清水の町
清水の名物と言えば、産業製品輸出入や漁港として有名な清水港、人望が熱かった清水次郎長親分、世界文化遺産となった三保の松原、羽衣の天女。さくらももこの漫画『ちびまるこちゃん』の舞台や、清水出身者が多いJリーグサッカーチームの清水エスパルス、個人的にとても旨い追分ようかんと代表的にはこの位ある。あと少し名産であるのがお茶やみかん、いちごなどで近辺ではさくらえび漁、しらす漁が盛んである。
そのような清水市が平成十五年四月に静岡市と合併して静岡市清水区となった。清水の頭に静岡市が付いてしまった。つまり清水は静岡市になったのだ。これはぼくにとって悲しいことだ。
その静岡市清水の人口は昔とあまり変わらない二十四万人程度の約八万世帯だ。合併した静岡市では七十一万人代になり、約二十七万世帯となった。別に清水としては変わらないが、静岡市としては人がとても増えたことになる。
ぼくは清水で育ったので自分の目線で清水の今昔などを比較して語りたい。
名物や人口は前途述べたことである。だだ『ちびまるこ』や清水エスパルスなどは近年のことである。
小学、中学時代の清水は駅前などにデパートが集中してある。どこの駅前に行けば大体あるそんな感じだ。週末の休日ともなると何も買う訳ではないが、友人とそのデパートに行ったりした。だが今では不況のあおりなのか二店舗閉店になり、駅前のデパートは一店舗のみとなった。(二〇一九年現在、その一店舗も閉店)
その代わり住宅地の方へショッピングセンターやレジャー施設が出来ている。住宅街のショッピングセンターはぼくから見ていると、駐車場は無料で広く大勢のお客が入り活気があるためかいい感じがする。時代の流れでこれからはこういうのが流行るのかと思っている。
小学三年時、豪雨により清水は洪水になり大水害が起こった。ぼくの借家は大丈夫だったが、別の町内はだいぶ水に浸かってひどかった。これが七夕豪雨で全国的に被害を被った。
ぼくはそのとき登校拒否児童だったので、より一層学校へ行かなくてすむと喜んだ。だけど二十二歳頃、台風による雨で自分の乗用車が水害に陥った。小学三年時のツケがきたのだ。この小学三年時の豪雨は、今までの清水のなかでは一番の被害であった。
次に清水の風景を語ってみる。昔の概観は当然だが海、山があり代表の川、巴川があり三保にレジャー施設や名物があり、遊園地や駅前デパート、駅前銀座があるのが主だった風景。
現在は昔遊園地だった所へ大型ショッピングセンターが、清水港近辺に大型レジャー施設が加わった。清水と静岡を結ぶバイパスが通ったことも昔よりだいぶ変わった。自分ではバイパスが出来たのが、車を運転したときはスムーズに走れ便利に思った。
こんなことが清水の紹介になる。ちびまる子のさくらももこと同級生だ。彼女の描いた『ちびまるこ』にもぼくの語ったことがいくつも出ている。巴川などはよく漫画に出ている。それとさくらの漫画から名物になったのも多々ある。さくらが有名にしたので、たいした人物だ。
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