第2話そろそろ鍛え始めよか

「さ、話は終わったしステータスでも見ましょか」

「ステータス……だと!?」

はい、そこ驚かない

「ありきたりだな」

「はいはい、この石に手を当ててね〜」


板がでてきた

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浦泉蓮二;男

能力:全属性、大罪

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え?これだけ?大罪ってなに?

「あー弱そうですねぇ〜」

「ほんとにな」

「でも、大罪はレアスキルですよ魔王しか持ってないスキルですからねー」

なんかこの人軽いなぁ

「つっぎはぼーくのばーん!えい」


板がまたでてきた

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井上花梨:女

能力:幻想実現

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「くっそレアスキルですね!?」

「おーなんか凄そうだな」

「使ってみるよ〜えい」

そう言った花梨の前にスマホが現れた

「なんですか?これ」

「おーすげぇスマホだ!」

「起動したよ!能力は本物だね!」

「ねぇなんですか?これ」

「ぽぽポンポン!」

「最新機種じゃん!電話できっかな」

プルルルル

「かかった!」

「すっげー優秀!!」

「だから!なんなんですかこれ!!」

「スマートフォン、通話する為の物だよ」

「やっと答えてくれましたね」

「お姫様もいる?」

「はい!欲しいです」

そろそろ行くかな?

「よっし、花梨行くか!」

「うん!蓮二行こうか!」

「どこに行くのよ?」

はぁー全くわかっちゃいない

「決まったんだろ?「レベル上げだよ!」」


「息ぴったりですわね」

「なぁ、大罪スキルってさもしかして

傲慢・怠惰・色欲・暴食・憤怒・強欲・嫉妬に関連するスキルなんじゃないか?」

「よく知ったますわね!?」

「知ったますってなんだよ!」

薄ら笑った俺を花梨はチョップした

「やめてあげなよーかわいそうじゃーん」

笑ってやるなよってお前も笑ったんじゃん

「ま、どうでもいいから行くぞ〜」

「あいあい!蓮二」

「私も行くわ!」


「はいはい」



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「草原に来て何するつもりですか?」

「鍛えんだよ」

「ふっふー唸れ私のイメージヘルフレヤー」

緩い掛け声とは逆に地獄の豪火が草原を包んだ

「こんなのなんて聞いてない………」

「俺の番だねー」

「え、ここから何かするの?」

「大罪スキル傲慢発動、大罪スキル暴食発動」

「え?何この黒いの」

「暴食行け」

黒い塊が炎を喰らい尽くした


「なんなのよこいつら…………」




「「科学と魔術の発展した世界一位だ」」



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

彼らは地球人ではございません


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