第16話 世界創造6-6 セッション幕間劇後編8


TRPGろーぷれ日記 きみのいるセカイ


●月●日、世界創造6日め、前日譚1-5のつづき、魔法解説


シナリオセッションをしよう、1-5つづき(再生版)幕間劇後編8



PC、四人

アブラゲ・ムハンマド、男、戦士、レベル6、性格秩序、リーダー、プレイヤーは狐

マジックアイテム:プレート+1、トゥハンドソード+2、リング(インビジブル)、リング(Xレイビジョン)


かずみ(フィーア)、女、エルフ、レベル5、性格中立、参謀役サブリーダー、プレイヤーはかずま

マジックアイテム:プレート+1、ソード+1(フレイムオン・コマンド)、ボウ+1、スタッフ(マジカルパワー、能力(パワー):打撃、永久光、火球、電撃、氷嵐、念動)、スクロール(へースト)、フライングカーペット(笑)

スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回

スペル取得:1/2/3レベル、魔法読解、魔法の矢、眠り、魅了、魔力看破/永久光*、解錠、魔力錠、透明化/火球、悪からの防御(10'四方)、加速*(加速は未取得、スクロールから魔法読解により取得予定) 注.*は反転使用可能


ミュー(ゆうき)、女、僧侶、レベル6、性格秩序、プレイヤーは座敷わらし

マジックアイテム:プレート+1、シールド+1、ウォーハンマー+1、スリング+1、スタッフ(ヒーリング)、ポーション(ヒーリング)x2、バッグ(ホールディング)

スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回

スペル取得:1/2/3レベル、ALL/ALL/ALL

アンデットターニング:別記(使用時に説明)


まいど+(ぷらす)、女、盗賊、レベル6、性格中立、プレイヤーは猫又

マジックアイテム:ソード+1、リング(スペルストア、種別(タイプ):魔法使い/呪文(スペル):眠り、魔法の矢、火球)、リング(スペルストア、種別(タイプ):僧侶/呪文(スペル):軽傷治癒*、悪からの防御、魔光*、対人麻痺*)注.*は反転使用可能、ガードル(ジャイアントストレングス)、リング(ジニー)、デバイス(種別(タイプ)ストーン:エレメンタル・コントロール〈アース〉)


NPC、二人

クエンサン、男、戦士、レベル6、性格中立

マジックアイテム:プレート+1(エレクトリカルダメージ)、ソード+1(ウィッシュ)、リング(スペルターニング)、エルヴンクローク


スリップ、女、ドワーフ、レベル5、性格秩序

マジックアイテム:プレート+1、バトルアックス+1、リング(リジェネレーション)、ヘルム(リーディング)



後編7の続き、幕間劇インターミッション後編8



実地訓練続き。沈黙をかける。


現状でコボルド6、ゴブリン3と落下ゴブ1を足して4、オーク1、オグル0、丘巨人1とダイアウルフ1が動ける。

こいつらモンスターに呪文かけるんだけど、


「おかえりなさい♪クエンさん(笑)」

クエンサン、ミューの頭を撫でて和んでいる?


あれぇ!?

もしかして、座敷わらしが干渉してるの?

なんか、次々キャラが覚醒してる!?

勝手に操作されてる!?



-ここから-


もしかして、キャラ覚醒って自分の側の(だけの?)問題じゃなく、座敷わらしも関係あるの?


ともかく、干渉してるのが座敷わらしなのかは気をつけておこう。


猫又と目が合う。

ニヤリとする猫又まいど。うん、頼んだ。

でもあいつだとちょっと不安(苦笑)



「○○さん、じゃなくって、ごめんなさいスリップさん」座敷…、ミューの質問。


え〜と、スリップとしてだな、

「なぁに、ミューちゃん♪」

「はい〜♪

えっとぉ、狼さんは麻痺効かないんですか?」ああそのことか(笑)

「さっきのは〈対人麻痺〉だからね。人間型生物ヒューマノイドにしか効かない。

「魔法使い呪文に、もっと高度なやつ、上位呪文があって、

〈対怪物麻痺〉、それならどんなモンスターも(アンデッド以外なら)無力化できる。

そうなのよ。ミューちゃん♪」


「はい!!スリップさん♪」こっちがキャラぶれしてるから、座敷わらし、いやミューか、戸惑ってたんだな(苦笑)


なんにせよ、自分の能力の不安定さでなく、

座敷わらしの方に問題が出てるなら、対処をしなければ。


稲荷狐の言っていた世界ちからのことがほんとなら、

座敷わらしの力は弱いはずだからなんとかできる筈。だよね?



さあ、説明を続けよう。次は沈黙だ(笑)

また説明を出す。



〈沈黙15'〉

直径30'(9m)の球形空間を無音にする

30'空間で外部からの音は、内部でも聞こえる

対象にかけた場合はST判定。失敗したら対象を中心に半径15'の球形空間が無音となり、対象の移動にあわせて無音の空間も移動する。判定に成功したら魔法は空間に対して効果を現して移動はしない。



「あれ!?効果範囲内の音はさえぎって聞こえないけど、範囲外の音は聞こえるんだ?」かずみ(かずま)の質問。

「そうなんだよ」

まさに魔法。物理的法則でなく。音を一定範囲さえぎるという概念で作られているようだ。


「動ける(眠り、麻痺になっていない)相手は、

コボルド6、ゴブリン4、オーク1、オグル0、丘巨人1とダイアウルフ1」


まあ、沈黙は主に呪文詠唱者スペルキャスターへの対策だし、

ゴブリンなど相手には普通無用なんだけれど(笑)

相手方の会話を阻害する役には立つ。


あとは使い方の応用で、

透明化と併用して、忍び足の代用として仲間にかけるとか。


不意打ち、暗殺の際の襲撃の騒音をかき消すとか(笑)


「ミューちゃん、よろしくね!!」ちょっと疲れるがスリップを続ける。

「はいです〜♪」

良い返事だ(笑)


何か目をつむり、考えこむようにして、

「なんて言うんですか?」

ちょっと拍子抜け(笑)

「何でもいいのよ(笑)」

「座敷ちゃん!!こう構えて、叫んで!!

闇の炎に抱かれて消えろ!!」『中二病』かい!!


「中二病ですか!!」え!?座敷わらし知ってんの?

「まいちゃん、わたし中二病じゃないです!!」…あ〜、そっちの中二病のことね(苦笑)

「それにミューですし(怒)」

「あ〜、ごめんねミューちゃん(笑)」猫又まいど苦笑い

「はい!!」


「じゃあ、サイレンスでどう?ミューちゃん」スリップとして声かけ。

「どれかのモンスターを目標にしてね」


「はいです!!(笑)

サイレンス〜っ!!

「え〜と、目標は巨人さんで!!」


目には見えない沈黙の空間が、モンスターの一団に向かう。

目標は丘巨人。


巨人の傍らで20面ダイスが回る。

丘巨人の判定はかろうじて成功。

HD8程度のモンスターでは対呪文抵抗はシビアだ(笑)


沈黙呪文がかかり、

30'(9m)の球形空間が、音を遮断する状態に変化する。

目標になった丘巨人は呪文抵抗に成功したため、呪文の対象(巨人)は、焦点から逃れて、沈黙の魔法は移動せずに空間に留まる。


「効いてる?」アブラゲに、

「効いてるんじゃない?」かずま、もといかずみ。

まあ、ビジュアルが伴わないからなぁ(苦笑)


「なあ○○」

「○○じゃないのよ!!スリップなのよ(笑)」

「なあ、ねえスリップさん(苦笑)」うん、わかってくれたか、かずみ(笑)


かずま、言いたいことは通じたよ。

しゃべるより歌かな?


丘巨人に歌わせる。けどやっぱり聞こえないな(笑)

「効いてるな」

「効いてるね(笑)」

アブラゲとかずみ



空間にかかっているから移動させれば聞こえるか。

丘巨人ヒルジャイアントを歌いながら移動させて、沈黙空間から出す。


「ヴォエェ〜!!」怪音が、

いや、ひどい毒音波が響き渡る。

みんな耳をふさぎ、顔をしかめる。


沈黙空間は外の音がはっきり聞こえるので、ゴブリン等も転げ回りながら耳を押さえている。狼もだ。


ヤバっ、

急いで丘巨人に歌を止めさせる。


平静を装いつつ、

「こんな感じかな。

…こんな感じよ、みんな!!」



皆の答えは、

「ジャイアンだ」

「ジャイアン」

「ジャイアン」


「ジャイアンリサイタル。コボルドはのび太(笑)」

猫又ひでーな、のび太くんに謝れ!!


猫又続ける。ヒルジャイアン(ト)のものまねをしつつ、

「コボルドのくせに〜。

「コボルドのくせに生意気だ(爆笑)」


「スネ夫ーク

しずかちゃんはゴブリーナ(笑)」


ひどい!!

けど、みんな苦笑いしている。

確かにあの怪音波はリサイタルだ(ため息)


失敗。気を取り直し、

「あとの僧侶呪文で使用頻度ひんどが高そうなのは軽傷治癒、祝福、魔法感知、魔光、失明治癒、かなぁ」


魔光以外は戦闘や治療か。

魔力感知はあれ?僧侶呪文4レベルだっけ?

いや違った、魔力解呪が4レベルだ。感知は1レベル。

それにターニング(不死者鎮魂)だな。


「治療系や戦闘系は、その時のタイミングで説明するよ。あと魔光と魔力感知も。

それにターニングもあとで説明ね。

「その日に取る呪文とかは、自分でもアブラゲ、かずみにでも相談して」


もうセッションに戻ってもいいか。


「そろそろお話に戻そか?」

それとも休憩かな?


「○○、軽く戦闘やっとかね」かずまからの提案。


「そうね〜(笑)

わたしもそうしたいかな。

「マスター、戦闘訓練もお願いする(笑)」狐、もといアブラゲも提案に同意する。



「ん、じゃあそうする?」



魔法解説おわり

チュートリアルに続く



ーおまけー


○○と座敷わらしのやりとり横での、かずまと狐


「稲荷ちゃん、

今度の休みの日、一緒に遊ばない?」


「わたしには、あなたと付き合っている時間なんてないの!!

「休日は神さまGMよ♪」


平日は神使なのにな(苦笑)



-カクヨム版あとがき、解説-

本編(連載途中)へ戻る前に、戦闘練習チュートリアルを行うことになる流れですね。

延びたのは、…乾いた笑いしか出ませんね(^_^;)


ジャイアン(ト)リサイタルは、ちょっとウケ狙いすぎかなとも思ったりします。

まあ、こういう掛け合いコントのようなネタは、猫又が好きみたいなので、雰囲気としてはこんなものですか(苦笑)

最近は考える回路がサビつき気味ですので、こういった本編の中でのコメディ、掛け合いのようなセリフはあまり出てきませんね( ̄▽ ̄;)

少し再開準備のために鍛えないと(^_^;)


ここで使っているおまけの文章のようなネタは、以前それなりに貯めていたのですが、誤って消失しました(;´д`)

思い付いたらメモして貯めて、ときにはそこから膨らまして本編に(リサイタルネタのように)使ったり、外伝として一辺の物語に成長したりするのですね。

仮にデータが消失しても、メインの流れはプロットとして頭に残りますが、

掛け合いのようなメモ内容はさすがに再現はできませんです(^_^;)

まあ、残るべき名作?だけが残ったのだろうと、あの時は仕方なくあきらめましたね( ̄▽ ̄;)


さて、次回から数回、チュートリアルと称する戦闘訓練、戦闘試行についてお話しします。

楽しんでいただけると良いのですが(^ω^)

それでは、

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