少年期

第11話先生!違うんです!

「レンジ!レンジ起きなさい!今日から学校でしょ?」

なんか懐かしい夢を見ていた気がするけどま、いっかぁ

「おはよ母さん今何時?」

「6の時間よ」

「え、そんな時間!?もっと早く起こしてよ」

「起こしたわよ!起きないあんたが悪いんじゃない!」


「やべぇ!コルンに殺される!!母さん行ってきます!」


「まちな!いくら制服がないからってパジャマで行くのはどうかと思うよ!」


「そうだった!チェンジ!」

俺はパジャマからいつもの服に着替えて家を出た


家から少しした所にコルンはいた


「おーそーい!私が遅刻したらどう責任を取るつもりなのよ!」

「そん時は嫁にでも貰ってやるよ!行くぞ!」


コルンは頬を赤らめながら

「わかった!」と言い走った


しばらくすると学校が見えてくる


「おーレンジにコルンじゃねぇか!また狩りに行こうぜ!」

「おーカレイのじーさん飲みすぎんなよ!」

「言われなくてもわかったらわい!」

はははと笑いながらカレイのじーさんと別れ学校に着いた


「おはよ〜」


「おはよ〜」や、「久しぶり〜」という声がちらほらと聞こえてくる


コルンと俺はそれぞれ自分の席に座ると、ちょうど先生が来た


「お前らー座れー」


あーグレン先生がハズレだなぁ


「はい、ハズレと考えたレンジ!基礎魔法の水を発動しろ!」


「げぇ!なんでバレたんだ!?」

「本当に考えてたのかこのクソガキ!」

「ウォーター!!」

俺の発動した魔法は宙を描きたまたま通り掛かった校長の頭にかかった

校長はバリアを使い結局グレン先生に掛かった

「先生!違うんです!!」

「何が違うだ?」

「俺は先生の言うとうりに水の基礎魔法を使ったまでなのです!だから俺は悪くない!」

するとたちまち笑い声が聞こえてきた

「ハッハッハ!教師に水を掛けておいて悪くないと言うか!気に入った!ワシが教えてやろう!!」


え?まって?

え?

「校長!正気ですか!?」

「本当に正気ですか!?」

「グレン君が言うのは分かるが君が言うのかね?レンジ君?」

「はい!やりたくないので!」

おーグレン先生の顔が死んでるよ

首が飛んだとでも思ってるだろうね〜

「面白い子じゃの!貰っていくぞぉ」

ちょっと待てよ俺の楽園は?どうなるんだ?

「校長先生!」

「なんじゃ?」

楽園が脅かされるなら

巻き込むしかないよね⭐︎


「コルンとシオンとタキオも連れてってください!!」


「ふぇ?」

「ハァ!?」

「え?」

三者三様に面白い反応を増してくれた


「いいぞ!それで君が来てくれるのならなぁ!」


「しゃぁ!」 


「それはそれとしてグレン君に水をかけた事は無くならんからの?」


「鬼めぇ!」






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