第6話 変な子

よく母親から言われたものだ!

お前は変な子だと!


その意味は母親の価値観、考え方からすると考えられない言動する子だったから。


血の繋がった親や兄弟ならかばうのが当たり前なのにあんたが悪いと、言ってしまう子。


冷たいとも言われた。


だから理解されなかったがためのいつも私をわかってと心の中では叫んでいた。孤独の中に居た。心の中はずーと砂嵐だった。

なので少しでも私に好意を持ってくれている人には勝手に期待をしてしまい、期待が失望に変わるの繰り返しが私の人間関係になっていた。


だから私は自分を一番理解してあげようと思ったのだ!

いろんな性格判断、分析、占い、どんどん掘り下げていく事が楽しくて仕方なかった!


よくわかっているなーと思えるものもあるし、そっかー、と思えるものもある。


自分への探求心は他人への探求心も広がる。

占い師やカウンセラーに会いたいのは自分を肯定して欲しいからだ!

理解されたいからだ。


そして頑張りを認めて貰い励まして欲しいからだ。



今は自分で自分を認めて励ましている。

だから寂しくはない。


外側に求めてもそれは一瞬で消えてしまう程、儚く心もとない。





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