第14話 世界創造6-6 セッション幕間劇後編6


TRPGろーぷれ日記 きみのいるセカイ


●月●日、世界創造6日め、前日譚1-5のつづき、魔法解説


シナリオセッションをしよう、1-5つづき(再生版)幕間劇後編6



PC、四人

アブラゲ・ムハンマド、男、戦士、レベル6、性格秩序、リーダー、プレイヤーは狐

マジックアイテム:プレート+1、トゥハンドソード+2、リング(インビジブル)、リング(Xレイビジョン)


かずみ(フィーア)、女、エルフ、レベル5、性格中立、参謀役サブリーダー、プレイヤーはかずま

マジックアイテム:プレート+1、ソード+1(フレイムオン・コマンド)、ボウ+1、スタッフ(マジカルパワー、能力(パワー):打撃、永久光、火球、電撃、氷嵐、念動)、スクロール(へースト)、フライングカーペット(笑)

スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回

スペル取得:1/2/3レベル、魔法読解、魔法の矢、眠り、魅了、魔力看破/永久光*、解錠、魔力錠、透明化/火球、悪からの防御(10'四方)、加速*(加速は未取得、スクロールから魔法読解により取得予定) 注.*は反転使用可能


ミュー(ゆうき)、女、僧侶、レベル6、性格秩序、プレイヤーは座敷わらし

マジックアイテム:プレート+1、シールド+1、ウォーハンマー+1、スリング+1、スタッフ(ヒーリング)、ポーション(ヒーリング)x2、バッグ(ホールディング)

スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回

スペル取得:1/2/3レベル、ALL/ALL/ALL

アンデットターニング:別記(使用時に説明)


まいど+(ぷらす)、女、盗賊、レベル6、性格中立、プレイヤーは猫又

マジックアイテム:ソード+1、リング(スペルストア、種別(タイプ):魔法使い/呪文(スペル):眠り、魔法の矢、火球)、リング(スペルストア、種別(タイプ):僧侶/呪文(スペル):軽傷治癒*、悪からの防御、魔光*、対人麻痺*)注.*は反転使用可能、ガードル(ジャイアントストレングス)、リング(ジニー)、デバイス(種別(タイプ)ストーン:エレメンタル・コントロール〈アース〉)


NPC、二人+三人?

クエンサン、男、戦士、レベル6、性格中立

マジックアイテム:プレート+1(エレクトリカルダメージ)、ソード+1(ウィッシュ)、リング(スペルターニング)、エルヴンクローク


スリップ、女、ドワーフ、レベル5、性格秩序

マジックアイテム:プレート+1、バトルアックス+1、リング(リジェネレーション)、ヘルム(リーディング)


女魔法使い(半月)、女、レベル27、性格混沌

マジックアイテム:なし(?)

スペル回数:???

スペル取得:???

スペル付与:パーマネンス(???)、コンティンジェンシィ(???)


魔法使い(深淵)、男、レベル27、性格秩序

マジックアイテム:???、ダガー+5(vsスペルキャスター、インテリジェンス)、ダガー+4(銀製(シルバー):フライング、vsウェポンユーザー)、アーマーバックル+3

スペル回数:???

スペル取得:???

スペル付与:パーマネンス(???)、コンティンジェンシィ(???)


女魔法使い(月牙)、女、レベル21、性格秩序

マジックアイテム:???、ガントレット(グローブ?:オグルパワー)、リング(リジェネレーション)

スペル回数:???

スペル取得:???、魔流星(メテオスウォーム)

スペル付与:パーマネンス(???)、コンティンジェンシィ(???)




後編5の続き、幕間劇インターミッション後編6



魔法使いが逃げた!!

理由は?


実地訓練はまだお預け。


魔法の説明、続きはまだ。

せっかく座敷わらしが機嫌直してくれたんだけど(ため息)



-ここから-


話をダ、のことに戻す。


それで、あとは、

人間のPCで気になるのは、緑箱コンパニオンクラスの女魔法使いだ。

半月ハーフムーンの娘、月牙クレセントムーン

月牙は実体化させない。とりあえず封印だ。


彼女は半月よりも表面上は穏やかに見えるが、中身は違う。

そしてやはり高レベル魔法使いだから(20の大台レベルに達していたはず。呪文レベルが9レベルに到達していたから、21レベルの魔法使いか?)、それを呼び出すような冒険は出来ない。

たぶん月牙は、深淵アーヴィスの危険度に勝る。

短期間だが冒険プレイしたしな。

それに緑箱とはいえ、仮にも魔流星メテオスウォームの使い手だ(ため息)


半月と月牙は母娘だが、性格の違いから緊張感のある関係と言う設定を考えていたから、やぶ蛇になる可能性が高い。


そういえば、深淵も月牙も、自PCが元となった二次創作物だ。


今思うと、深淵はレベル頭打ちになるフィルの(力不足な不満からきた)再生リメイク

月牙は半月の虚像。

演技プレイスタイルとして半月は失敗していた(他のPCに対し友好的過ぎ、DMから物言いがあった)から、

極端から極端に走った月牙は、

半月の真逆である、正義、善への歪んだ戯画カリカチュアだった。

↑ソ、国産のTRPGシステムを一時期、にぎわせていた、正義神ファ○スの過剰反応する神官みたいな存在ものだ(苦笑)


同じ性格アライメント秩序ローフルでも、アプローチが違うだけでだいぶキャラの雰囲気が変わる見本かな?なんて少し思った。


まあキャラ立ちとして同じところもある。


深淵アーヴィスは、両手利きのダガー使い(ウェポンマスタリールールで、マスタークラスのダガー技能持ち)、それにアーマー留金具バックル

対して月牙クレセントムーンは、人喰鬼オグル籠手こてと、再生の指輪持ち(苦笑)

どちらも、魔法使いだが、接近戦の対応、近接戦闘、防衛の技を持たせたくて、そう作ったんだった(笑)


あの当時、魔法使いが接敵された時の脆弱ぜいじゃくさは、本当に嫌だったんだな(笑)

キャラの作りを思い返すと、そんな当時の気持ちが分かったりするのは、本当に面白い。


そうだ、

もうひとつ思い出したことがある。


ダ、の当時、

TRPGでの自PCえんじたキャラで、複数の自PCたちを同時に集わせ、つたないながらも討論会みたいなことをやらせていた覚えがある。


例えば、お題「吸血鬼について」など。

吸血鬼発生の原因から、精神構造や、その救済や根絶の仕方。

自分が読んでいた吸血鬼の小説やコミック、そういうお話から引用してきた内容を自キャラたちに語らせて、議論させるようなことをしていた。


ダ、のキャラ以降、そういうことをやった覚えはない。

このゲームのPCが自我に目覚める、目覚めやすいのは、そういったことも影響しているのかもしれない。



今回の出来事、自キャラのことを考えていて、そんなことを思い出した。


前世あのころはTRPGを中心に(今の生活のように)世界が回っていたし、

他人のセッション、シナリオを、自PCで、その人の作った架空世界ものがたりを遊び、楽しみ、

「なんか面白いことネタないかな?」なんてつぶやきながら、現実世界リアルをうろうろし、シナリオのネタを探し、

何かを見つけると嬉々ききとして飛びつき、掴み、シナリオに取り込んで、仲間と自分の架空世界セッションを楽しむ。


そんな生活がずっと続いて行くと思っていた。

信じていた。でもなく、願っていた。でもない(笑)

本当に、空気のように当たり前だった。あの時間ときは(苦笑)



「お〜い。

おい!!○○」

「○○くん、だいじょうぶ?」

「○○さん!!返事してください!!」


ああ、だいぶ深く考えこんでたみたいだ。

「ごめん、ぼーっとしてた。さっきの出来事考えてて」


「いつもの幽体離脱トランスじょうたいだよね♪心配ない心配ない(笑)」

そうだよっ猫又(怒)

そうだけど、お前に言われると、なんか腹立つな(苦笑)



は〜あ〜(ため息)

実演進めるか〜(苦笑)今度こそな



「じゃあアブラゲ、

指輪の準備いいか?」


「おっけー♪」アブラゲ、Vサイン。ちょっと狐だ。


「ミューは?」


「大丈夫です〜」座敷わらしはいつでも自分のまま、異世界で楽しんでいる。


「待ちくたびれたわよ♪」かずみと、

「そうだね、かずみちゃん(笑)」猫又(まいど)


待たせてごめん。

「じゃあ、まずは眠りと対人麻痺から(笑)」沈黙は後回し。


「眠りと対人麻痺、ちょっと似ているんだよ」そう言いながら、呪文を説明を、ステータス画面みたいに空中に出してみる。

思いつきで説明のやり方アプローチを変えてみた(笑)



〈眠り〉

 40'の範囲の生物を眠らせる(2〜16体:合計HD16まで)

 ST判定の余地なし

 持続時間は4〜16ターン(最大2時間40分)


 対象サイズはオーガが境目

 眠りの効かないアンデッドや、

 ドラゴンなどの巨大生物には効果なし



〈対人麻痺*〉

 任意の4体の人、生物を麻痺

 ST判定により抵抗可能

 単体にかける場合、ST判定に-2修正あり

 持続時間は僧侶呪文の場合9ターン(1時間30分)


 対象サイズはオーガが境目

 麻痺の効かないアンデッドや、

 巨大生物には効果なし



そんな感じで、ルールの文章からかみ砕いたものを抜き出して、授業のメッセージボードのように映し出す。


「「へぇ〜「わかりやすい」」です〜」

評価は上々(笑)


猫又、難しい顔で、

「持続時間の、僧侶呪文9ターンてのは?」


「ああ、対人麻痺は僧侶呪文と魔法使い呪文で射程と持続時間が違うんだ。

「射程はともかく、持続時間は僧侶9ターン固定に対し、魔法使いはレベル毎に1ターン。

レベルアップで効果が上がる」


「へぇ、そうだっけ?」気づかなかったか、珍しいな猫又にしては。

「じゃ、かずみちゃんが(対人麻痺)取得してたとしても5ターン(50分)か。

ならいいや(笑)」


「○○さん。じゃないです。

スリップさん、HDって何ですか?」ミューの質問。

ああ、スリップだっけうっかりしてた(笑)


「はいっ!!」まいどが手を上げた。


「まいどちゃん(笑)」指さした猫又まいどが答える。

「はい先生!!、ヒットダイスのことですっ」ノリノリの猫又(笑)


ノリに合わせて、

「そうですね。

冒険者がレベルで強さを表すみたいに、モンスターはHDヒットダイスで強さを表します。

では、レベルとHDの違いは?」

「はいっはい!!」また手を上げる猫又。


ちょっと考えてアブラゲを指す。

「アブラゲくん、判るかな?」


「え!?私?」不意打ちでちょっと動揺。

狐、咳払いして、

「先生、判らないよ(笑)」ハスキーなイケメン声(笑)


「先生!!はいっはい!!」猫又がんばる(笑)

なんか、某ド○フのコントみたい(苦笑)


「かずみちゃんは、判る?」

「えーと、HPヒットポイントの振るダイスがちがうわ。

冒険者は職業で作成時、レベルアップ時のダイスが違うけど、

モンスターのHDは同じダイスを振るの」かずみ、オネエ言葉で答えてくれる。


「そうですね、かずみちゃん(笑)

モンスターはHDの数ぶんだけ8面ダイスを振ってHPを決めるけど、冒険者は職業、種族で振るダイスの種類が違うんです。

8面ダイスを振るのは戦士とドワーフ。

6面ダイスは僧侶、エルフ、ハーフリング。

4面ダイスは魔法使いに盗賊だ。じゃない、です(笑)」いかんいかん(笑)


「はいはいは〜い!!先生!!は〜い(笑)」

「はい、まいどちゃん。

あとは何かな?」


にっこり猫又まいど

「それと、戦闘の命中表が違う。

同じ数なら冒険者よりモンスターのほうが当たりやすい(笑)」あれ!?猫又のセリフ?


おれに何か気が付いて欲しいのか(苦笑)

…、

…、

あ〜、自分まいどのガードルのことか。

命中率が8HDのヒルジャイアント相当のダメージと命中率を使うという話かな?

まいどが使う盗賊6レベルの命中表でなく、ガードルで通常の冒険者8レベルより命中しやすい8HDの攻撃を自分は持っているぞ!!ってことかな?


…いや、

もう一つ、さっきの説明文か。

表記にオーガ、HD4+1のモンスターが出てるから、


背後からの攻撃で、ダメージ2倍 x ガードルのダメージ2倍 = ダメージ4倍攻撃。

ソードのダメージ1D8 x 4倍で、一撃でオーガを殺せるダメージを手に入れていると言いたいのかな?


何だろう?



ちょっと思いつかない。

悪いけれど猫又まいどのセリフは流すか。(あとで気がついて、後悔するかもしれないけど(苦笑))


単純に構って欲しいだけだったりして(笑)



「じゃあ実際に呪文かけてみようか(笑)」

そう言ってモンスターを呼び出す。



後編7に続く



-カクヨム版あとがき、解説-

お待たせしました。

昔の思い出から返ってきて、呪文の話を再開いたしますm(_ _)m

ただ、呪文のシステム的なの話が続きますので、…うーん。趣味まるだしの話なので難しいですよね(苦笑)


----


目に見えないもの、ルール的なものを説明するのは難しいですね。

キャラに説明しながら尺を取ってしまうのは良いのかどうか、本当に悩みます。

このときも余計な過去話ことを書きながら、悩んだり考えて書いていたことを思い出します。


繰り返し書いていた登場人物のリストは、項目多すぎとか、繰り返し書きすぎとか(;´д`)

途中の呪文を説明するときの分かりやすさと演出、短くするためにはどうやったらいいかとか( ̄▽ ̄;)


過去の文章は見直すと、苦笑いの出る面白さがある時もね、うん、感じます(苦笑)

どうせ書くなら、後で面白く感じるように真剣に苦しみたいですね(笑)

これは今一歩な印象です、はい(^_^;)

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