第3話 私の行動
全てに気づいた私は行動に出る事を決意した特に私は初めての友人初めての親友をいじめた事、私が理由で暴力を振るわれた事が許せなかった。
だから私は先生で有る北川(きたかわ)先生に平野君が笑美ちゃんにやっている事を報告し平野君には笑美ちゃんにやっている事をやめる様に頼んだ。
優「平野くん」
平野くん「あ?」
優「もう笑美ちゃんを虐めたり暴力しないで」
平野くん「お前に関係ねーじゃん」
優「どうして関係ないの?」
平野くん「お前に言われて辞めるなら山岸は先生に言うだろ」
優「北川先生には私が平野くんが笑美ちゃんにしてること言ったよ」
平野くん「は?このチクリ女が!」
こうして平野くんは一切笑美ちゃんにして居る事を反省しなかった。
だけど一番の間違えや行動をして居たのは私自身だった。
北川先生は助けてなんかくれなかった。
優「北川先生」
北川先生「どうしたの、優ちゃん?」
優「先生助けて」
北川先生「何があったの?」
優「平野くんが笑美ちゃんを虐めるんです。笑美ちゃんが耳が聞こえないの馬鹿にしたろ暴力してるの」
北川先生「優ちゃん。そんな嘘をついたらダメでしょう?」
優「嘘じゃない!」
北川先生「平野くんがそんなことするわけないでしょ?」
そう。
平野くんは地元の有名塾に通って居てその塾でも成績優秀生徒で小学校一年生にして平野くんはもう既に小学校5年生の勉強をして居て学校でも成績優秀者だったのだ。
だから北川先生を含めてどの先生も平野くんの事は厚く信頼していて平野くんが何をしても「平野くんは成績優秀だからストレスも溜まるんだよね」庇うのだ。
その時私は悟ったのだ。
この小学校には仲間も助けてくれる大人もいないんだ。
だったらたかが小学校一年生の優に何もできるわけないじゃないか。
優は諦めてしまった
だけどそんな時廊下を悲しげに歩いて居た優に笑美ちゃん近寄ってきた。
笑美ちゃんはメモ帳を見せてきたのだ
「優ちゃん、北川先生に私のこと伝えてくれたんだね。平野くんにも言ってくれたんだね」
「ありがとう」
と。
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