第7話ショーの終わり悲劇の始まり
助けてと言う悲鳴が聞こえる中俺たちはスマートフォンに目を向けていた
上手いこと撮れている
今頃姫様がみんなに配って見ているだろう
勇者一行を含めた勇者の身内が勇者の手によって殺されていく
勇者一行に家族を友人を恋人を殺された者も多いだろうこれが皆の復讐になればいいんだがな
撲殺とは全く怖いものだな
死ぬまで意識がある上に即死する可能性がゼロに近い
それに加え勇者の超人的パワーがついている
良くて気絶下手に気絶しなかったら最後絶望と痛みが同時に襲ってくる
最後まで説得しようとしてる奴がいるな
勇者の嫁か?
あいつが残っていたらフィナーレにでもしようかな
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「やめて!こないで!」
そんな事を言われても足が勝手に動くんだ
絶対に君を殺したくない
でも、意思に反して殺してしまうだから俺は逃げてくれと叫ぶすると俺の体を動かす
なぜこの世界にスマホがあるんだ?
地球にしかないはずだろ?
あぁ、そんな事を考えている間にも1人殺してしまった
どうして?どうして俺なんだ
あぁ、懐かしいな
初めて仲間が死んだ時にも思ったな
盗賊のボスに殺されたんだっけ?
どうでもいいかすぐに会えるんだから
どうせ悪魔に殺される
こいつらに殺されてしまうのなら
俺はお前達を救うために殺す
覚悟は決めた
「フルバースト!!!!!!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
おーすげぇだがそれだけだな
フルバーストとやらを使っても俺には傷はつかんがな
楽しみは取っておかなければな
さて、フルバーストとやらで彼女以外死んだのでフィナーレと行きますか
「さて勇者君お疲れ様、君が楽しく殺戮していた様は皆んなに届いているよ!よかったね?いつでも見れる様録画もしているよ!」
「俺は悪くない悪くない俺は勇者俺は勇者俺は勇者俺は勇者俺は勇者俺は勇者俺は勇者俺は勇者俺は勇者俺は勇者俺は勇者俺は勇者俺は正しい俺は正しい俺は正義」
「あーダメだね壊れたちゃった」
「ま、姫様のとこにでも持ってくか」
「そだね転移!」
俺と花梨と勇者(笑)と勇者の嫁を連れて転移した
勇者の目からはとうに光は消えていた
だが絶望はここからさらにヒートアップする
「おい姫ケーキを食う前にいいものを見せてやる」
「ひゃん!?な、なんですか!!いつきたんですか!?終わったんですか!?びっくりしたじゃないですか!ひゃん!?って声出ましたよ!?聞いてました?!!」
「姫さん情報量が多いんだよ」
「所でいいものって?」
「勇者の家族を“正常”な勇者の目の前で殺す」
「うわぁわっるい顔してるぅ!」
ここからが悲劇の開演だ
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
……To be continued
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます