閑話? 掲示板
今回の話は試験的に入れたものなので、少しの説明ぐらいしかないです。なので、読み飛ばしてもらっても大丈夫でふ。
――――――――――――――――――――
あれから、日々は日常を取り戻した。
ちょくちょく創生生物が、出てはくるが特に忙しいことはない。
と言うか、他の魔法少女達がほとんどやってくれるのだ。
俺がすることと言えば――――日々を過ごすことだけである。
因みに、あのドロドロの魔石は大きかった。後、オレンジ色だった。どうでもいいな。
まぁ、俺のことよりもあの娘だろう。彼女が有名になりだした。
よく、戦っている姿が報道される。
傲慢な口調は相変わらずのようだが、逆にそれがアイデンティティーとして、人気があるくらいだ。
俺も嬉しいものである。
「そりゃそうよねー」
サラッと心読むの止めてくんない?
「てへっ」
てへっ、じゃねぇよ。
しかしまぁ、表に出てないのになんでこんなにも人気があるのかね。
俺の視線の先には、とあるワイドショーの番組が流れていた。そこには――――、
『―――それで、今回の事件に〈伝説の魔法少女〉は現れたのですか?』
『いやー。今回は全然確認出来なかったとか
聞きましたよ?』
『ですが、今大人気の〈
『そうなのですか?』
『はい。その時の取材の映像がこちらです』
『――今回の怪物を倒したのは貴女ではなく、〈伝説の魔法少女〉だと言うことですか?』
『ええ、そうよ。私が呑み込まれ、助けられた時には既に倒されていたわ』
『え?呑み込まれたのですか?』
『ええ。私はあの時、焦っていたから足を引っ張って、更に被害を増大させた。でも、その時に彼女が助けてくれたんだと思うわ』
『思う、ですか?』
『ええ。実際に見たわけじゃないもの。彼女と会ったのは、彼女に助けられた時よ』
『――――そうなんですね』
『―――と、この様に仰っていました』
『なるほど、彼女は〈伝説の魔法少女〉自身にあっているからこそ、〈伝説の魔法少女〉が倒した、と考えているんですね』
――――。
体が小刻みに震える。それは、何故か?
俺の人気が衰えない原因がわかったからだ。
「あいつのせいじゃねぇかーーッッ!」
俺は、叫んだ。
◇◇◇
一方その頃、とある掲示板で。
【魔法少女に関する】雑談part4【掲示板】
1.名無しの権兵衛
この掲示板では、魔法少女に関することをただ綴り、駄弁っていく掲示板です。
.
.
.
324.名無しの権兵衛
〈傲慢なる妖精〉って凄い名前考えたな
325.名無しの権兵衛
>>324.それな
325.名無しの権兵衛
やっぱ魔法少女は可愛えんじゃあ~(~▽~@)♪♪♪
326.名無しの権兵衛
それな
327.名無しの権兵衛
しかし、〈伝説の魔法少女〉も今回は出てきてないんだな。風邪か?
328.名無しの権兵衛
あー。それ、確かいろんな説出てるけど結局〈傲慢なる妖精〉が助けられたって言ってた
329.名無しの権兵衛
マジか
330.名無しの権兵衛
マジや
331.名無しの権兵衛
それな
332.名無しの権兵衛
ニュースかワイドショーで言ってる
333.名無しの権兵衛
それよか〈伝説の魔法少女〉可愛過ぎん?
334.名無しの権兵衛
それな
335.名無しの権兵衛
>>334 流石にうざいぞ
336.名無しの権兵衛
それな
◇◇◇
また、とある特定の掲示板の場合。
【魔法少女】掲示板part1【学園】
1.名無しの魔法少女
魔法少女学園内のみのいろんな事を書いていく掲示板だよ!
2.名無しの魔法少女
>>1.ありがとう!
3.名無しの魔法少女
おう!せんきゅー!
4.名無しの魔法少女
ふん
5.名無しの魔法少女
礼を言うわ
6.名無しの魔法少女
なんかいろんなキャラがいるな
7.名無しの魔法少女
まぁ、そこはおいときましょ
8.名無しの魔法少女
それで?なんでこんなんつくったん?
9.名無しの魔法少女
何か!作りたかった!
10.名無しの魔法少女
........
11.名無しの魔法少女
.........
12.名無しの魔法少女
特に意味が無い......だと!?
13.名無しの魔法少女
ノリが良いわね、ここの人w
14.名無しの魔法少女
まぁ、それもおいときましょ
15.名無しの魔法少女
え?おいといてええの?
16.名無しの魔法少女
ええ、おいとくわ
17.名無しの魔法少女
とりあえず名前固定しとく?
18.おバカ
そだね。じゃあ自己紹介!
私はおバカで通ってる魔法少女だよ!
因みに此処作った人だよ!
19.男勝り
あぁ.....あいつか......。
アタシは何かよくわからないけど男勝りで通ってる魔法少女だ
20.淑女
あら。そうでしたの
21.傲慢なる妖精
私傲慢なる妖精とか呼ばれてる魔法少女よ。宜しく。
22.関西人
えっ今話題の!?
あ、私は関西弁だから関西人で通ってる魔法少女だよ。
23.御姉様至上主義者
えっ?本当ですの!?
あっ、わたくし、御姉様至上主義者ですわ
24.おバカ
え!誰!?
25.男勝り
いや、誰だよ......
26.関西人
一人だけ知らん人がおんねんけど
27.傲慢なる妖精
私からすれば全員知らない奴なんだけど.....
28.関西人
まっ、そやろなぁ
29.男勝り
アタシらは別に有名じゃねぇし、な
30.淑女
世間では、ですよ
31.御姉様至上主義者
それよりも!あの、彼の有名な〈伝説の魔法少女〉に会ったんですの!?
32.男勝り
あっ、それがあったな
33.淑女
そうですね聞きたいです
34.おバカ
あっ、私もー!
35.関西人
私も聞いてええ?
36.傲慢なる妖精
はぁ、まぁ、良いけど.....
言うことは同じよ?ニュースとかと
37.関西人
まぁ、そう言わんと、な?
と、こういう風に〈伝説の魔法少女〉――魔法少女アーテルである優希は優希の知らない所でも名声を高めていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます