第17話 世界創造6-6 セッション幕間劇《チュートリアル》前編
●月●日、世界創造6日め、前日譚1-5のつづき、チュートリアル
シナリオセッションをしよう、1-5つづき(再生版)幕間劇チュートリアル
PC、四人
アブラゲ・ムハンマド、男、戦士、レベル6、性格秩序、リーダー、プレイヤーは狐
マジックアイテム:プレート+1、トゥハンドソード+2、リング(インビジブル)、リング(Xレイビジョン)
かずみ(フィーア)、女、エルフ、レベル5、性格中立、
マジックアイテム:プレート+1、ソード+1(フレイムオン・コマンド)、ボウ+1、スタッフ(マジカルパワー、能力(パワー):打撃、永久光、火球、電撃、氷嵐、念動)、スクロール(へースト)、フライングカーペット(無し:今回は持参していない)
スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回
スペル取得:1/2/3レベル、魔法読解、魔法の矢、眠り、魅了、魔力看破/永久光*、解錠、魔力錠、透明化/火球、悪からの防御(10'四方)、加速*(呪文書に書き込み済)
注.*は反転使用可能
ミュー(ゆうき)、女、僧侶、レベル6、性格秩序、プレイヤーは座敷わらし
マジックアイテム:プレート+1、シールド+1、ウォーハンマー+1、スリング+1、スタッフ(ヒーリング)、ポーション(ヒーリング)x2、バッグ(ホールディング)
スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回
スペル取得:1/2/3レベル、ALL/ALL/ALL
アンデットターニング:別記(使用時に説明)
まいど+(ぷらす)、女、盗賊、レベル6、性格中立、プレイヤーは猫又
マジックアイテム:ソード+1、リング(スペルストア、種別(タイプ):魔法使い/呪文(スペル):眠り、魔法の矢、火球)、リング(スペルストア、種別(タイプ):僧侶/呪文(スペル):軽傷治癒*、悪からの防御、魔光*、対人麻痺*)注.*は反転使用可能、ガードル(ジャイアントストレングス)、リング(ジニー)、デバイス(種別(タイプ)ストーン:エレメンタル・コントロール〈アース〉)
NPC、二人
クエンサン、男、戦士、レベル6、性格中立
マジックアイテム:プレート+1(エレクトリカルダメージ)、ソード+1(ウィッシュ)、リング(スペルターニング)、エルヴンクローク
スリップ、女、ドワーフ、レベル5、性格秩序
マジックアイテム:プレート+1、バトルアックス+1、リング(リジェネレーション)、ヘルム(リーディング)
後編8の続き、
戦闘訓練です。
-ここから-
「チュートリアル、やっとく?」
「やっといたほうがいいだろ(笑)」
かずまの意見。
「えーっ!!初めてのシステムは不具合含めて、初回の新鮮さがいいのにーっ」
これは猫又の意見←実体化、感覚を導入したやり方はという意味だろうな。
「やろーよ。わたしわやりたい。なんか心配(苦笑)」
狐の言葉に座敷わらしも頷いたので、みんなの意見は一致(あ猫又、一致してないか)
違う、心配な方で一致してる〜(汗)
「じゃあモンスター出して戦闘訓練でいいかな?
「熟練(青箱)冒険者だから(笑)低レベル(赤箱)モンスターは多少多くても良いかな?」
カンタンなストーリーつけるか。
「新米(赤箱)冒険者が近くの洞窟にモンスター討伐、探索に出かけ帰らなかった。
「君たちはその洞窟に強いモンスターがいると思ってやってきた」
「新米冒険者を助けるのが目的?」これは
「いや、もう死んでるだろう。
生きてたら助けてもいいけど(笑)」
不注意な新米冒険者は淘汰される。
このシステムはそういう世界のものだ。
「君たちは自分たちの強さに見合う
戦闘システムは宣言に対して自動的発動でいいか。
「ミューは…、
ミューちゃん、かずみちゃんとアブラゲに相談して呪文選んでおいて♪」
「はいです(笑)」ミュー、良い返事だ。
「アブラゲ、かずみちゃんよろしく(笑)
かずみは自分の呪文も選んでおいて。
「〈加速*〉の呪文は、既に呪文書に書き込んであるかだけ宣言な」
「オーケー、わたしは加速を呪文書に書き込んであるわ」と決めるかずみ。
皆の宣言を受けた後に再開。
洞窟の入り口から中に潜ってゆくシーン。
早送りの映像で割愛(笑)
あまり幅のない通路での
チェック有り(遭遇)。モンスターはゴブリンx4匹、通路の幅から、ほぼ縦一列の隊列組み。
「かずみちゃん!!ライトニング!!」
「えっ?ああ、ライトニングっ!!」
猫又の叫びに、
かずま、つられて魔力の杖を構えて
激しい閃光と空気を切り裂くようなかん高い音。
杖から放たれた電光の矢は、縦一列のゴブリン4匹を一直線に貫く。
回るダイスは6面8個。魔力の杖の能力(ダメージ効果)は、5レベルエルフであるかずみの呪文より強力だ。
ゴブリンのHDは1-1(
ダイスは期待を裏切らなかった。ダメージ25点(だいたい期待値くらい)。
呪文抵抗の
ダイスは振らない。
ゴブリンは胴体に風穴を開けられて即死した。
炭化した傷口はまだくすぶったままで、稲妻が発生した時のオゾン臭に、肉の焼ける焦げくさい臭いが混じり辺りに充満する。
「ばかずま!!オーバーキルだよ!!」おれはつい怒鳴る。
「マスター、
まず、私に判定させて。いちおうリーダー役だから(笑)」ああ悪い、
自分のミスだけど、まだイライラした感情が抜けない。
「
「だって一撃で倒せるチャンスだったから♪不意打ちっぽくなってたじゃない(笑)
「あたしの火球だと自爆だし(笑)」
「猫又ぁ〜(怒)」
はぁ〜。
「奥のモンスターたちは音や光で侵入者に気づいたぞ。
これ以降不意打ちはない。不意打ちされる危険はあるから」
「オーケー?」
皆に確認を取り、
アブラゲ、かずみ、ミューに承諾を得た。
まいどは返事しないけどいいか(ため息、反省)
ワンダリング戦闘、追加するか?
いや、ワンダリングは無し。固まって迎撃させる。
攻略しても、経験点与えるつもりもないし(苦笑)
少し傾斜する通路を通る
通路先の部屋には仕切りの扉はない。
いいや、入れちゃえ。
薄暗い部屋にはモンスターの声や気配。
「(洞窟の)最初の部屋でモンスターに出会った」
説明を続ける。
「部屋は広いホールだ150四方くらい。奥に通路らしきところが続いている。
「モンスターはゴブリンとコボルド、
(ダイスを回し、)数は13匹と10匹。他、それぞれに体格の良い
↑まあどちらにしても
結局のところ、ダイス次第なんだけど(苦笑)
1/20の確率でクリティカルとファンブルが出る(ダイスが世界を支配する)システムだから、ザコでも舐めてはかかれない。
群集戦は、ほんと神経に堪える(笑)
「モンスターって、別の種族でも一緒に居るの?」
リーダー
「ああ。ダ、このシステムには
性格、
「モンスターに敵対って明記が無ければ、混沌の軍勢ってことで一緒で大丈夫」
強さがすべての悪の軍団は、そのあたりが
会話が成立するから、状況により性格混沌の人間と結託してたりもする。
それはともかく、
「イニシアチブ判定だよ。
狐と自分の前にD6ダイスが現れる。
「投げる?」自分は触るだけ(笑)
「うん!!やっぱりダイスわ投げなくちゃ(笑)」にっこりアブラゲ。
「いくぞ!!マスター」
彼の横に数値が現れる。6。
自分のは3だ。
「そちらが先行。
宣言どうぞ」
「かずみちゃん、ダブルスリープ(笑)」
「ああ、オーバーキルじゃないよなぁ(笑)○○?」
はいはい、悪かった(苦笑)
「マスター、わたしは〈眠り〉の発動後に前進して、前線を押し上げる。戦闘まで行ければ攻撃。
クエンサンとスリップにも行動を合わせてもらう。でいい?」
「了解。
ミューは?」
「えっと、さっき選んでもらった〈祝福〉かけます」うん、範囲20'(6m四方)だから3人は戦闘いけるか?
3人、(アブラゲ、スリップ、クエンサン)に対して命中とダメージに+1修正だ
「呪文唱えた後で戦闘参加するな。
いや、わたしも行って戦闘参加するから待ってて♪アブラゲ(笑)」笑顔のかずみ。
「じゃあ、あたしは眠らせたヤツらでも始末しますかね(笑)
座敷ちゃん…」
「まいちゃん、ミューです」
「(苦笑)おっけぃミューちゃん、護衛よろしく。怪我か何かあれば治療ね」
おいおい。次ラウンドの行動計画まで決めているけど、いいのか?
まあ、呪文の発動は自動的成功だから、
結果がよほどヘボく無ければ、流れはまず変わらないけど(笑)
「じゃあ、まず〈眠り〉の呪文2回分(かずみの呪文とまいどの指輪)かけます」
ダイスの振り方は、さっきみたい(自動)でいいか。
それぞれに8面ダイス2つ(効果)と4面4つ(時間)が回り、8面が7と6HD分の眠り効果、4面が6と12ターン分の眠り時間。まあ、時間は必要ないかな。
「割り振りはどうする?ダイス7の方でコボルド(K)は全部寝るよ(HD1/2だから)。
ダイス6だと、ゴブリン(G)なら6匹、ボスクラスの王G(HD3)と王K(HD2)を眠らせると、普通のGは1匹しか寝ない。
どうする?」
「まかせるよ」と狐リーダー。
魔法は使い手任せということ。
「悩ましい数だね(笑)」まいどは苦笑い。
「かずみちゃん?」
「うーん、やっぱり数減らそう。
「ボスでも1、2撃で倒せるだろうし、モンスター数増やして、数に任せて攻撃回数増やされて、クリティカル出されまくる方が怖い気がする(苦笑)」
まあ、ある意味正解かな。自分のダイス運が飛び抜けてたらだけど。
ダイスの神だけは本当にどう転ぶかわからない。だからなるべくダイスを振らないで済ませられる道筋を探すんだよな(苦笑)
「じゃあ、寝ないで起きているのはGが4匹と、ボスG、ボスKが各1匹ということで、
いいかな?」
皆の了承を得る。
「いっくよ〜!!」狐の掛け声で戦闘開始。
チュートリアル後編へつづく
-カクヨム版あとがき、解説-
もうだいぶ記憶から遠退きましたが、これを書いてた頃はプライベートでキツかった時期ですね。一年ほど前の事です、まだちょっと苦しいかな(苦笑)
そのまま掲載していますが、私的な苦しさと、お話の管理や流れをどうするかで悩んでいた時ですので、出来が少し( ̄▽ ̄;)
苦しい雰囲気とがたついた流れが気になりますね。たぶん改稿候補となる箇所のひとつかと思っています。
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このセッションパートでの、ここのシーン、エピソードは、もともと本編での戦闘シーンでやろうと思っていた内容なのですね。
少々のアクシデント含む内容でしたので、流れの変更にともなって戦闘テスト、チュートリアルという形になりました。
次回の後半でアクシデントとなります。
面白く読んでいただけるのならいいのですが、
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