第2話 逃

幼少期からあなたは出来る人だったのだろう

それは他が出来なかったとか

あなたが秀でていたとかではなく

4月生まれだから

ただそれだけだ


一概に4、5、6月生まれが出来るというわけではないが

多くはそうだろう

早生まれの子と一回り違うのだから当然だ

私もそうだった。


幼稚園保育園に上がっても

大抵のことは出来るし難易度低いとも感じていた

なぜ出来ないかも分からず

褒めてくれる先生、保護者方にまとわりついてた

あなたも例に漏れず出来る側からスタートしたのだろう



それによって褒められる

自分は出来ると感じる

出来る自分は偉くて出来ない友人は偉くない

そう、思っていたのだろう


わかる

わかるからこそ血反吐がでそうだ



あなたはどう感じていたのだろう

小学校に上がりまた多くの人と触れ合うことで

変わったのだろうか

それとも勉強という新たな評価が出てきたのだろうか


井の中の蛙大海を知らず

あなたの為にあるような言葉だ

広い世界を知って初めて自分の小ささを知ったのだろう


自尊心の塊

自分で自分を肯定し盲目的な思考で満足する


あなたのツイートを見るといつも思う

コミュニティの築き方もそう

最近はそうでもないが少し前はひどかった

露骨に表れていたように思う


自分が出来ないことを出来るものが羨ましく

嫉妬心にさいなまれる前に逃げる

逃げることしかできない


最近、といっても改善がされているわけではない

後から気づいて反省するだけ

そこに改善の色は見られない。



さて紡いでるこっちが不愉快になってきた。

ここらで閉じよう

それではまた次回

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