第13話 世界創造6-6 セッション幕間劇後編5


TRPGろーぷれ日記 きみのいるセカイ


●月●日、世界創造6日め、前日譚1-5のつづき、魔法解説


シナリオセッションをしよう、1-5つづき(再生版)幕間劇後編5



PC、四人

アブラゲ・ムハンマド、男、戦士、レベル6、性格秩序、リーダー、プレイヤーは狐

マジックアイテム:プレート+1、トゥハンドソード+2、リング(インビジブル)、リング(Xレイビジョン)


かずみ(フィーア)、女、エルフ、レベル5、性格中立、参謀役サブリーダー、プレイヤーはかずま

マジックアイテム:プレート+1、ソード+1(フレイムオン・コマンド)、ボウ+1、スタッフ(マジカルパワー、能力(パワー):打撃、永久光、火球、電撃、氷嵐、念動)、スクロール(へースト)、フライングカーペット(笑)

スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回

スペル取得:1/2/3レベル、魔法読解、魔法の矢、眠り、魅了、魔力看破/永久光*、解錠、魔力錠、透明化/火球、悪からの防御(10'四方)、加速*(加速は未取得、スクロールから魔法読解により取得予定) 注.*は反転使用可能


ミュー(ゆうき)、女、僧侶、レベル6、性格秩序、プレイヤーは座敷わらし

マジックアイテム:プレート+1、シールド+1、ウォーハンマー+1、スリング+1、スタッフ(ヒーリング)、ポーション(ヒーリング)x2、バッグ(ホールディング)

スペル回数:1/2/3レベル、2/2/1回

スペル取得:1/2/3レベル、ALL/ALL/ALL

アンデットターニング:別記(使用時に説明)


まいど+(ぷらす)、女、盗賊、レベル6、性格中立、プレイヤーは猫又

マジックアイテム:ソード+1、リング(スペルストア、種別(タイプ):魔法使い/呪文(スペル):眠り、魔法の矢、火球)、リング(スペルストア、種別(タイプ):僧侶/呪文(スペル):軽傷治癒*、悪からの防御、魔光*、対人麻痺*)注.*は反転使用可能、ガードル(ジャイアントストレングス)、リング(ジニー)、デバイス(種別(タイプ)ストーン:エレメンタル・コントロール〈アース〉)


NPC、二人+二人?

クエンサン、男、戦士、レベル6、性格中立

マジックアイテム:プレート+1(エレクトリカルダメージ)、ソード+1(ウィッシュ)、リング(スペルターニング)、エルヴンクローク


スリップ、女、ドワーフ、レベル5、性格秩序

マジックアイテム:プレート+1、バトルアックス+1、リング(リジェネレーション)、ヘルム(リーディング)


女魔法使い(半月)、女、レベル27、性格混沌

マジックアイテム:なし(?)

スペル回数:???

スペル取得:???

スペル付与:パーマネンス(???)、コンティンジェンシィ(???)


魔法使い(深淵)、男、レベル27、性格秩序

マジックアイテム:???

スペル回数:???

スペル取得:???

スペル付与:パーマネンス(???)、コンティンジェンシィ(???)




後編4の続き、幕間劇インターミッション後編5



魔法使いが逃げた!!

どうしよう?


とりあえず実地訓練続けるか?



ヤバい!!

ヤバい、ヤバい!!

なんで逃げた?なんで自我あるんだ!?

(中略)

ほっとくと手がつけられなくなるかも(冷汗)

どこか辺境で魔王になるかもしれん。

(中略)

セッション完了したら何か、即座に対応考えないと…。



は〜、

魔法の説明、続きやるかぁ。

せっかく座敷わらしが機嫌直してくれたんだし(ため息)



-ここから-


は〜あ〜(ため息)

実演進めるか〜(苦笑)


「○○〜、大丈夫かぁ?

なんかトラブルだな」

「○○くん、私心配だよ、本当に大丈夫?

このままセッション続けるの?

「なんかいろいろコントロールできていないみたいだけど。

わ、たしたち、無事に帰れるよね?」

ちょっと心配げな二人と、

ひとしきり笑ったあと、涙を拭っている猫又。

泣くほど面白かったんかい、猫又ぁ(ため息)


とりあえず、

「それは大丈夫。

試した。問題なし(苦笑)」現実世界とちゃんと繋がった。帰れる。

どこかのデスゲームみたいに帰還ログアウトできないなんてことはない。ねえKYさん(苦笑)


「○○さん、わたし何か悪かったんですか?…」

「いや、悪くないよ、大丈夫(微笑)」うん、悪くない。悪いのは自分。


仮に座敷わらしが発端だとしても、それに対して無意識に共感し、半月に自我を与える要因を作った自分の問題だ。



自分のキャラ、PCは新しく創造したキャラのつもりだった。


今回遊ぶセッションするダ、のシステムでのプレロールドPCにしても、NPCなども全てだ。


クエンサンは、もともとダ、このシステムのキャラだが、NPCだし前の時の親友DMの持ちキャラ(NPC)だから、名前だけ同じの別人。


狐やかずまと、ちょろちょろテストしているオリジナルのTRPGシステム、キャラの転生コンバートにも該当しない、はず。


スリップはソ、別のファンタジーTRPGシステムのPCキャラを転用したNPCだが、明確に転生コンバートしたわけでないし、プレイ経験のないキャラ作成のみの人格だから大丈夫だろう。

NPCとするために、経験プロフィールも若干変えている。


先ほどの、

システムとしての転生コンバートは、いろんなTRPGシステムのキャラを何か共通化して、他のシステム同士でキャラのコアとなる能力、個性をつかいまわせないか?というアイデアだ。


前の時にも、TRPG仲間同士であーでもないこーでもないとこねくり回して、結局形にならなかった覚えがある。

知り合いの他のグループでもそんなこと(システムの共通化)をやった話を聞いたことがあったから、TRPGあるあるとか、TRPGゲーマーの熱病はしかみたいなものかな?(笑)


今回はかずまと狐が付き合ってくれて始めたわけだ。

二人とも自分よりはセンスあるから、うまくまとまってくれるのではないかと期待している(笑)


似たようなことをシステムとしてVRMMOでおこなっているという話もKYさんあたりから耳にしているが、

自分たちがやっているのは同一システム内コンバートでないことだから、その辺りが違っていると思う。


何だろう、スターシステム?

声優さんや役者さんが物語セッションのキャラを演じるみたいに、核となるプレイヤーの人格たましいは同じで別の人生を歩む、体験する。みたいな?


うまく表現できないな(苦笑)


ファンタジーやホラーだったり、ヒーローものや近未来系、サイバーパンク、宇宙開拓、艦隊もの、ロボバトル。

そういうものを上手く転用しながら組み合わせて世界体系みたいな?

そんなものができないか、時折考えて、アイデアをストックしている。


今回のセッションで急に運用することになった稀人と冒険者ギルドみたいなものや、

どこかの海外カードゲームの次元渡航者みたいなアイデアだ。←まあ、あのアイデアの大元はダ、このシステムの金箱イモータルPCのことではないかな?なんて自分はなんとなく思っている(笑)



…思考が横道にそれてた。


それで、今回のことの原因だけれど、

前世むかしPCキャラは、キャラシートは失われているが、死んだり消失ロストしたわけではなくて、

自分の記憶の中のどこかにあり、彼らはそこで眠って、あるいは待機している。

それが、あるきっかけを得て覚醒、あるいは現出してくるのではないか?


つまり、キャラシートの有る無しにかかわらず、

以前に自キャラとして作ったヤツは、自身の個性(意識の定着)の強さから、その自我が目覚める可能性が高いかも。ということか(汗)


赤箱ベーシックから青箱エキスパートクラスでプレイしたPCキャラのエルフ、ウォーレス、

緑箱コンパニオンクラスのエルフでプレイし、黒箱マスタークラスにランクアップして使ったフィルグルスは要注意か?


キャラとしてのプレイ時間、演じた経験が多いし、

家族構成や生い立ちなど、プロフィールも決めていたので、

おそらくすぐに目覚めるだろう。


特にウォーレス。あれはエルフであることを除けば、

いや、昔の自分がエルフの特質にいだいていた理想やあこがれ、長寿などへの欲求。それも含めた性格などが、

当時、若かりし頃の前世の(良いところも悪いところも、特に悪いところが)自分そのものだからだ。


あいつが勝手に動きだし、いっぱしの口をききだしたら、蹴りを入れる自信がある(自分の黒歴史が生きて歩いているようなもんだからな)。


ほんと、その光景が目に浮かぶようだ(苦笑)

あぁ…、このあたりだな原因。


ウォーレスは異世界で遊んでいるやつだった。当時の、自分の遊びの欲求そのままだった存在やつ

いろいろやり過ぎで、仲間からも煙たがられるやつだった(苦笑)


半月は悪に対する興味、疑問から生まれた存在。


当時の自分が感じた、いろいろあった不満な感情から生まれたのだろう。大元の原因、記憶が何だったかもう覚えていないが。

だから、悪ではあるがせいぜいあの有名コミックのピッコ○とかベジ○タ、サ○ケみたいな程度の悪なのだろう。


悪であり力はあるが、巨悪、純粋で堕落的な悪ではない。

悪に成りきれない、言うなれば偽悪。←ん?半月、あの少年マンガキャラたちみたいに、そのうち仲間になるということ!?


フィルグルスは、善への憧憬だ。


自分が善に成りきれない罪悪感。

現実リアルで力無いことに対する、独善的な感情も含んだ罪悪感だ。←自分がヒーローになる!!とならないところが自分、当時の自分らしい。


だからフィルグルスの存在は偽善だ。



彼ら三者は、自分が今のように、善にも悪にも成りきれない存在(もの)であると達観できる前に生まれた存在(キャラクター)だから、

まあ全員が黒歴史であるともいえる。

だからこそ自我を得たし、得ると想像できる。


自我の持ちそうな順だと、ウォル、フィル、半月の順だろう。


半月はまあともかく、

ウォル、フィルどちらも(レベル限界の低い)エルフだから、自我に目覚めても、世界に対する影響力は半月ほどにはならないだろう(領地経営していたフィルグルスは、領地領民ごと、この世界に出現すると面倒だし、

魔法物品収集家マジックアイテムコレクターだったウォーレスの、使わないで貯めてたアイテムは少しやっかいだが)。


まあエルフはエルフ。

ウォーレスはレベル7〜8だし、

フィルグルスはマスタークラス(レベル10オーバーのランクK〜L)だとしても、10レベルはやはり10レベル。個体としては人間に劣る。

ダ…、あのシステムはそういったものだ(例外の記述がミスタラに触れてあったが、フィルは例外ではない。只の経験を積んだエルフだ)

良くも悪くも人間至上の(人間という種が勝ち、優遇された)世界設定ということだ。


人間の自PCプレイヤーキャラクターでは、赤箱ベーシックの戦士や盗賊が何人か居るが、それは(低レベルだから)問題にならない。

青箱エキスパートのキャラ、PCはウォーレスだけで、フィル配下のNPCにエルフとか僧侶がいたくらいだ。

↑部下のエルフの名前、何人かは今でも思い出すが、僧侶は名前もレベルすら出てこない。

僧侶のPCはダ、あのゲームではひとりもいない(遊びに行ったコンベンションで演じたプレロールドの僧侶二人だけが例外)。

本当に、当時の自分は神(宗教、信仰)を信じていなかったんだな。


あの頃、ダ、のゲームの(黒歴史の)ころ、プレイヤーのスタイルにもそういうものが出ている。それはちょっと驚いた。

同じ頃、ロ、マイナーな国産ファンタジーTRPGの2版(新版?)でGMをやり、ドロッとした心情のシナリオを書き、セッションをしていたが、

自分の黒歴史セッション(苦笑)以外にも、いろいろはみ出していたっていうことか(汗)


その後、時間が経ち、ソ、あの有名国産ファンタジーTRPGを別の仲間とやり始め、

セッション、プレイヤーやGMをやりながら、同人イベントで自分のTRPGシナリオ売って(配って?)いた、別の意味の黒歴史(笑)

↑あの頃のシナリオ、「魔法使いの三人の弟子」、「夜を見る魔術師」あたりはけっこうお気に入りだ。

あれはそのうち狐や座敷わらしたちとセッションしてみたい。

まあ、シナリオの原稿も作った本も紛失して、何も残っていないのだけれど。


あの時期のシナリオやセッションには神官(信仰の担い手)がけっこういる。


考え方が変わったんだな(苦笑)



話をもどす。

ダ、で、

人間のPCで気になるのは、緑箱コンパニオンクラスの女魔法使い月牙、半月の娘か。


後編6に続く



-カクヨム版あとがき、解説-

ごめんなさい。今回、次回の前半は昔の回想録の話がほとんどです( ̄▽ ̄;)

あまり面白くないかもしれませんので、都合で飛ばしてくださいませm(_ _)m


----


お話の中で出したTRPGシナリオのタイトル、

『魔法使いの三人の弟子』、『夜を見る魔術師(魔道師だったかな?)』は以前に自分自身が書いたTRPGのシナリオです(^_^;)←もうひとつ『七振りの剣』という途中までのキャンペーンシナリオ1作めのお話もあります。『三人の弟子』もクライマックス手前までシナリオを続けていた、連作シナリオでしたね(;´д`)

まあ、四半世紀かそこら前で、あの有名同人イベントで販売はしましたが、

それぞれ50部も作っていないコピー紙のシナリオ集や会誌に掲載したものですので、だーれも知らないお話でしょうね( ̄▽ ̄;)

セッション、テストプレイでの成果は、『三人の弟子』、『夜を見る』共に製作者の自分としては納得のいくものでしたが、残念なことに原盤のデータが消失して残っていないのでした(;´д`)


イメージ元となる記憶はありますので、細部を継ぎながら再生したシナリオを、キャラたちにやってもらおうかと密かに企んではいるのですね(笑)

まあでも、しばらくは脳内で彼らを遊ばせているだけかな(^ω^)


いつか書いてみたいものですねぇ。

キャラにはそうやって、楽しく遊んでいてほしいなと思ったりするのですよ(笑)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る