幼馴染と名前が同じ子+‪α‬との旅の話

コオリ🍊

第1話 おい、まじか

「ここはミラセフ、異界の少年達よこの世界を救ってくださいませ!」


………おい、マジか

はい、目をキラキラさせるんじゃありません

「はい!もちろん!」

言っちゃったよこの人

はぁ……なんでこんなことになっちゃったんだろ


えっと一緒に帰ってたら光に包まれて……どこから来たんだっけ?思い出せない

「おい花梨!どうしよう記憶が無い!」

「何を言ってるんだい?蓮二ボクの名前を覚えてるじゃないか?」

「なんでこんな時だけお得意の厨二病発症してねぇんだよ!!」

「あのー救ってくれないんですかね?」

えーこの人このタイミングで入ってきたよ

てか異界とか言ってたよな?なんで話通じんだよ

「簡単ですよ?私の特技なので」

おっと?このひと思考を読んできたよ?

ちょっぴりえっちぃことでも考えてみる?

「もう読まないので辞めてください!」


「姫様っぽい人と蓮二仲良くなるの早くなぁーい?」

「うるせェ花梨ちょっと黙ってろ」

どうやら俺は召喚とやらをされたらしい

文字は読めるのか?

とりあえず情報が欲しい

ま、聴くしかないよな

「おい、お姫様へんたいこの世界の文字と意味について教えろ」

「あーボクも、あ、違ったふっ我にも教えたまえ異界の姫よ!」

あーめんどくせぇ

ほんとにめんどくせぇ



「こほん、それでは説明させていただきます

わたくしはミレイ・アンブレード、ミレイとお呼びください」

「ふっ了解した我がルーティーンメモリーに記録させてもらおう」

「はい、るーてぃーんめもりーとやらにきろく?して頂きありがとうございます」

「あーこいつの言うことには反応しなくていいぞ」

「分かりましたわ」


「続けますね今、この世界は勇者によって滅ぼされかけています、だから勇者殺してくんね?」

おいおい、姫様よォ?ボロが出てんぞ?

「分かったよんで、対価は?」

「勇者を殺した場合は10億ノエル、嬲り殺した場合は100億ノエル、半殺しで持ってきた暁には王の座を上げましょう」

「おっし、乗った」

「え?」

「どうしたんだよ?」

「大半の人は嫌がるんですけどね?」

「見ず知らずの土地に召喚とやらをされて、この条件を飲まなければどうせ悪くて死を良くて放り出されるだろ?だからだ

あと、主人公をぶっ倒せるって燃えねぇ?」


「燃えるに決まってんじゃん!さすが蓮二わかってるぅ〜」


「あ、でも一つだけ条件がある」


「なんですか?」

「しないとは思うけどどちらかを洗脳もしくは奴隷化させた場合俺たちは本気で殺しにかかる」

「そんなことするわけないじゃない、めんどくさい」

「それならいいんだが」




┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

作者です

召喚時の服装は蓮二が制服

花梨がジャージです

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