。
    神回とまで言っていただけて、感謝感激です。最終回まであと僅か、もう少しだけ盛り上がっていただけるかもしれません。

  • 良かった……!

    どんなに強い者でも、どんなに賢い者でも、誰とも関わらず独りきりで生きることは、きっと出来ないでしょうね。
    生かし合っているから、生きていける。
    ネイルがこれまで歩んできた道が見えるようです。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今日もおつかれさまです。コメントありがとうございます。
    そうなんです。ネイルは自分のできることを万能と勘違いしていたのですね。でもそれが、彼の人(鬼)徳なのか何なのか、仲間に慕われる結果をもたらしていただけで。彼も一人では生きていけないことに、実感として気付きました。
    これまでと、これから。
    そろそろ終幕が近いですが、見届けてやってくださいませ。

  • 息をつく間もない、疾走感あるシーンでした。
    ネイルーーーー!!
    死ぬなーーーー!!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。お忙しい中ありがとうございます。
    いよいよネイルのターン。と思いきやの回でした。
    ネイルとクレアはどうなってしまうのか!

  • 「貴様は好きなようにやれ、背中を気にすることはない」
    「そうさせてもらう」

    このやりとり、めちゃくちゃ好きです……!

    ネイルの中には仲間たちがいて、何よりも守るべきクレアがいる。
    ただ憎しみに駆られた仇討ちではないのでしょうね。
    誇りと、愛する者のため。
    ネイルがカッコいいです!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今日もありがとうございます。
    男同士の、友情でない戦友とか盟友とか、そういう関係が好きです。
    すずめさんもお好きだろうなと思いました(笑)

    ネイルに憎しみや仇討ちの気持ちはありますけれど、それだけではないですね。きっと仰るような気持ちを、当人もはっきり何かは認識していませんが抱いています。
    少なくとも利己的な理由でなく、鬼人らしく力で敵を粉砕するのです!


  • 編集済

    やっぱりバドウはクロでしたね。ようやく本性見たり。
    クレアを取り戻したネイルの心境が大変エモいですね……(*´Д`*)
    そしてまた何か一山ありそうですね!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。お忙しい中、ありがとうございます。
    お察しの通り、彼が諸々の悪事を操る首魁でした。黒幕は侯爵ですが。
    ネイルは愛情に類する感情を得たようですね。また彼の中で、今後どのように変化していくのか人間でないですから予測はできませんけれど。
    最後に起こった爆発。誰が、とごまかしたところで彼しか居ないのですが。彼は廃品回収が得意なようです。

  • あぁ、良かった。
    クレアはちゃんと、自分が何を欲しているのか、言葉にすることができた。
    シリアスのプレゼン(?)も魅力的ではあったと思うんですが、やっぱり心が求めるものの方が重要ですよね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今日もありがとうございます。
    プレゼン、ですね(笑)
    クレアはこの島での生き方を気に入っていましたし、覆すことは出来ませんでした。噛ませ犬――もとえシリアスとしては納得いかないでしょうけれども。その人がどこに安心を覚えるかはそれぞれですからね。

  • 竜を従えられる海賊なんて最強じゃないですか(*´Д`*)

    話し合いを選んだネイルの心の変化、その背景にはじんと感じ入るものがありますが、クレア……!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。お忙しい中、今日もありがとうございます。
    言うままに竜たちが従うとしたら、そんな海賊は恐れおののいてしまいますね。逆に包囲網を敷かれそうな気もしますが(;´・ω・)

    ネイルの心。立て続けに起こったあれこれで、唯一の正解を探す余裕はきっとありません。必死に絞り出した答えに、クレアはどう答えるのでしょうか!

  • シリアスが本当にクレアを大切にして、優れた領主となり得る人物であるなら。
    本来あるべき幸せを、クレアは手にできる。

    でも。
    魂が惹かれるのはどちらなのか、多分クレアは分かっているんでしょうね。

    まずはネイル、生き延びて!!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。暴風雨、大丈夫ですか?
    また章立てを忘れていたのは私です。スミマセン。
    この話数から、『第八章:人という種』に入ります。
    仰るように、善政を敷くシリアスとともにあるのがクレアの本来あるべき未来です。彼女はそうしなければいけないという、何か義務感のようなものに囚われていますね。

    >魂が惹かれるのはどちら
    クレアがきちんとそれを見極められるといいです。その為に、ネイルもドゥアも踏ん張りどころです!

  • ネイルかっこいいーーーー!!

    だけど、恋のライバル出現ですな……!
    いや、そんな呑気なものであったならいいんですが。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今日は寒いですね。いつもありがとうございます。
    ネイルは理詰めで考えることが苦手ですが、何も感じない、考えていないわけではないのですね。クレアと出逢い、仲間を失うことで積み重ねたもの。それが彼女への想いとして形になりつつあります。

    シリアス。
    ここまでちらちら、うっすらとした登場。ようやく初名乗りです。いきなりクライマックスですが、彼はどう動くのでしょうか。

  • ドゥアが沈着冷静で頼りになりますね。なかなか良いコンビではないでしょうか(*´-`)
    クレアにはもちろん生きていて欲しいですが、殺すつもりもなく拐ったのだとしたら、その目的が気になるところですね。

    ここで小竜の大群は厄介です……!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。毎日のあれこれ、お疲れさまです<(_ _)>
    ドゥアはリーダーでありながら参謀タイプでもあるようですね。でも策士ではなかった……。
    彼の言う通りならば、何だか風向きが少し違う気もしてきますが。ともあれクレアを助けるのが先決ですよね。
    そしていまさら小竜。切り抜ける方法はあるのでしょうか。

  • ネイルーーーー!!!!
    めちゃくちゃ熱い回でした!
    そしてネイルの決意を汲み取って加勢してくれるドゥアたちも熱い!
    どうかクレアを助け出してー!!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

    ネイルの中で、何かが決まりましたね。ドゥアなどはベタですが、やはり心意気に応じる心意気はいいものではないかなとか何とか。

    みんなでクレアの救出に向かいます!

  • 遠き日の、ホルトと共にあった記憶が切ないです。
    この時に抱いた気持ちが、ネイルの礎なんですね。
    ただ大切な存在と共に自由に生きたいという想いすら、邪魔をするものがいる。
    今度こそ守れますように。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
    特定の何かや誰かにでなく、一つの基準。価値観として植え付けられたネイルの感情。それを今日も持ち続け、彼の礎になっているのは仰る通りです。
    結局のところ彼が求めるのは、目の前にある自分の大切なものを奪われたくない。それと共にある楽しい日々を邪魔されたくない。ただそれだけなのですね。
    その邪魔をする者と彼は戦います。今度こそ、守り抜く為に。

  • まだカタをつけなきゃいけない相手がいましたね……
    ネイルーーーー!!
    続きを待ちます:(;゙゚'ω゚'):

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。
    これは果たして意表をつけたのか、引っ張りすぎなのか(オドオド)
    何やかんや無敵かとも思われたネイルが、いきなり気絶です。彼の言葉を借りれば薄汚い人間どもとの決着の時です!

  • クレアの中に生まれた感情の尊さよ……(*´◒`*)
    もう既に、クレアにとってネイルは生きる意味なんですね。

    目が見えなくとも感じる、突きつけられた剣の気配の描写、質感があって好きです。
    ドゥアの飄々とした感じも良いですね!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。お褒めの言葉、ありがとうございます\(^o^)/

    クレアも鬱屈した人生を送ってきて、物語や話に聞いただけの感情を実感しつつあるという感じです。まだまだ染み付いた貴族の家の約束ごとが、彼女の中では知らず優先されてしまいますね。

    ドゥアはこれが彼なりのフェミニズム、というところでしょうか。女性と対等に話す機会はさほどないので、かなり言葉を選びつつの会話でした。
    それに巨大な番犬にも、気を払わねばなりませんでしたしね。

  • ほう……薬指に……(*´-`)

    物の価値というのは、それを見る人の心の中にあるんでしょうね。
    どんな名高い宝石の指輪だろうと、野の花で作った指輪だろうと、大事な人から贈られたものであれば紛うことなき宝物のはず。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    薬指ですねー何か意味があるんでしょうかねー。

    物の価値について、仰る通りですよね。昔のベタなネタでプルタブを指輪にというのがありますが、本当に想いがそこにあるなら、とても大切な物になり得ると思います。

  • ベルドゥランとは、ドゥアの……?
    その人を待つ気持ちだけが古代竜の命を繋ぎ止めていたのだと思うと、何だか苦しくて切ないですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    ベルドゥランとドゥアの関係は、次回判明します<(_ _)>
    ネイルさえも戦えるような相手ではないと考えていた古代竜は、人間の為に命を縮めてしまいました。それほどの友が、そんな仕打ちをする筈はないと思いますが……。
    切ない友情の垣間見えるお話でした。

  • クレアの予想したように、ドゥアは貴族とかそれなりの血筋の人のような感じがしますね。
    彼の素性と、この施設。何か関係がありそうです。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    訳知り風なドゥア。仰々しい施設。核心は近そうですよ!

  • やっぱりドゥアは渋くてカッコいいですね。好きです(*´◒`*)
    彼の深い真意は読み取れませんが、仲間の仇を討とうとするネイルの気持ちは理解してくれているような気がします。一団をまとめる長として。
    さて、無事に宝珠は手に入るのか。

    作者からの返信

    すずめさん、たいばにたいばに。
    誰か一人でもキャラを好きと言ってもらえるのは嬉しいです。ドゥアはこのお話の隠し味(唐辛子)ですし、ある種の風格を持たせて書いています。
    あれこれ言いませんが、彼が剣の柄を額に付けたのは鎮魂の祈りですね。その点だけでも、すずめさんの仰るように汲み取っている部分はあります。

    さあダンジョンめいたところに来ましたが、ここに宝珠があるんでしょうか。なんの建造物なんでしょうかね。

  • これまでたくさんの仲間を失ってきたので、ドゥアの無事にホッとしました。
    両手放しで仲間となるまではなくとも、利害が一致して共闘できれば心強いですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    いよいよ問題の宝珠探しです。ドゥアと合流できましたが、心強くともあくまで敵同士。さっそく危なげなこともやっていたようです。
    さて、どうなりますか。

  • ドゥアが味方に付いてくれたら心強そうですが、一筋縄ではいかない相手でもありますね。

    ネイルも、そしてクレアも、心から笑える日が来ればいいなぁ。。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    ドゥアはどんな反応をするのでしょうね。
    クレアはまた何やら一人で思い詰めているみたいですが、一緒に笑える日が来ればいいですね。私も祈ります。

  • >あなたに仲間と呼ばれたいと思った。

    たぶん、クレアは初めて能動的に生きたいと思ったんですね。
    ただ命があるというだけでは、きっと「生きている」とは言えない。
    それはネイルも同じでしょう。
    誰かと関わって、存在を認め合えなければ、自分が生きているとは思えない。
    二人にとって、生きるための旅ですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    >初めて能動的に生きたいと思った
    そうですね。きっとクレアはそうなのだと思います。彼女自身、そのことには気付いていませんが。
    二人とも、「何をすれば生きることになるのか」を探す道程になるのだと思います。

  • ちょっとしたことでも、生活や体の違いなどから、気を付けなければいけないことが山ほどある。
    ホルトの不在によって足りなくなった細々としたことの描写に質感があって、ネイルとクレアの「違い」がより明確になったように感じました。
    ネイルの中の喪失感を大切にしてあげたいですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    魔物。というかネイルたちと、クレア(人間)の違い。
    ネイルとホルト。クレアの三人もそれぞれでしたが、他の人物たちはどうなのでしょうね。

    ともかく大きな喪失感が、ネイルを変えつつあります。

  • ホルトおおおおお……
    そんなぁぁぁ……

    ネイルの感情が流れ込んでくるようでした……
    クレアの子守唄が優しくて泣けます……(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    ホルトとの別れが来てしまいました。突然のことに、ネイルがただ悲しむ。それだけの回です。
    子守唄が少しならず、ネイルを慰めたようですね。
    これから二人は、どうするのか。新展開が待っています。

  •  誰もが偏っていて、迷惑をかけた。
     誰もが誰かを、助けていた。
     ――ああ、いい仲間だった。

    ここ、すごく良いですね。
    良いなぁと思う言い回しが毎回あって、とても沁みます。

    やはりバドウは油断なりませんでしたね。
    何かとんでもなく悪いことが起こりそうです……

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。体調など大丈夫ですか?

    どの作品にも想いをこめようとしているのですけど、なかなか進行上難しいことも多いです。
    それが今作は、テーマ的に混ぜ込みやすいのかもしれません。
    この回は、一人で突き抜けていた自分にようやく気付くネイル。です。
    沁みるとのお言葉、嬉しいです。なにか響いたところを教えていただけると、今後の参考にもなりますし。

    さてバドウ。消えてしまいました。彼は何の為に出てきたのか。これから何かが起こるのか……?

  • ネイルとしては、仲間とクレアを天秤に掛けたつもりはないんでしょうけど、助けられなかったという後悔がそういう形で傷になってしまっているんですね。
    強い力がある分、追従者を得るのは簡単ですが、「一人でも生きられるにも関わらず誰かと一緒にいる意味」は、力があるからこそ見えづらいのかもしれませんね。

    そして何やらまた不穏な予感……!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    ネイルは自分の勝てない相手の存在を知っている。けれども仲間は、それを見たことがない。その辺りの認識のずれもあったのかもしれません。
    その上でネイルは、仲間の一人一人がそれぞれ自分の身を守るのが最低限だと。そう思っていたことと、現実の悔しさのギャップが彼を苦しめています。
    その行く手には、やはり彼の言う「ろくでもない人間」が居るようです。

  • 世に噂される宝珠は、強い力を宿すあまり争いの種になり得る恐ろしいものかも知れませんが、クレアにとっては大好きなお母さんが教えてくれた物語にも繋がる素敵なもの、というイメージなんですね。

    バドウは疑って見ればキリがありませんが……少なくとも、クレアが傷付かないように取り計らってくれる理解者ではありましたね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    現代と昔の人では、そもそもの情報量が全く異なるそうです。中でもクレアは視覚的な情報が全くないので、妄想が捗っていますね。
    知っているものや興味のあるものには、誰しも意識が向きやすいかなぁと思います。

    バドウはきちんとしたことを言いますね。ちゃんと未来のことまで。
    他の使用人さんたちも、表向きだけでも優しければ良かったのですが。

  • あぁ、ドゥアで良かった……!
    油断のならない相手ではありますが、互いに手の内も知れている分、なんとなく安心感がありますね。共通のルールでやれるというか。

    さて、破顔の宝珠の話。
    実在するかどうかはさておき、その手の噂はキナ臭いものを呼びがちですよね。真相は如何に。

    作者からの返信

    ドゥアでした!
    すずめさん、コメントありがとうございます。
    仰るように味方ではないですが、この島独特のルールに則った相手ではあります。けれども彼は、やはり宝珠を求めるようです。
    まだ靄の向こうですが、実在するとしてもこの島にあるんでしょうかね。

  • わがままを言う機会も与えられなかったら、何が「自分の意見」なのかということも分かりませんよね。

    こんな風にゆったりした時間が続いたらいいなと思いましたが、まぁ、そうはいきませんよねー……:(;゙゚'ω゚'):

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    そうなんです。得られなかった経験は、知識を補完されることもない。
    考えれば当たり前の筈なんですが、それを分からない人のあまりに多いこと。この場面でのクレアやネイルに、その辺りの負の感情はありませんけれどね。

    魔の島にも存在した平和な空間。それはすぐにも脅かされるのでしょうか……。

  • 大切なのは、持たないことを隠すのでない。持つもので何が出来るか考えるのだ。

    これ、すごく良い言葉ですね。
    たぶん、ネイルとクレアはこういう部分で共通するものがあるんでしょうね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    これまで生きてきた歴史は全然違うけれど、似たような価値観は持ち合わせる。たぶん仰る通りだと思います。
    醸成された成果物が似ていて、その過程は違う。そんなこともあるんですね。

  • 例えバドウがどんな意図を抱えていようと、クレア自身の意思がはっきりしているので、頼もしいですね。
    クレアに対する独占欲に、ネイル自身は気付いていないようですが、彼女の言葉を聞いて心がすっと落ち着いた感じが伝わってきた気がします。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。お忙しい中、コメントありがとうございます。
    クレアは気持ちをはっきり持っていますね。極端な環境に居た者は、思考も極端に振れるというところでしょうか。
    ネイルの心情や、最後の辺りで落ち着いたところ。はっきりそうと書くのは粋でないかなとこういう書き方をしたのですが――汲み取っていただけて嬉しい。゚(゚´ω`゚)゚。

  • バドウは、本当にクレアを助けに来たんですかね……?
    しかしクレアにとって、ずっと身近にいてくれた人はどうであっても大切ですよね。
    どうか更なる悲劇が起こりませんように。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    第一話以来、お久しぶりのバドウ。あれから何をしてたんでしょうか。
    仰る通り、クレアにとって無碍にはできない相手です。しがらみとかでなく、心情的に。ネイルとホルトには、どう見えるのか。
    悲劇は――起こらないといいのですが。

  • 「違うんなら。こいつのせいなんて言うのは、あんまり格好が悪いじゃねえか」

    ネイル……。・゜・(ノД`)・゜・。

    これまでクレアは様々なことの咎を背負わされてきたけど。
    分けた荷物を背負わせてくれたホルトにも、それをクレアごと担いでくれるネイルにも、胸が温かくなりました。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。感じ取っていただいてありがたいです。
    ネイルとホルト。それにクレア。考え方も種族も違う三人が、少しずつ互いを知った。そんな回でした。
    まだまだだけれど繋がりつつある。その温かさが伝わって良かったです。

  • クレアの「結婚」のことも、それが原因でネイルの仲間が襲われたことも、やるせなくて哀しいです。
    ただ生きることがこんなにも難しいとは。
    厳しい状況ですが、ホルトがこれからも側にいてくれるのは心強いですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    現代日本ではあり得ない話ですよね。けれどもこの世界では起こってしまいます。
    ただ「生きる」ことが出来るのって、実はとてもすごいことなのだと思います。これは現代日本にも言えることだと思っています。
    失ったものはあまりにも多いですが、ここから彼らがどう動いていくのか。見守ってやってくださいませ。

  • 魂の震えるような回でした。
    ネイルの怒りと、何よりも仲間を守ろうとする意志。
    クレアも毅然としてかっこよかったです。
    最後の「遅くなった」「おかえりなさいませ」でめちゃくちゃホッとしました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。魂で読んでくださり、嬉しいです。ありがとうございます。
    怒りに身を任せて、当面の敵を撃退したネイル。自分の意思で身を挺し、その仲間を庇ったクレア。
    どこかのお話で「言葉が通じるだけでもチート」というのがありましたけれど、意思を交換できるのって本当に貴重なことだと思います。

  • あああ……また仲間が犠牲に……
    そして一刻の猶予もない状況ですね……!
    うわぁぁまた続きをお待ちしています!!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。いつも色々ありがとうございます。
    脆くも崩れていきます。ネイルとその仲間たち。
    敵の狙いは棲み処なのか。敵とは何か。
    ハラハラさせつつ次回に続きます。

  • 物凄い緊張感です。どうなっちゃうの……
    クレアが待っているから、どうかみんな無事で帰ってほしい。
    ハラハラしながら次を待ちます。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。緊張感、伝わってますか。ありがとうございます。ネイルの苦悶回です。
    クレアが待っている。既にそういう立ち位置ですよね。少なくとも、彼女自身はそう思っています。はたして帰れるのでしょうか……。

  • こうして仲間を殺しているのは、本当にドゥアなのか。
    例の宝珠がどう関わっているのかも気になりますね。
    これまで一応保たれていた島の秩序や勢力が崩れてきている感じがします。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    もろもろの出来事は、はたして何者の仕業なのでしょう。

    >これまで一応保たれていた島の秩序
    そうなのです。悪いながらに落ち着いていたものが、崩壊しつつあります。
    それが狙いなのか。それともさらに他の何かあるのか??

  • クレアに物事や人の心の見方を教えてくれたのは、お母さんだったんですね。
    その死後に現れたバドウは、なんとなーくキナ臭い感じもします。

    ネイルに対するクレアの感情に、とても胸を打たれる思いがしました。
    視力はなくとも、きちんと「見えて」いるのだなぁと。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    クレアの過去をちょっとのぞき見。それと、ネイルへの敬意を思う回でした。
    うーん。たしかに何だか、クレアの周囲がキナ臭いですね。バドウもあれからどうしているのやら。
    肉体的にハンデがあると、何も出来ないとみなされることは現実にもありますね。クレアはそうじゃないんだと、伝わったようで嬉しいです。

  • >これまで生かされて、唯一温かい場所なのです

    クレアにとっては、盲目ゆえに自分と他の種族の見た目の違いが分からないということを差し引いても、「自分を受け入れてくれる相手がいる場所」なのですね。
    受け答えの早さから、やはり聡い子なのだと伝わってきました。

    帰ってこない仲間たちは、誰が連れ去ったのか。ひやりとしますね……

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    目の見えないことが、クレアにとってどういう意味を持つのか。良いこととはもちろん言えませんが、ネイルたちのもとへ来たこの状況では、悪くはなかったのか。
    なんて、そんなこと誰にも分かりませんね。この時点では。

    帰らなかったリーズたち。まさか――です。

  • 薄っすら漂う仲間内の不和に、少し嫌な予感もしますね。
    クレアという「異物」の存在で、ただでさえ不安定要素の多い集団のまとまりが崩れそう……

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    暗雲、でしょうか。その通り異物の入り込んだ彼らは、いったいどうなってしまうのか。

  • クレアはクレアで目が見えないし、ネイルはネイルで勝手の分からないことだらけ。
    そんな二人が少しずつ互いの存在に慣れていく生活の様子が、微笑ましいです。
    小鬼たちを手懐けるやりとりが可愛いですね(*´Д`*)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    互いに分からない同士ですねー。
    その上で分かり合おうとしているわけでもないような?
    それでも慣れてはいきますよね。
    クレア勢力、拡大中です(๑•̀ㅂ•́)و✧

  • 何か、クレアの婚姻自体がキナ臭い感じがしてきますね……

    殺伐とした会話のシーンですが、でっかいネイルに担がれるクレア、想像しただけでほっこりしますね(*´꒳`*)

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    クレアの婚姻。こう言っては彼女がかわいそうですが、この世界では相当の苦労をしょい込むことになります。その裏に何かあるのでしょうか。

    ネイルに担がれるクレア。もうこのシーンのイメージは、ナウ◯カの肩に乗る◯トです(笑)

  • いつもゆきはさんのお話を楽しみに拝読していますが、本作はこれまでに増してすごく良いですね!

    野蛮な生き方をする人外の男と、生き方を知らない盲目の娘。
    このように王道!という感じの設定はゆきはさんには珍しい気もしますが、二人のキャラクターの描写が丁寧で魅力的で、そこにゆきはさんらしさがあります。

    獲物に何があったんでしょうね。
    続く展開も楽しみです!

    作者からの返信

    (ΦωΦ)にゃー!
    すごく褒めていただいたので、猫になってしまいました。
    王道、たしかにそうですね。こういうのは、カクヨムで書き始めてから書いていなかったです。

    前作のレビューで、人間ドラマメインというお言葉をいただきました。
    舞台としてファンタジーが好きなものでアクションも入りがちですが、私が書きたいのはまさにそれなのです。

    とても励まされたので、張り切って続きに取り組めます!

  • クレアの清廉で無垢な感じ、すごく良いですね。
    今まで置かれていた環境から無知ではあるけど、本質的に聡い感じがします。
    ネイルからしたら、全く未知の生物みたいに見えるでしょうね。二人の邂逅、とても興味深いです。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    >清廉で無垢な感じ
    >無知ではあるけど、本質的に聡い
    >ネイルからしたら、全く未知の生物
    そうなんですー。クレアはそういう子なのです。伝わって嬉しいです。
    二人とも偏った価値観や知識しか持っていませんが、どのように触れ合っていくのでしょうか。

  • そんな宝珠が実在するならば、何としてでも手に入れたいと思う人間は居るでしょうね。
    争いの火種になりそうな感じもします。
    その秘密の軍船がどういう素性のものだったのか、ちょっと気掛かりですね。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    さて実在するのでしょうかね。あったとしても、ドゥアは私利私欲の為には使わないと言っていますが。それもどうなのやら。
    秘密の船がその後どうなったか。それもおいおい分かりまする。

  • ドゥア、渋くてカッコいいですね。
    ネイルとは好敵手という感じです。やり合う瞬間は本気でも、基本的にはそれぞれの縄張りを守るのが大前提にあるような。
    さて、破顔の宝珠とは。

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    たぶん私は、こういう堅くて陰があって、実はやり手みたいなタイプが好きなんだと思います。必ずと言っていいほど、こういう方を出しますね(笑)

    好敵手というのは正にです。ステータス数値を見れば、けっこう振り方が違う二人ですが、戦えばそうなるっていう。
    縄張りを維持できることが前提というのも。そこのところで違いがあるのが今後むにゃむにゃ……。

    宝珠は〜重要そうですねぇ( ^ω^;)

  • ネイルの、人間に対する扱いの判断基準が興味深いです。
    クレアは自分の生に対する執着が薄いんですね。
    荷物的ではありますが、大事に運んでね!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    ネイルの人間や他種族への価値観は、かなり殺伐としたものがありますね。彼の生き方や戦い方にはそれが合うのでしょうけれども……ですね。
    運び方は完全に荷物です(笑)

  • 情景が目に浮かぶようで、描写が心地よいです。
    この船に乗っていたはずの人たちは、どこへ行ってしまったんでしょう。
    いよいよ出会いの瞬間ですね!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
    描写が冗長になっていないか、ビクビクしながら書いております。心地良いと仰っていただけたのが嬉しいです。
    船には乗組員や、他にも居たはずですよね。気配がないようですが、それぞれ皆が同じ状況とも限りませんね。
    お察しの通り、この女性が彼女です。出会いの時です!

  • おおお、すごくイメージしやすいです!!
    二人の会話や置かれている状況など、引き込まれました。
    クレアとどのような出会いを果たすのか、楽しみです!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。今日もコメントありがとうございます。
    お褒めの言葉、嬉しいです。ご意見いただいたことを生かして考えていくと、場面構成から順序から変えることになって、この文章になりました。
    引き込まれたとのことで、間違ってなかったのかなぁと一安心です。

    クレアとネイル。出会いとその後がどうなるか。
    物語のはじまりはじまり~。

  • 新連載おめでとうございます!
    やわらかい文体で流れて来ましたが、海賊とは、これいかに?

    作者からの返信

    こゆきさん、ありがとうございます!
    またも懲りずに新連載です。
    まずはヒロイン、クレアの登場です。
    船に乗っていて、なんだか騒がしくなって、物騒なセリフも聞こえる。きっと海賊だわーと。
    音だけでは、正確に何が起こっているか判断はつけられませんね。

  • おぉ、これはもしや、先日読ませていただいた作品でしょうか?
    また楽しみに連載を追わせていただきます!

    作者からの返信

    すずめさん、こんばんは。またも早速お越しくださって、ありがとうございます。
    そうです、いつだったかご意見をいただいたものです!
    あれから、ぐりぐりぐねぐねとこねくり回し、ようやく形になったので連載の運びとなりました。
    ご期待に沿えるお話になっていれば良いのですが。